( 312241 ) 2025/08/01 03:27:45 0 00 田崎史郎氏
政治評論家の田崎史郎氏が31日、TBS系「ひるおび!」で、ガソリン暫定税率の廃止について、年内廃止の方向であることに言及。協議体の場に野党だけではなく自民、公明も参加することに、自民党のキーマンの名前を挙げた。
番組ではガソリン税暫定税率の廃止で与野党が合意したことを取り上げた。廃止することで減税となるが、暫定税率廃止の合意文書には「財源確保、流通への影響、地方財政への配慮などの課題を与野党合意の上」と書かれており、協議体で必要な対策を議論すると盛り込まれている。
この財源などを話し合う協議体について、田崎氏は「協議体に誰が出席するかなんです」と言い、自民党は「税制調査会長の宮沢洋一さんが出席する」と説明。「この人は税制の本当のプロ中のプロなんです」と言い「ガソリン暫定税率廃止する代わりに、1・5兆円をどこからか持ってこないといけないでしょ?という議論に引き込んでいく」と宮沢氏が議論をリードしていくと予想。「レベルが違いますから、税制に関する。悪いけど。宮沢さんの方が遥かに上なんです」と野党の出席者と比較し、「レベルが違う」とまで言い切った。
これに恵俊彰は「宮沢さんのペースになってしまう?」と確認すると、田崎氏は「宮沢さんがレクチャーしながらやっていくと、それはそうだねって。論理の世界ですから」とコメント。恵が「説得させられてしまうかも?」と言うと「そうです。減税やるはずが、最後になってみたら増税も結構あるね、なんてことになるんじゃないか」と言い出し、スタジオからは「ええ~?」など驚きの声も上がった。
恵は「これを下げるから、どっかの税金を上げようと?」と重ねて質問。田崎氏は「例えば法人税を上げるとか。ガソリン暫定税率なくしても新たな税金を作っちゃうとか。素直に1・5兆円を生み出すのは増税以外にないと思う」とも話していた。
宮沢氏は「103万円の壁」問題の際に、自民、公明、国民民主の3党協議で、123万円を提示。“ラスボス”とも呼ばれている。
|
![]() |