( 313096 )  2025/08/04 03:16:19  
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埼玉県行田市で、マンホールに4人の男性作業員が転落し死亡する事故が発生しました。

作業員が転落した際、硫化水素濃度が国の基準値の15倍を超えていたことが明らかになり、転落防止の保護具や酸素供給マスクが用意されていなかったことが問題視されています。

亡くなった作業員は全員が同じ下水道調査会社の社員で、41歳から56歳までの4人が確認されています。

事故は、本間さんがマンホール内のはしごを下りている途中で意識を失った後、救助に向かった他の3人も転落したことから発生したと思われます。

(要約)

( 313098 )  2025/08/04 03:16:19  
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2日、作業員4人がマンホールの中に転落した現場で救助活動に当たる消防隊員ら=埼玉県行田市(共同通信社ヘリから) 

 

 埼玉県行田市でマンホールに男性作業員4人が転落し死亡した事故で、勤務先のさいたま市の下水道調査会社は3日、4人全員の転落を確認した時、硫化水素の濃度を測定する検知器が国の基準値の15倍超を表示していたと明らかにした。同社によると、いずれも転落防止の保護具が装着されず、地上から酸素を送るマスクも用意していなかった。 

 

 行田署は3日、亡くなったのはいずれも同社社員で本間洋行さん(53)、樋口英和さん(56)、松村誠さん(54)らと明らかにした。 

 

 本間さんがマンホール内のはしごを下りている途中で意識を失い、落下した後、救助しようとした3人も転落したとみられる。 

 

 

 
 

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