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元宮崎県知事の東国原英夫氏はテレビ番組で、参院選で躍進した参政党について、今後は政策修正が必要になると指摘しました。

番組では、参政党の人気が高い政策や、特に「日本人ファースト」の訴えが支持を得た背景が議論されました。

社会学者の西田亮介氏は、参政党の代表が戦略的であるとし、政策のイメージと実内容とのギャップを指摘。

また、東国原氏は、マッチョな政策とソフトな政策が融合している現状を説明し、将来の政策の修正について考察しました。

特に外国人政策には、取り締まりや規制が求められると述べました。

(要約)

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東国原英夫氏(2024年1月撮影) 

 

 宮崎県知事も務めた元衆院議員の東国原英夫氏は、3日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。7月の参院選で躍進した参政党をめぐり「参政党はこれから政策を修正していくと思います。修正していかざるを得ない」と指摘した。 

 

 番組では「石破降ろしVS石破辞めるな 参政党躍進で日本は右傾化へ!?徹底討論SP」と題して、今の政治の話題を特集。参政党の躍進と、同党が「日本人ファースト」を訴えて大きな支持を得たことをめぐり、日本在住の外国人のコメントを紹介しながら、日本の外国人政策の「変化」について紹介した。 

 

 東国原氏らとともにゲストで出演した社会学者の西田亮介氏は、参政党を率いる神谷宗幣代表について「仕事でご一緒したことがあるが、とてもクレバーな方。戦略や演出は意図的と考えている」とした上で、参政党の政策について「百花繚乱(りょうらん)的に人気が高い政策を並べている。ただ、いくつか、日本人ファーストとか外国人問題とかエッジの立った政策を掲げ、かなり意識的にやっている」と指摘。その上で「イメージと日本人ファーストというキャッチコピーと、政策の中身はかなり違う。中身とイメージにかなりギャップがある。ポピュリストや極右というレーベリングは我々の認識をゆがませる可能性があり、もっと正確に見ていくべきだと思う」と持論を口にした。 

 

 これを受けてコメントした東国原氏は「マッチョな政策とソフトな政策を融合している」と指摘。「最初はマッチョな政策が主軸だったが、これでは広い有権者を取り込めないということで、この2、3年、ソフトな政策を入れ込んできた。たとえば、子どもに月額10万円ずつ配るとか、段階的な消費税減税というのも、本当はソフトなもの。有権者の『域』を広げるための政策だった」とした上で「参政党はこれから(政策を)修正していくと思います。修正していかざるを得ない」とも指摘。「外国人に関していえば、違法な外国人は取り締まりましょうね、とか、国籍を与えるのに規制をしましょうとか、あるいは外国人の土地取得を規制しましょうねとか、そういうところになっていくと思います」と、自身の分析を口にした。 

 

 

 
 

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