( 312635 )  2025/08/02 05:15:37  
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自民党の小野田紀美参院議員が、メディアによる自身の「キャッチフレーズ」に異論を唱えた。

彼女は非公開の懇談会の内容が漏れ、「辞任を迫る声」として報じられたことに対して不満を表明。

さらに、キャッチフレーズがダサいとし、自身を「保守のマドンナ」とされることに困惑を示した。

小野田議員は、自身は保守主義者ではなく、単に愛国者であると繰り返し述べており、過度な注目を避け、真摯に仕事に取り組んでいることを強調した。

(要約)

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小野田紀美参院議員。防衛政務官などを歴任している(写真:ZUMA Press/アフロ) 

 

 自民党の小野田紀美参院議員が2025年7月31日にXを更新し、メディアにつけられた自身の「キャッチフレーズ」に対して異論を唱えた。 

 

■「こっちまですべってるみてーになろーが」 

 

 発端となったのは、自民党内で行われた非公開の懇談会の内容を「イット!」(フジテレビ系)やフジ系のニュースサイト「FNNプライムオンライン」が報じたこと。 

 

 その中には「8月末とは言わずに、政治空白を作らないためには即座に辞任をすればいい話」と、石破茂首相に辞任を迫っていると思われる女性議員と思われる声が入っており、ネット上では小野田議員の発言なのではないかという指摘が集まっていた。 

 

 小野田議員はこの報道について29日にXで言及し、「非公開の会議を盗録したあげく、マスコミに売るような人間が我が党の関係者にいるということが確定したようで。呆れ果てております。残念です」とコメント。このポストを「週刊女性PRIME」が小野田議員を「保守のマドンナ」と紹介しつつ、報じていた。 

 

 小野田議員は31日に「まーた懲りもせずどこかのマスコミが私に変なキャッチフレーズみたいなのをつけた記事書いてるようですが...ダサいキャッチ付けないで欲しいですよほんとに」と苦言を呈し、「保守でもねーしマドンナでもねーんよ。巻き込まれてこっちまですべってるみてーになろーがセンスどねなっとんな」と批判した。 

 

 なお、小野田議員は以前にも「自民党のマドンナ」と報じられ、22年6月20日にXで「取材力があまりにも欠如してますね。自民党の暴れ馬って言われた方がまだしっくりくるでしょうよ」とつづっていた。 

 

 さらに小野田議員は、「保守じゃないは度々言ってますからね」と、23年6月1日に投稿したポストを引用。その中で、「前から度々言ってますが私は保守じゃないです」と明かし、「コツコツ仕事がしたいだけで目立ちたくないし、過度に持ち上げられて偶像崇拝の玩具にされるのも嫌」とつづっていた。 

 

 また、20年9月14日にも「ネトウヨとか保守議員とかよく言われるのがずっと引っかかってまして...」「勘違いされてる方がいたら申し訳ないので改めて申しますが、私は別に右でもないし保守でもありません。当然左でもないですが...。ただの愛国者です。特定の思想は持っていません。全て自分で考えての是々非々です」と、「保守議員」と呼ばれることへの困惑を明かしていた。 

 

 小野田議員は「人を勝手にカテゴライズして勝手に偶像作り上げて勝手に幻滅してる人度々お見かけしますが、私は昔も今も全く変わらず、ただ目立たずまっすぐ仕事をしたいだけです」と結んでいた。 

 

 

 
 

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