( 310704 )  2025/07/26 03:56:51  
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TBS系報道番組「報道特集」が26日の放送で、参政党のメディア排除について取り上げることを告知した。

参院選の結果や報道機関との関係がテーマで、参政党が番組内容に対して抗議を行い、BPOに申立てをする意向を示している。

一方、番組側は公共性を強調し、社会的な問題提起を行ったと説明している。

特に、参政党によるメディアへのアクセス拒否が焦点となっている。

これに関連し、20日には選挙特番中に議論が展開された。

「報道特集」は19日に特番放送のため休止している。

(要約)

( 310706 )  2025/07/26 03:56:51  
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TBS外観 

 

 TBS系報道番組「報道特集」(土曜午後5時半)の公式X(旧ツイッター)が24日、更新され、26日の放送の前半は「参政党の”メディア排除”を問う」との内容を放送することが告知された。 

 

 公式Xでは、「参院選の結果、与党が過半数割れの一方、大躍進を果たした国民民主党と参政党。選挙区で何が起きていたのか? そして選挙後、公の党でありながら一部の報道機関の会見取材を拒否したのはなぜか?」と記し「参政党の”メディア排除”を問う」と予告した。 

 

 「報道特集」をめぐっては、今月12日放送の特集「争点に急浮上~外国人政策に高まる不安の声」をめぐって、参政党が「選挙報道として著しく公平性・中立性を欠く内容が放送されたことを受け、番組の構成・表現・登場人物の選定等が放送倫理に反するものであるとして、TBSに対して厳重に抗議し、訂正等を求める申入書を提出しました」などと公表している。 「報道特集」も公式サイトで番組名義の見解を公表。「今回の特集は、参政党が支持を伸ばす中、各党も次々と外国人を対象とした政策や公約を打ち出し、参院選の争点に急浮上していることを踏まえ、排外主義の高まりへの懸念が強まっていることを、客観的な統計も示しながら、様々な当事者や人権問題に取り組む団体や専門家などの声を中心に問題提起したものです。この報道には、有権者に判断材料を示すという高い公共性、公益性があると考えております」と説明されている。 

 

 参政党側はこの対応を不服として「当党と放送事業者との間で、BPO放送人権委員会の申立要件にあたる「相容れない状況」が生じたと判断し、正式に同委員会への申立てを行うことといたしました」と表明している。 

 

 また、20日のTBS系選挙特番では、スペシャルキャスターの爆笑問題太田光と神谷代表が、この問題に加え、番組キャスターの山本恵里伽アナウンサーの意見表明をめぐって、SNS上で個人攻撃を受けていることについて、議論となる一幕もあった。 

 

 「報道特集」は、19日は特番「音楽の日」のため、番組が休止されていた。 

 

 

 
 

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