( 310834 )  2025/07/26 06:26:43  
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トランプ米大統領は24日にFRBの本部改修工事を視察し、金利引き下げを再度求めました。

工事費用の増加を問題視し、FRBへの圧力を強める異例の行動です。

FRBは29、30日に金融政策を決定する会合を開き、金利据え置きが予想されています。

パウエル議長は高関税措置の影響が数ヶ月後に顕在化すると述べ、利下げには慎重な姿勢を示しています。

(要約)

( 310836 )  2025/07/26 06:26:43  
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トランプ米大統領(左)とFRBのパウエル議長=2017年11月、ワシントン(ロイター=共同) 

 

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は24日、米連邦準備制度理事会(FRB)本部の改修工事を視察した。同行したパウエル議長の隣で記者団の取材に応じ「金利を引き下げてほしい」と改めて求めた。トランプ氏は、工事費用が当初より膨らんだことを問題視し、大統領による直接訪問という異例の対応でFRBへの圧力を強めた。 

 

 FRBは29、30両日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。5会合連続で主要政策金利の据え置きを決める公算が大きい。パウエル氏は、トランプ政権の高関税措置は「6~8月ごろに影響が表れると予想している」と述べ、早期の利下げに慎重な構えを維持している。 

 

 

 
 

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