( 312329 )  2025/08/01 05:10:55  
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奈良市議選で初当選したへずまりゅう氏が、日本国旗にバツ印が付けられた写真を見て強い怒りを表明した。

彼は、外国の国旗を傷付けることに対して厳しい法律がある一方で、自国旗へのリスペクトが軽視される現状に疑問を抱いている。

SNSでは様々な意見が集まり、日本の法律や国旗に対する国民の意識について議論が交わされている。

へずま氏は法改正を訴え、自国への敬意を強調した。

 

 

(要約)

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奈良市のへずまりゅう議員(2023年7月撮影) 

 

 2025年7月20日に投開票の奈良市議選で初当選したへずまりゅう氏が7月30日、Xで「日本国旗への『バツ印』」をめぐる怒りをあらわにした。 

 

■「自国への敬意よりも他国を優先するのか」 

 

 かつては「迷惑系YouTuber」として活動し、窃盗容疑や威力業務妨害などで逮捕・起訴されて有罪判決を受けていたへずま氏。一方で、24年1月に発生した能登半島地震でボランティアを行ったことを契機に改心し、現在は奈良公園で鹿に危害を与える観光客に注意喚起する活動などを行っている。 

 

 6月下旬に奈良市議選への無所属での立候補を表明し、3位で当選した。 

 

 へずま氏は30日、東京都・渋谷駅前に、大きなバツ印が付けられた日本国旗が掲げられた写真を添え、「本当に腹が立つ 」と率直な思いを明かした。 

 

 「日本国旗への『バツ印』は法的に問題は無くて外国の国旗を傷付けたら『外国国章損壊罪』になるなんておかしいだろ。自国への敬意よりも他国を優先するのか。先代の方々にこんなの見せれないな」 

 

 外国国章損壊罪を定めた刑法第92条の条文では 

 

「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、2年以下の拘禁刑又は20万円以下の罰金に処する」 

  「前項の罪は、外国政府の請求がなければ公訴を提起することができない」 

 

と説明されている。 

 

 へずま氏の投稿には、「どの国も自国ファーストなのに 自国ファーストじゃない日本ってどう考えてもおかしいよな 」「そこまで怒る理由が分からん。もちろんいい気はしないが、その程度の存在 」など、さまざまな声が寄せられた。 

 

  「外国国章損壊罪」について、「国内でこんなことが起こるとは思っても見なかったんでしょうね。国民はすべて日本を誇りに思っていることが前提のようです。こういう盲点が日本の法にはいくつもありそうです。いい国だったんでしょうね。取り戻したいですね 」「日本人が日本国旗に先人達に敬意を評し大切にすることは明文化するまでも無い事であり、自明の理なのです。他国の国旗の保護は、敵国であれど文化を尊重し必要な最低限の折り合いはつけなさいという事なのです 」と説明するコメントもある。 

 

  へずま氏はサブアカウントでも、「これ酷すぎるでしょ。日本が舐められています。これは法改正すべきだ 」と訴えた。 

 

  その上で、「外交関係が悪化するという理由があるみたいだけど何で日本が我慢する必要があるのか 」と疑問をつづっている。 

 

 

 
 

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