( 310914 )  2025/07/27 03:04:23  
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九州電力の玄海原発(佐賀県)で、原子力規制委員会がドローン3機の敷地内侵入を確認した。

これは運転に影響を及ぼす可能性がある核物質防護情報の通報を受けたもので、設備には異常はない。

ドローンの操縦者や飛行経路は不明で、佐賀県警が捜索を行っている。

原発周辺でのドローン飛行は法律で禁止されており、核物質防護情報の通報は非常に稀である。

放射線量に異常はなく、住民避難の必要はないとのこと。

玄海原発では現在、3、4号機が営業運転中で、4号機は定期検査に入る予定。

(要約)

( 310916 )  2025/07/27 03:04:23  
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九州電力玄海原発=佐賀県玄海町 

 

佐賀・玄海原発 

 

 原子力規制委員会は26日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の敷地内にドローン3機が侵入しているのが確認されたと発表した。九電から、運転に影響を及ぼす恐れがある核物質防護情報の通報を受けた。設備に異常はなく、外部環境への影響もないとしている。ドローンは敷地内から飛び去っており、誰がドローンを操縦していたかや具体的な飛行経路、意図などは分かっていない。佐賀県警が機体の捜索を急いでいる。 

 

 原発敷地内へのドローン侵入は極めて異例。原発と周辺地域の上空でのドローン飛行は法律で原則として禁止されている。 

 

 規制委によると、核物質防護情報は原子力施設への侵入など運転に影響を及ぼす恐れが生じた場合に通報され「非常に珍しい」としている。 

 

 同県唐津市に入った情報では、周辺の放射線量に異常はない。住民避難などの対応も取らないとした。 

 

 規制委によると、通報があったのは26日午後9時ごろ。玄海1、2号機は廃炉作業中で、3、4号機は営業運転中。4号機は予定通り27日から定期検査に入る。 

 

 

 
 

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