赤沢亮正経済再生担当相は、NHKの番組で日米関税交渉合意に関する共同文書作成に対し「今、作るとまずい」と否定的な見解を示した。引き下げに時間がかかる可能性や、米国の閣僚やトランプ大統領との確認作業が合意内容に影響を及ぼす可能性についても警告した。これに対し、25日の石破首相との会談では、与野党7党首が解釈の違いが生じる懸念を訴え、合意文書の作成を求めた。 (要約)
赤沢亮正経済再生担当相は27日放送のNHK番組で、日米関税交渉合意に関する共同文書作成について「今、作るとまずい」と否定的な考えを示した。関税引き下げに時間がかかる可能性があると指摘。米閣僚とトランプ大統領の間で確認作業が生じ、合意内容に影響を与えかねないとの認識も示した。
石破茂首相と与野党7党首らによる25日の会談では、各党党首から、日米で合意を巡る解釈の違いが生じる懸念があるとして合意文書を交わすべきだとの要求が出ていた。