( 311943 ) 2025/07/30 07:37:09 2 00 日銀は“利上げしたいが円高は困る” 米FRBは“ドル安で利下げできない” それぞれが抱える金融政策の「ジレンマ」TBS CROSS DIG with Bloomberg 7/29(火) 13:02 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/1afa83e02b9b93d2e7f72dc98682a59e8edd256a |
( 311944 ) 2025/07/30 07:37:09 1 00 TBS CROSS DIGの番組では、参院選での与党の大敗や石破総理の続投表明、日米関税交渉の合意など、政治経済の変化が議論されています。 | ( 311946 ) 2025/07/30 07:37:09 0 00 TBS CROSS DIG with Bloomberg
参院選での与党大敗、石破総理の続投表明と"おろし"論の活発化、そして日米関税交渉の突然の"合意"。
めまぐるしい政治経済情勢の中で、今週は日米の中央銀行による金融政策決定会合が控えています。日米関税交渉で15%という数字が出たものの、実体経済への影響はどうなるのか?そして弱体化する石破政権をマーケットはどう見るのか?大和証券チーフエコノミストの末廣徹氏は、日米両中央銀行の動向を先読みするにあたって「ジレンマ」というキーワードを挙げます。
■市場が見る「日米合意」の評価と金利動向
まず、日米関税交渉の合意を受けて、市場はどう反応したのでしょうか。末廣氏はまず「合意を好感し、株価は急騰しました。特に自動車関税の税率が25%から15%に引き下げられたことは、ポジティブに受け止められました」と指摘。
一方で、「それでも15%という関税は無視できない水準。また、日本側に求められた5500億ドルの投資という条件も厳しいものです」と指摘。日本によるアメリカへの投資スキームは判然としない部分がありますが、末廣氏は仮の話として「国内で使われるはずだった巨額の投資資金が米国に行くとなると、国内投資にとっては大きな機会損失になる」と懸念を示します。
また債券市場では、交渉合意後に日本の金利が大きく上昇しました。末廣氏はさらに丁寧に見るために国債を年限別に3つに分解して上昇の背景を次のように指摘しました。
(1)まず最も流動性が高い10年国債については日米関税交渉の合意によるリスクオン的な動きによって売られ、金利が上昇
(2)超長期金利も石破首相退陣報道による財政拡張的な政権発足の可能性が浮上したことで上昇
(3)短・中期債は先行き不透明感の低下による日銀利上げ観測の高まりでの上昇
■FRBのジレンマと今週のFOMC
こうしたなか今週FOMC(連邦公開市場委員会)を開催する米FRB(連邦準備制度理事会)は難しい立場に置かれています。末廣氏によれば、FRBとトランプ政権が抱えているのは「通貨安と金利高」というジレンマです。
「ドルの弱さはFRBにとって問題があります。それは、関税の影響が増幅されるからです」と末廣氏。「仮にドル高円安だったら、日本から米国に安く輸出してあげることができます。円建てで決算する日本としては、円安であればドルベースでディスカウントしても円ベースでトントンだったらOKとなる。日本企業が間接的に関税を払ってあげるイメージです」
ところが、逆にドル安になると、日本企業は安く輸出しづらくなり、米企業や消費者の関税負担が増す可能性が高まります。これはトランプ政権としては関税政策を有効に機能させるためにも避けたい動きだと指摘します。
「ただ、アメリカは現在も金利がとても高い。これは利払い費増と財政悪化につながります。政権は財政のことを考えるとFRBに利下げをしてほしい。高金利はは経済や株価にストレスになるため、FRBもできれば利下げをしたい立場と見られますが、ドル安を考えるとそう簡単には利下げできないというジレンマの状態です」
市場は今週のFOMCにおいて、利下げの可能性はほぼ0%と想定しています。「おそらく利下げを主張するのはウォーラー理事1人だけでしょう」と末廣氏は予想。そのうえで注目される会見において「パウエル議長はニュートラルな立場を意識してくると思われます。なぜなら、ドル安を招くようなハト派的な発言はやりにくいからです」と予想します。
■「日銀は"ハト派ほど怪しい"」利上げしたいが円高が困る
FOMCに続いて7月30、31日に開催される日銀の金融政策決定会合。TBS経済部の取材では日銀内部からは「関税率の不確実性はなくなったが、それが経済にどう影響するかの不確実性は残る」「製造業で米輸出企業は実は多くない。円安もあって15%はカバーできる範囲内」といった声が聞かれました。
これを踏まえて末廣氏は、日銀も“ジレンマ”に直面していると言います。それは「利上げをしたいが、円高になるのは困る」ということ。
日銀は金利の正常化、つまり利上げを目指したいのが本音ですが、日米金利差が縮小すれば円高進行のリスクがあります。円高は輸出企業の収益を圧迫し、日米関税交渉で妥結した15%の関税の影響をさらに深刻化させかねません。
このため、末廣氏は植田総裁の会見のポイントについて次のように解説します。
「私は植田総裁の発言が『ハト派ほど怪しい』」と見ています。当面は利上げに慎重なハト派的姿勢を示すことで、市場に円安を促す。そうして円安が進めば、将来的に利上げをしやすい環境が整うため、ハト派的な発言こそが次の一手への布石かもしれない、というわけです」
日米の関税“合意”や日本の政局が複雑に絡むなか、“ジレンマ”を抱えるFRBそして日銀。今週の会合でどんなシグナルを発信するのかさらに注目していきましょう。
※この記事は28日(月)に配信された「The Priority」の内容を抜粋したものです
TBSテレビ
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( 311945 ) 2025/07/30 07:37:09 1 00 この記事には、日本の経済や金融政策、特に円安と円高に関する意見が多岐にわたって書かれています。
1. **輸出 vs 内需**: 日本の経済は輸出依存度が低く、内需が主であることが強調されています。
2. **日銀の政策への批判**: 日銀に対する不満が目立ち、特に利上げをためらっていることや、政策が輸出企業優先に偏っているとの指摘があります。
3. **生活への影響**: 円安が物価高を引き起こしているとの意見が多く、一般生活者の視点からは、円高の方が生活が楽になるという意見が多く見られます。
4. **経済学の理論と現実の乖離**: 利上げとインフレに関する古典的な理論が今の経済環境で通じるのか疑問視する声もあり、多くの人が現実の経済状況を考慮した新しいアプローチが必要だと考えています。
5. **政府の選択肢**: 財政赤字の管理について、国債の発行や支出の見直しを迫られる現状が示されており、通貨政策に繋がる複雑な問題が提起されています。
6. **国民の声が無視されている**: 大企業優先の政策が国民生活を困窮に陥れているとの意見が強く、もっと国民目線での政策が必要だとする声が多いです。
(まとめ) 全体として、円安が生じている現状に対して、内需優先の視点からの批判が多く見られ、日銀の政策が企業の都合を優先しているとの意見が強い。 | ( 311947 ) 2025/07/30 07:37:09 0 00 =+=+=+=+=
日本の輸出比率は全産業で20%にも満たない。約80%が内需企業です。金融その他はあるにせよ、多くの日本人は円高の方がいろいろと支出できるので生活が豊かになる。賃上げと簡単に言うが、原材料高騰、人材不足などの費用負担が大きく、中小零細企業にはもうムリが生じて来ている。米国がドル安を望むなら円高が進行し良い事ではないか。日銀が円高を容認すればすべてが済むこと。
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金融関係の人は机上の技術的な議論で遊んでる感がある。彼等は、インフレや円安で相場が荒れた方が出番が出るので好都合なんだろう。 一般の国民は、そんな世界とは別なところに住んでるので、生活に関わる死活問題だ。日銀には、原点に戻って自分達の責務が何なのか?当たりもしない予測を辞め、説得力の無い言い訳せずに、現状に即して速やかな対応をして欲しい。
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まあ今はユーロ等に比べて、円とドルが2人負けしてるような状況ですからね。この2つの通貨が世界水準に比べて安くなっていっているというか。
日銀が利上げできないのは円高を恐れているからではなく利払いを恐れているからでしょう。アベノミクスの成果として10年かけて日銀を利上げできない体質にしたんですから、それを戻すのには相当時間がかかりますよ。
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日銀は”利上げしたいが債務超過は困る”米FRBは”インフレ高止まりで利下げできない”が正解ですね どちらもクリティカルなので、短期的にはドル高円安も円高ドル安もあるだろうが、最終的にはドル安円安という法定通貨自体の減価になるでしょう
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確かに輸出企業の多い日本にとって円高は喜ばしくないが、今の円安は行き過ぎている。円高に傾けては物価も下がる。今は利上げして円高に振るのが得策だと思う。
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15%の関税分を円安で帳消しにしようとする場合、輸入物価の上昇でガソリン、電気、食料品等の値段が上がり、結局負担を被るのは日本国民。 関税分を価格に上乗せすれば、米国内物価が上昇して負担するのは米国民。競争力低下は全般のインフレで吸収される。 関税分を輸出業者(製造業)が被って価格を上げないなら、負担は製造・販売業者。企業努力といっても人員削減や給料の抑制が含まれる。 トランプ政権は15%程度の関税なら、相手国民や相手製造業の負担になると見ているのだ。
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昔の経済学だと、 インフレ抑制→金利引き上げ なのですか、この理屈が今通用するでしょうか? インフレが進み過ぎてから利上げしたらどうなるか? これを実験してみるしかないんでしょうか。 インフレ=悪、デフレ=悪 という訳では決してない。 日本に特徴的な視点は「どうしたら貯め込まれているお金が良く回るようになるのか?」ということですが、さあ、知恵者の皆さん、よくよく考えてみてください。
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まず、原材料が国内生産でボルト1本ネジ1本から全ての生産企業が輸出してるのなら円安の方が良いが違うからね 原材料は輸入です 2割程度の輸出企業の為に内需8割犠牲になっていると言っても良い
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こうなった時点で政府には3つしか選択肢がなくなる。 国債の利払い以外の支出を減らして財政赤字を減らすか、あるいは支出を減らさずに国債を増やし続け、国債価格を下落させるか、中央銀行に紙幣印刷で国債を買わせてインフレと通貨安を引き起こすかである。
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FRBの責務は物価と雇用であって、貿易額ではない。 ドル安の懸念なんて本当にしてるんだろうか。 関税によるインフレはこれから現れて来て、間違いなく長期化する。 そして雇用の悪化はインフレの後に来る。 年内の利下げは0か1回。0の方が可能性は高いと考える。
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日銀は国債市場で買い不足を補う為国債買いを進め国債発行残高の過半を保有して来たが円キャリー取引で円安加速し慌てて買い取り縮小したら買い不在と成って又買い取り縮小の緩和のドタバタ劇。ここで利上げして待ち構える減税 積極財政(高市政権)の国債増発は国債価格下落した時格下げ懸念、
日本国債が格下げ * 財政悪化の悪循環: 利払い費の増加は、さらに財政状況を悪化、新たな格下げや金利上昇の悪循環 2. * 国債の格下で日本企業の格付引下 * 企業格下げ金利上昇、企業負担増 * 日本国債の格付けがBBB格にまで下がると、日本企業の外貨資金繰りが深刻、調達コスト上昇、調達困難。 * 海外の金融機関が邦銀との取引「ジャパンプレミアム」が発生し、邦銀の外貨調達が困難 3. 欧米では運用対象をA格以上と規定している年金基金も多く自動的に売却 * 国債の利回り急騰金融市場全体の混乱、円安加速
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周回遅れみたいな記事ですね、円安物価高で苦しんでる国民生活は無視ですか?
もうそんなのんきなことを言ってる場合ではない、輸出企業だけで日本経済が成り立ってるわけでもない
円の実質実行為替レートはドル/円が360円の時代より安くなってます、国内の経済は持ちこたえられないですよ
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1ドル115円をベースに考えれば、15%オンした132円ぐらいまでは許容範囲では? 今の140円台後半の為替レートは利上げするには充分余力がある円安状態だと思いますけど。
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日銀は円高が困るって話だが、適正額っていくらなんだろう? 115円から188円までいろんな意見があって素人には分かりにくい。 が、円安が物価高を生んでいるのは間違いない。 物価高以上に給料が上がれば問題ないが無理だろうな。 うちの会社、一応一部上場会社の子会社なんだけど、親会社が給料を上げる気がないから上がることは今後もないだろうww
▲6 ▼2
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証券会社のエコノミストは株価の上下しかみてないから国民目線とは乖離している。そろそろ超円安は終了させるべき。企業は為替に頼った経営をして世界の革新から後れをとった反省をしたほうがよい。
▲24 ▼9
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日銀もFRBもかれこれ半年近く政策金利を変えてませんので、つまりは今の金利が適正金利だということになります 今後の日米金利差は縮まるかもしれないし、開くかもしれない そものもが日銀が利上げ方向で、FRBが利下げ方向といつまでも思ってるのは日本国民とトランプだけです
▲4 ▼3
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記事の日本の立場が少し変では。日本は円高にしたいが、利上げはしたくないが本音だと思う。確かに円高は輸出産業には、負荷がかかるが国内目線だと歓迎される。利上げは政府の借金、住宅ローンの観点、景気減速、などいろいろ困ることが多い。本当は利上げはせずに円高にしたいはず。
▲8 ▼1
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今からの円高なら容認すべき。輸入価格下がりインフレ圧力低下。したがって日銀は利上げの絶好のチャンスだと思うが関税不況による景気悪化も懸念されるとやるにもやれない。
▲36 ▼8
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関税と円高のダブルパンチは厳しいので、当面は円高を避けたいところじゃないかな。中長期ではもう少し円高を目指したいところだと思うけど、無理する必要はないね。
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▷「利上げをしたいが、円高になるのは困る」
円高になるのは困るって 輸出企業はそうだけど 輸入企業は円高の方がいい訳で・・・ 物価高に苦しんでいる人だって 円高の方が良いのでは? 日銀は 輸出企業優先で政策金利を決定するとしたら 疑問を感じます
▲29 ▼11
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日銀はトランプの圧力があるから、利上げせざるを得ないだろう。FRBもパウエルがやらなくても、任期が終われば、次期総裁が利下げする。やるか、やらないかは総裁の気持ちひとつ。
▲12 ▼6
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円安超低金利で利益を上げているのは既得権益者達の輸出企業のみ、僕ら一般国民は超円安物価高で苦しみ放題、こんな輸出企業重視で一般国民苦しめる政党議員や財務省、日銀は全て解体されて新たな党が出て来て生まれ変わった方がいいに決まってる!
▲11 ▼0
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円安でもいいから、儲かってる会社が給与、設備投資、仕入れ価格の見直しなどお金を回して日本経済を良くしてくれれば良い。
▲10 ▼14
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140円台は十分円安だよ 植田日銀は慎重し過ぎてもう手遅れに 物価の番人であるべき、日銀はいつまで円安・物価高放置するんだよ
▲48 ▼7
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あくまでも、車産業のための日銀。利上げしたいが?やれば良い!! しない、できないのは、失敗や圧力、自身の権力と保身以外ない。 物価高より車産業のための日銀です
▲6 ▼0
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日銀は円高はこまらないでしょう。「今は円安が困るが利上げはしたくない」でしょう。これだけインフレになって困っているのだから。
▲14 ▼1
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輸出企業を助けて、国民の生活を困窮させているのが今の円安 日銀は通貨と物価の安定という本来の役目を放棄したに等しい
▲2 ▼0
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金の減りが速いんだよ。いい加減にしろ。労働価値を返せ。今年はスイカも高くて食べられない。
▲6 ▼1
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関税が上がるなら円高に持っていかないとバランス取れないのでは?
▲2 ▼2
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どっちにしろ債務超過なんですよ。 中央銀行システム破綻して、金本位制復活。金融リセット、通貨評価替え。
▲3 ▼1
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148.5!まだ円安くなって欲しい?日本の価値を高めるよう円高が正しい道だ!
▲3 ▼0
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ま、輸入に頼る飲食店や小物店のダイソーなんかは、まだ数年は苦労するということかな。
▲1 ▼0
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160円という贅沢は言いませんが150円あたりで安定するのが 日米私間では好ましいラインであろうと考えます
▲9 ▼66
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すべて企業主体の論理ですね!国民つまり一般消費者の論理ではない!
▲23 ▼0
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日銀当座預金の付利で天下り先に補助金出したいというだけだから。
▲0 ▼0
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日銀政策はこれから出てくるトランプ関税の影響による
▲0 ▼0
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大企業>国民
▲27 ▼0
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さっさと金利上げておかないからこうなってるんじゃない。
▲4 ▼0
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利上げすれば円高になるとか妄想だな、為替なんて都合よく動かんよ
▲1 ▼7
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円安だから関税高いのわかってる?
▲6 ▼3
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