( 312179 )  2025/07/31 06:33:46  
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7月29日に放送された『はじめてのおつかい』では、所ジョージさんと森口博子さんが司会を務め、東京ディズニーシーでの“おつかい企画”が物議を呼んだ。

番組では、4歳の女の子が母親の頼みでおつかいに挑戦する様子が描かれたが、混雑したディズニー内での演出に対し、視聴者からは多くの否定的な意見が寄せられた。

安全面や子どもを1人で歩かせることへの反発も背景にあり、時代に合わせた番組制作の必要性が指摘されている。

(要約)

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『はじめてのおつかい』で司会を務めた所ジョージ 

 

 7月29日放送の『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)で、東京ディズニーシーを舞台にした“おつかい企画”が物議を醸している。 

 

「子どもたちの初めてのおつかいに密着する、言わずと知れた人気特番です。今回の司会は所ジョージさんと森口博子さんがつとめ、ゲストに蒼井優さんや石原良純さんが迎えられました。その中で話題となったのが、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』が大好きな4歳5か月の女の子の奮闘でした。2度目の訪問となった東京ディズニーシーで、母親からおつかいを頼まれたのです」(芸能ジャーナリスト) 

 

 ミッションは、家族で昼食をとり、父親がトイレのため席を外したあとからスタートしたという。 

 

「母親が、汗っかきの弟の体が温かくなってきたと報告。すると女の子は、水に濡らして使う冷感タオルを買って来ると、自ら言い出したのです。ただ、これは前日に『あると便利だね』と刷り込んでおいたもので、仕込みは“万全”でした」(前出・芸能ジャーナリスト) 

 

 さらに母は娘に、ピーターパン好きの父親の誕生日プレゼントとしてTシャツも追加依頼。直後、女の子は1人で行くことを嫌がって涙していたものの、母親の説得もあり、意を決しておつかいへ。混雑する園内を歩き、お目当ての品物をなんとか購入して完了となった。 

 

 ところがX上では、「夢の国」での前代未聞のおつかいに否定的な声が目立った。 

 

《ディズニーでおつかいはないわ…非日常空間じゃん。普通に楽しませてあげて》 

 

《あんなに人が多いところでやるのは迷惑すぎる》 

 

《あの場所でやらせなくても》 

 

《ディズニーではじめてのおつかいはありえない》 

 

 など、厳しい意見が相次いだ。こうしたコメントが寄せられる背景について制作会社ディレクターはこう語る。 

 

「ただでさえ混雑する園内で、幼い子どもが1人で歩き回る様子を撮影するのは至難の業。迷子と勘違いする客がいてもおかしくありません。撮影隊の動線も周囲に迷惑をかけかねず、慎重な演出が求められますね」 

 

 じつは2018年にも東京ディズニーリゾートで、はじめてのおつかいが実施されている。 

 

「そのときは、東京ディズニーリゾートに生まれたときから通い詰めているという当時4歳の女の子が、ひいおばあちゃんのために、おめかし用の蝶ネクタイを買いに行くというものでした。そのときもディズニーの協力のもと撮影が安全におこなわれました。しかし時代状況は変わりつつあり、そもそも“子どもを1人きりで歩かせる演出”への反発も出てくるようになりました」(前出・制作会社ディレクター) 

 

 時代に合わせた番組づくりが必要なのは間違いない。 

 

 

 
 

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