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「世界の半分が暗闇になった」父と血のつながりなくー 親と医師が交わした精子提供 29歳で母から知らされ衝撃 遺伝上の父を探し続ける男性

関西テレビ 8/3(日) 17:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/52b72b3d09df7d2c17839bfd47eb830316faa4ab

 

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医師の加藤英明さんは、29歳の時に自分が遺伝上の父親と血がつながっていないことを知り、驚愕した。

彼の母親は、加藤さんが慶応大学の精子提供で生まれた可能性があると告白し、その後、加藤さんは父親を探し始めた。

両親はこの秘密を30年間抱えていたが、加藤さんは自分のルーツを知りたいと強く思っている。

遺伝上の父親についての手掛かりは見つかっていないが、社会の変化の中で、同じ提供者から生まれた可能性のある兄弟との繋がりを期待している。

また、加藤さんは生殖補助医療が当事者である子どもに対しても重要な配慮が必要と訴えている。

法律の整備が進む中で、加藤さんは子どもの福祉や権利を尊重することの重要性を強調している。

(要約)

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「世界の半分が暗闇になった」遺伝上の父を探し続ける加藤さん 

 

医師の加藤英明さん(51歳)は、父親と血のつながりがないことを29歳の時に初めて知らされた。  

 

きっかけは、病院の実習で両親と自分の血液型を調べたことだった。 両方の親から片方ずつ遺伝子を引き継いでいることを示すはずの結果が、父親とはひとつも合致していなかった。 

 

帰宅後、母親にその結果を伝えると、突然真顔になり語り始めた。「実はね、慶応大学の精子提供で生まれたかもしれない…」 突然の告白に混乱した。 

 

親と医師が同意した生殖補助医療であろうが、生まれてくる子どもも当事者だ。加藤さんはこの日から20年以上、出自を探している。  

 

(関西テレビ報道センター 加藤さゆり) 

 

加藤英明さん 

 

母親から告げられたのは以下の内容だ。 

・父親が無精子症だったこと 

・生殖補助医療を行っていた慶応大学病院で精子提供を受けて生んだこと 

・提供者は大学の医学生で名前はわからないこと 

 

「ちょっと納得できない。提供者は誰なの?もっと詳しい情報はないの?」  

 

母親に食い下がったが、それ以上は聞いてほしくないという態度をされた。  

 

「地元の病院で普通に産んだんだから、うちの子として育てた。もうこんなことは話すつもりもなかったし、それこそ墓場まで持っていくつもりだった。あんたが勝手に調べたからいけないんでしょ」 

 

投げやりに会話は終わってしまった。これで加藤さんの気が済むわけがなかった。自分のルーツの半分がわからなくなってしまったのだから。 

 

何の疑いもなく「父親」だと思っていた人は、血がつながっていなかった。ずっと一緒に生活してきたのに… 

 

「その時、もう29歳なんですよね。こんな大切なことをなぜずっと黙っていたんだというか、僕に対して悪いっていうよりも、何でこの両親はずっとそれを自分の中に抱えたまま、30年も生きられるのかな。そんなに背負わなくてもいいんじゃないかなって」 

 

両親は、家族や親戚の誰にも話していなかった。 

 

「これは本当に夫婦の間だけでの秘密としてきたんだと言ってました。母親たちも辛かったんだろうなとは思ったんですけど、だからといって、なぜ生まれてきた子どもに対して、事実を知っちゃいけないような、隠しておかなきゃいけないような言い方をするのか」 

 

重要なことを隠されたまま29年が過ぎ、両親に置いて行かれたように感じたと、加藤さんは言葉に寂しさをのぞかせた。 

 

 

幼少期の加藤さんと両親 

 

それから加藤さんの“遺伝上の父親”を探す旅が始まった。 

 

両親の主治医だった慶応大学病院の教授に連絡をして話を聞きに行った。教授はかなり高齢になっていた。提供者の情報には最後まで固く口を閉ざしたが、健康で学業優秀な学生から選び、教授自ら面談をして適していると思った学生に提供してもらったと教えてくれた。そして、当時は凍結技術がなかったので、その時在籍していた学生から提供を受け、その精子を使ったということを知らされた。 

 

それを聞いて加藤さんは、当時の医学部に在籍した学生の名簿を集めてリストを作り、このうちの30人ほどに手紙を送った。なかには返事があり会って話を聞いた人も何人かいた。  

 

「教授に誘われたが、それによって子どもが生まれるという事の重大さを考えて最終的に協力しなかった」と話す人もいたという。ただ、実際に提供したという人には会えなかった。いまに至るまで20年以上、探し続けているが、未だに手掛かりは見つかっていない。 

 

遺伝上の父が「どんな人か知りたい、どんな考えを持った人かゆっくり話してみたい」。加藤さんが思うのはただそれだけだ。 

 

「日々何かあったときに相談相手になって欲しいなと思うことはよくありますね。提供者も、生まれた子どもに会いに来られると困るみたいなことを思ってる方が多いかもしれないんですけど、いやそうは言わないで年に1回ぐらい会ってやってくださいよっていうのが正直なところ」  

 

法律上の関係を求めているわけではない。ただ自分とつながりがある人のことを「知りたい」と望むことがそんなにいけないことなのか、問い続けている。 

 

3人の親に 

 

いま、保育園に通う3人の息子の親になった。 

 

遺伝上のおじいちゃんがわからないこと、遺伝的になりやすい病気や体質もわからない、そのリスクにさらされて生きていかねばならないことは、子どもたちにも隠さず伝えている。 

 

病院側が提供者を匿名にした理由には、提供者の心理的ハードルを下げ、精子を集めやすくする意図があったとされる。そして、将来的に生まれた子どもが提供者に会いに来ることを忌避する意図もあったと加藤さんは考える。 

 

一方で、加藤さんの両親は、当時の主治医から「隠しておくことが子どもの幸せだ」と説明されたという。親にとっても、子どもに事実を説明しなくていいので楽だったのではないか。でもあの時、両親が医師から「ちゃんと子どもに説明してあげてくださいね」と言われていたら、何か変わっていたかもしれないと、加藤さんは思う 

 

 

両親が病院側と交わした同意書 

 

この20年で社会は変わった。提供精子で子を授かった親たちは子どもに真実を伝えようと努めているし、提供者を匿名にしない精子バンクも誕生した。 

 

最近では、北米を中心に遺伝子検査の技術が発達し、商業化されて民間人でも利用できるようになってきた。加藤さんのルーツを探す旅も、最近はきょうだい探しにシフトしている。会員制のサイトやアプリを使えば、自分のDNA情報を最初に登録して、似たDNAの型を持つ人が現れると知らせてくれるという。 

 

精子提供者は見つからなくても、もしかしたら、同じ時期に、同じ提供者から生まれたきょうだいと、いつかつながるかもしれないと加藤さんは期待している。 

 

第三者からの提供精子などを使った不妊治療のことを「生殖補助医療」というが、加藤さんは、この医療に対して医師として思う ことがある。 

 

「医療って、治療を受けたい人(患者)と提供する人(医師)の診療契約がないと成立しないんですよね。でも不妊治療の難しいところは、患者と医師に加えて、子どもが生まれてくるんです」 

 

治療を受ける親も当事者だが、生まれた子もまた当然、当事者だ。  

 

「同意書を書いていないから関係ない、ではないんですよね。ほかの医療とはちょっと違う理解が必要だっていうところをぜひ考えて欲しい」 

 

加藤さんと家族 

 

日本でおよそ80年前に慶応大学病院で始まった、第三者からの提供精子を使った不妊治療「非配偶者間人工授精=AID」。 これによって生まれた人の数は1万人以上に上るという。 

 

ことし2月、この医療に関する初めての法案が国会に提出された。法案では、提供者の個人情報は、提供者が同意した場合のみ開示されるとした。これでは生まれた子どもの“出自を知る権利”が守られないとして、当事者たちから強い反対の声が上がった。結局、法案は審議されることなく廃案となった。 

 

生殖補助医療がなければ子どもをつくれない人がいるなかで、必要な医療の一つとして続けるために、一定の法整備は必要だ。そのときに、生まれてくる子どもの立場を、当事者の声を、尊重してほしいと加藤さんは訴えている。 

 

「生殖補助医療って次の世代の国民をつくる医療になりますので、すごく国が発展するとかじゃないんですけど、20年後、40年後の次の国民のための法律になってきますので、拙速な審議というよりは、ちゃんと時間をかけて欲しい。ちゃんと当事者の声を聞いて、より多くの人のためになる法律を目指してもいいんじゃないかな」 

 

 

関西テレビ 記者 加藤さゆり 

 

【取材を終えて】 

医師の加藤さんは、たまたま参加した実習で偶然、自分が AID によって生まれた事実を知った。わかっていることは、遺伝上の父が医学部生だったということ。元々医師になるつもりはなく別の学問を専攻していた加藤さんが、大学院の途中で突然医師の道を志したのは、むしろ必然だったのかもしれない。 

 

加藤さんはお酒が好きで、「いつか遺伝上の父と酒を飲みながら話したい」と明るい表情で語った。AIDで生まれた人の多くは、提供者のデータではなく“人柄”を知りたいと願う。自分との共通点を見つけ、初めて社会の一員と認識できるのだと、ある当事者は話していた。 

 

約80年前、慶応大学病院でAIDが始まった。不妊に悩む親の問題解消が優先され、精子提供者には「匿名」が条件とされた。親も不妊を他言できない時代、第三者からの提供を隠すのは当然だった。「匿名」はドナー、親、医療側にとって都合がよく、「伝えないことこそ子どもの福祉」とされ、出自で悩む点は二の次だったのだ。 

 

筆者も親になるまで「子どもの権利」を深く考えなかった。しかし、子と向き合う中で、親は子を“自分のもの”と勘違いしてはいけないと痛感する。「子どもの福祉」や「権利」を尊重する社会なら、加藤さんのような苦しみは生まれなかったのではないか。 

 

審議されなかった法案は、出自にまつわることなど様々に不備が指摘されていた。拙速に通すより、議論はつくされたほうがいい。次に法案が示される機会があるなら、当事者の声を尊重したものであってほしいと願う。 

 

※この記事は、関西テレビとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。 

 

関西テレビ 

 

 

( 313307 )  2025/08/04 07:26:00  
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この議論は、精子提供を受けた方が自身の遺伝子上の父親を探すことに関連するさまざまな意見を示しており、育ての親への感謝や、血の繋がりの重要性についての考え方が異なることが伺えます。

主に以下のような傾向が見受けられます。

 

 

1. **育ての親への感謝**: 大多数のコメントでは、実の父親や母親に対する感情よりも、育ての親に対する感謝の意が強調されています。

育ての親が愛情を持って育ててくれたことが幸福の基盤であるという考えが多く見受けられます。

 

 

2. **血の繋がりの捉え方**: 血の繋がりの重要性については意見が分かれています。

ある人は遺伝的なルーツを知りたいと願う一方で、別の人は血縁関係がなくても育ての親が本当の親であると考えます。

このように、血の繋がりよりも愛情の度合いや育てられた環境の方が重要だとする意見が多いです。

 

 

3. **自らのルーツを知りたい気持ち**: 遺伝子の情報やルーツを知りたいという気持ちは理解される一方で、その探索が育ての親や実親に与える影響、または法的な問題についても考慮されるべきという意見も出ています。

 

 

4. **現代の倫理観の変化**: 精子提供に関する倫理的な視点が現代では変わってきていることが述べられ、個人の権利や知る権利についての考え方が進化していることが認識されています。

 

 

5. **個々の経験の尊重**: 各人の背景や経験による意見の相違を尊重する声もあり、最終的には当事者自身の感情や選択を尊重することが大切だという考えが強調されています。

 

 

(まとめ)全体として、育ての親の愛情や子供の幸福が最も重要であるという意見が多数を占めている一方、遺伝的なルーツを知りたいという気持ちと、それに伴う複雑な社会的・倫理的な側面についても議論されています。

多様な背景を持つ人々の意見が交わる中で、感情の整理や人間関係の在り方について再考されることが求められています。

( 313309 )  2025/08/04 07:26:00  
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=+=+=+=+= 

 

人それぞれですが、父の顔は知らず、母親とも一緒に暮らした事がない私ですが、血の繋がりのないご夫婦に引き取ってもらって、社会人になりました。私は実の親も恨んだ事ないし、本当の子供のように育ててもらって、血なんか関係ないなと思ってしまいます。血が繋がっていても凄惨な事件がおこったりする事もありますし。自分自身が幸せになって、育てくれた2人をキチンと見送る事ができて、親孝行できたかなと今は思っています。 

 

▲40504 ▼1082 

 

=+=+=+=+= 

 

御両親もとても思い悩んだとは思いますが、隠されたのは「時代」的な背景があるように思います。昭和の時代、精子提供とか代理出産とかは声高に周囲に話すものではなかったように思いますし、養子にしても幼すぎる子供には伝えなかったご家庭も多かったんじゃないでしょうか。まず今の御両親を大切に、そして遺伝子学的父親になる方も見つかり気持ちがすっきりすることを願います。 

 

▲138 ▼31 

 

=+=+=+=+= 

 

これまで育ててくれた両親への感謝の気持ちがあまりにも感じられません。見たことのない遺伝学上の父親がいたから彼が生まれたことは事実として、両親のその選択がなければ彼自身生まれて来なかった。彼は母親の気持ちを慮っているが、私は特に父親の気持ちを思うと切なくなります。自分とは縁もゆかりも無い子供、だけど妻が決意して産んでくれるのだから父親になって自分の子として受け入れて育てて行く。。そんな葛藤、女性の私ですら想像するだけでキツイです。 

くだんの医学生は教授の思いに賛同し人助けと思って精子提供を協力しただけと思います。言ってみると寄付行為であり、現在は家庭を築かれ生活しているかもしれないのに、血が繋がってるから父親よね?とそれを嗅ぎ回られても迷惑ではないでしょうか。せっかく命をもらったのに幻を追わず今の両親を大切にして欲しい。 

 

▲18384 ▼2066 

 

=+=+=+=+= 

 

生殖医療って、本当に難しいよね。アイデンティティを失ったように感じる当事者の気持ちも理解できるし、匿名で協力した当時ボランティアの学生が、会いに来られて嬉しいかはわからない。仮に結婚して子どもがいた場合、奥さんがどんな気持ちになるか、子どもも異母兄弟がいることを知りどう感じるか、周囲のことも考えるとさらに複雑に感じる。実母や養父の葛藤も深いと思う。 

 

▲1524 ▼36 

 

=+=+=+=+= 

 

非常に個人的なことなので、他人があれこれいうことではないとは思います。 

ただ、同じ立場の子供でもそれぞれ考え方次第かなぁ、とは思います。 特にお父様こそ血の繋がりがないと分かっていて、実の子として育てて来た。父親としては最初から分かって選んだ道でも、実際割り切れるとは限りません。それほど子供が欲しかった。そして愛情を持って、29歳まで疑うことなく育てられた。そういうご両親の選択を感謝する、今の幸せを受け入れる、という形もあってもいいのではないか、とも思います。 

頭でわかっていても、心が実の親を知りたくてたまらない、ということであれば、さぞかしお辛いだろう、残念です。 

 

▲387 ▼31 

 

=+=+=+=+= 

 

精子提供が医学生で、この人もそれを知った時には医師だったというのが興味深いです。やはり、自分という人間の遺伝学的なルーツを知りたいという思いは当然な気がします。ましてこの方は医者でもあるし。でも、提供者の人にもおそらく家庭があるし、難しい問題ですね。 

 

▲7944 ▼444 

 

=+=+=+=+= 

 

MLBで大活躍している選手にも、生まれてすぐに養子として貰われた選手がいるけど… 

愛情をもって育てられたので、子供のときに養子だと教えられても、本当の親を知りたいとは思わなかったと言っていた。 

 

親を知りたいと思うかどうかは、その人によってそれぞれだろうけど、自分が何者なのか、知る権利はあると思う。 

 

日本では子供は守るべきものという考え方が多いけど、永遠に庇護できる訳ではないんだから、欧米のように、一個の独立した人間として、子供の意思も尊重すべき。 

 

▲437 ▼117 

 

=+=+=+=+= 

 

私は生まれてすぐに養子に出され、生みの親とは一度も顔をあわせていませんし、会いたいとも思っていません。恨みとか怒りではなく、今の生活に満足しているので会いたいと思わないだけです。その辺は人それぞれでしょうね。結婚する時に妻には言いましたが、特に驚いた様子もなく妻の両親も、昔はよくあったよみたいな感じでした。 

先日育ての父が亡くなりました。養子になっていなければ違った人生もあったかなと思うことはありましたが、良き家族に恵まれて感謝しています。 

そんなこともあって、もし生まれの親が亡くなっているなら、お墓参りに行かないといけないなと思いました。 

生んでくれたから今があるので。そこにも感謝しています。 

 

▲6013 ▼181 

 

=+=+=+=+= 

 

人の捉え方はさまざまなんだなと、記事を見て思いました。 

私なら血の繋がりなくても、大学の医学部までだしてくれた両親にまず感謝します。 

衝撃は受けるだろうけど、育ての親の立場になると、自分たちを否定されてショックだろうな。この人よりも親の立場に共感してしまいます。 

母親が投げやりにいってるように聞こえたのは、母が否定的に問い詰めてこられたからではないかな。自分の子だと思って育ててるのに、親じゃないのかって言われたら辛いと思う。 

 

▲6665 ▼482 

 

=+=+=+=+= 

 

精子提供者の情報を知らされないことが条件で今の自分がいることは、感謝するべき。提供者は当時困っている夫婦を助けるためにリストを取ってサポートしたわけでは。 

 

「日々何かあったときに相談相手になって欲しいなと思うことはよくありますね。提供者も、生まれた子どもに会いに来られると困るみたいなことを思ってる方が多いかもしれないんですけど、いやそうは言わないで年に1回ぐらい会ってやってくださいよっていうのが正直なところ」 

 

こういうことを期待されてしまうから会わないではないか…年に一回といいながら相談に乗って欲しいと、もうキリがない。 

 

▲5609 ▼591 

 

 

=+=+=+=+= 

 

遺伝子上の父も、会ったことも愛情を抱いたこともない素性の知れない女性に対し、その女性と夫が子どもを欲しいと言う希望を叶えさせるために意を決して提供したのだと思う。自分の子どもは本来、愛する相手との間に欲しいと思うもの。精子提供者には相当の葛藤があったと思う。育ての父の方にもやはり相当の葛藤があったはず。だけど、子どもの人格も能力も育ちによって形成されるところが多いし、生物学的な遺伝子情報なのに育ての親のに似てくると聞いたことがある。生みの親より育ての親と言うのは本当なのだ。精子提供者を探すより、育ての父を大切にした方がいいと思う。 

 

▲2570 ▼194 

 

=+=+=+=+= 

 

私も記事と同様に慶應大学の学生による精子提供で生まれた現役医師です。加藤先生は定期的にこのように扇動的なご意見をニュース上で提供されますが、私は相容れません。遺伝的リスクを知りたいといった事情は理解できますが、無精子症に対する医学的な治療法は未だに存在しない現状で、特に【当事者以外が声をあげにくい守られた立場を利用して】主観的な心情を声高に叫ぶのはいかがなものかと思います。育ての両親に対する感謝を忘れずに、精子提供に関わる建設的な議論に一石を投じていただくことを切に願います。 

 

▲2245 ▼148 

 

=+=+=+=+= 

 

常識や倫理観は、案外簡単に変わってしまう。 

 

約25年前、私の親友が癌に冒された頃はまだ本人への告知は一般的では無く、家族がまず先に知らされ、その知らされた家族の意思で告知するか伏せるか選択された。 

 

まだ産まれていない子の、将来知る権利にまで追いついていないのもわかる気がする。 

 

子供を欲しがる方には、その赤ちゃんはいつかあなたと同じように大人になる事を、そしてあなたとは違う価値観や考えを持つ人間になる事を考えて、どのような医療を受けるか考えて欲しいとこの記事からは思った。 

 

▲1761 ▼109 

 

=+=+=+=+= 

 

生みの親より育ての親ではないのか?遺伝子上の親を探してどうする?あちらは何とも思ってないし、親子関係を認めて酒など一緒に飲まないと思うよ!今の父親からは愛情を注がれなかったのか?血の繋がりがなければ親とは認めてあげないのか?母親も今の父親が好きだったから子供が欲しかったのだろう!血の繋がりがあってもネグレストで子供も育てられない親もいる。遺伝子上の親を探しても良いが育ててくれた親も大事にするべき! 

 

▲1618 ▼168 

 

=+=+=+=+= 

 

医学的な疾患や傾向があることを知ることは本人の人生のために重要と思うが、(個人の感想ですが)提供者になった男性の人格と遺伝子は別物で、社会的に関わることはない以上、個人としては不毛な探索と思う。社会的な父をしてくれた男性(家庭での父)の方がよほど葛藤があったはずではないか。私自身、そうした立場だとしても、遺伝子だけの父または母にはなんら関心はもたないと思う。自分の人生にはかかわりはない以上、感傷を持つ意味はない。 

 

▲1534 ▼141 

 

=+=+=+=+= 

 

気持は分かりますが、昔で言う所の「もらい子さん」も同じです。どうしても子供が欲しい夫婦が子供の多い知り合いや親戚から子供を小さい時にもらい育てて来たと言う家庭は昭和時代には沢山有りました。 

その事実を知ると言うか、知らされた多くは高校の進学時や就職の時の戸籍などからです。私自身もそうでした。 

でもその時はショックでしたが、赤ちゃんの時から大きくなるまで育ててくれたのは産みの親では有りません。現在の父と母です。そうでなければ自分はどうなっていたのかは分かりませんが、今が幸せで有ればそれが一番と考えています。本当の親とかそうでないとかは全く関かと言う訳では有りませんが、今の親に感謝しかないですね。 

兄弟、姉妹が居る事が分かった時はショックでしたが、過去を振り返っても仕方がない。今、今日をこれからを精一杯生きようと常に思っています。 

今回の精子提供についても、私は同じと考えました。 

 

▲1255 ▼109 

 

=+=+=+=+= 

 

父親と血が繋がって無いことを知って、ショックだったのは分かるけど、29歳にもなってそれを知らなかったことに出来る優しさや器は無かったんですね。 

 

それどころか、母親を問い詰めて、追い詰めて、本当の父親を探すだなんて、そんな大人になったからこそ、両親は大人になっても真実を打ち明けられなかったのかもしれません。 

 

大学の医学部まで行かせてもらって、普通の人よりもはるかに恵まれた環境で育ててもらったことに感謝して、育ててもらった両親を大切にしてほしいと思います。 

 

▲1459 ▼203 

 

=+=+=+=+= 

 

バレないぐらいに大切にされて育ったなら、幸せだったって思いますけどね。 

自分も家庭を持ち、子が3人もいるなら親としての気持ちは少しはわかるんじゃないかなと。 

遺伝的に優れていたから自分も医者になる頭があったのも事実になって。 

当事者としては自分は何者なんだ?となるのは、なっていないので理解出来ますとは言えないけど、知りたい気持ちになるのはわかりますけどね。 

血の繋がりも大切ですが、世の中には家族であってもひどい事したり犯罪もある。 

育児放棄で施設から養子とかもありますし。 

29歳になるまでわからないぐらいに血の繋がりなくても一人前に育っているなら十分だと思いますけどね。 

 

▲1092 ▼63 

 

=+=+=+=+= 

 

きっと小さいうちから本当の父親は別にいることを優しく伝えてあげていれば違ったのかもしれませんね。彼は何の前置きもなく突然告知されて、今までの人生が崩れるような衝撃を受けてしまったのでは。 

決して騙そうとしたわけではないし、一生懸命育ててくれた両親だとしても、自分のルーツが何処にあるのか知りたい気持ちはよく分かります。私も家系図調査したいなとずっと思ってますし。 

きっと知らなければ調べようと思わなかったかもしれませんが、知った以上は自分のルーツを知りたいと思う気持ちは自然だと思います。 

しかし何とも切ない話ですね、29年間のか父子の関係がこれでおかしくなってしまって、育てた父親の気持ちを考えると本当に切ない。 

 

▲1855 ▼337 

 

=+=+=+=+= 

 

「隠しておくことが子どもの幸せだ」 

これは事実かもしれない。ただそれは最後までバレなければの話で、今の時代、遺伝子上の関係は容易に調べる事ができるようになった。 

その為、後でバレるくらいなら小さい頃から本人に告知しよう、その方が幸せになれるという考えに変わってきたわけで、科学の進歩がなければこの発想は昔と変わっていなかったかもしれない。 

 

▲1137 ▼119 

 

 

=+=+=+=+= 

 

遺伝学上の父親がそんなに大切かなぁ。自分の子供として大切にしてくれた両親を大切にするべきだと思ったら同じ意見の人が多くて安心した。 

確かに本当の父親じゃないかも知れないが、お金の苦労もなく幸せに育ち、どうして父親を探すのか。苦労をしてこなかった故にそこを誇張したがるのか。誰にでも色々な事情があります。同年代の私にもこれまで色々ありました。幻を追うのではなく、今ある幸せに感謝して生きる方がずっと幸福だと思う。 

 

▲667 ▼60 

 

=+=+=+=+= 

 

ご両親は本当に夫婦間だけで秘密にしていた事ってだけで息子さんを愛し育ててくれたんだろうとわかる 

なのに今更提供しただけで血の繋がりだけの父親を探してどうなる?って思った 

個人的にはこのケースではご両親のように本当に息子さんを愛しているからこそ話さない選択はありだと思うし自分が子供なら本当の親だと思って育っているわけだから言わないで欲しいと思うな 

 

偶然知ってしまってもしっかり育ててくれた親ならそうなんだと思うだけだと思う 

 

▲810 ▼103 

 

=+=+=+=+= 

 

当事者本人が産まれてきてから、様々な生活環境で育ち、様々なタイミングでその事実を知る。 

その時本人がどう思うかなんてのは誰にも分からない。 

その時の本人の感情は全て結果論であり、全てに当てはまる正解なんてないと思う。 

ともあれ、精子提供だろうが血の繋がりがなかろうが、両親から望まれて産まれてきたのだけは間違いないのだから、事実を知った後のアフターケアの方が大事なんじゃないかなと思う。 

 

▲559 ▼47 

 

=+=+=+=+= 

 

養親が実親のように大切に育ててくれたという場合とは、また違う話なのでしょう。ずっと実父だと思っていて疑わず、反抗したり喧嘩したり迷惑かけたりしながらも親子として幸せに暮らして来たのに、大人になってアイデンティティが出来上がった後、ある日偶然父だけが違うことを、それも学問の途中で知ってしまった衝撃がとても大きかったのだと思います。さらに母親からの拒絶や責められるような説明も、衝撃を大きくした一因なのかと。 

大切にしてくれた人が実は父親じゃなかったと大人になって知ったら、やはりショックだと思います。もちろんご両親も悩んで苦しんで来たでしょうし、知られた時の衝撃は大きかったでしょう。 

現代は他に実親がいることは早めに開示するようになっているので、子どもに知らせない、ということはリスクが大きいのだと思います。 

とはいえ、提供者側も子どもに知らされるリスクが大きいので、AIDは難しいですね。 

 

▲1346 ▼338 

 

=+=+=+=+= 

 

精子提供を受けるという選択をした当時の両親の気持ちや医師になるという程の教育をしてくれた事への感謝も忘れてほしくないと思いました。遺伝子上の父を探すことも大切な感情ですが自身で生きていけるほどに育ててくれた育ての父もどちらも大切に思えるといいのかなと。3人の力で大きくなった事を大切に思って欲しいですね。 

 

▲482 ▼46 

 

=+=+=+=+= 

 

それでも、母から生まれて母親との血の繋がりはあって、父親は違えど、夫婦に可愛がられて育てられたのならば、それはそれで、割り切れないのかなあ。 

遺伝上って、もう関係は無い。精子を提供者をそんなに探すのはなぜなの? 

血の繋がりがあるだけで、親と上手くいくとも限らないのである。 

ルーツを知りたいって解るが、世の中、解らなくていい事もある。血の繋がりよりも、心が繋がっている事の方が大事だ。 

 

▲570 ▼70 

 

=+=+=+=+= 

 

高校生になった時、母の祖父母が母と似ていないので、日常会話の中で母に話したところ、母はいつにない真剣な顔になり実はと、祖父母に子供がなく自分が養子であると打ち明けられた。 

一瞬血のつながりがなかったのかと思いましたが、しかしながらその孫の私に、小さい時から、祖父母と川の字に添い寝したり、共に笑い、十分な愛情を持ち接してくれ、今でも自分の愛すべき家族の一員であり祖父母の孫でよかったと思っています。 

 

▲343 ▼14 

 

=+=+=+=+= 

 

子供がルーツを知りたい気持ちはわかりますが、それと同時に提供者の個人情報の保護も考えないといけません。 

子どもの知る権利を守れというのならば、提供者の知られたくないという権利も蔑ろにしてはいけないと思います。 

ただ、何かしらの遺伝的疾患を提供者が遺伝的に持っていて、それを見逃していて今後抱えることになるかもしれませんし、せめてそういった情報であったり、 

人種とか外見的特徴とかわかりやすい遺伝的ルーツみたいなものが、遺伝子の検査で提供者由来の遺伝情報がわかるようになれば良いんじゃないかと思います。 

 

▲589 ▼107 

 

=+=+=+=+= 

 

私は実の父親と会ったことがありません。養育費も払わず逃げた人間など会いたいとも思ってない。 

そんな背景がありつつ今は自分が親になって思いますが、確かに生みの親は生物学的に親であっても、我が子として何不自由なく育ててくれた父親がいるならそれで良いと思います。実の親子だからといって幸せになるわけではないし、29歳にもなれば育ての親の気持ちがわかるでしょう。血がつながらないことを承知でわが子として育てたお父さんも、運命を受け入れたお母さんも立派だと思いますよ。それでいいじゃないか。 

この記事だけみれば、医師ともあろう人間が親の心を知らなすぎて幼すぎると素直に感じる。 

 

▲355 ▼32 

 

=+=+=+=+= 

 

私自身は養子で育てられ、父母と兄達とは血の繋がりはない中育ちました。実の母は遠い親戚で、成人してから会う機会がありました。なぜこんなにも血の繋がりを気にするのでしょうか…私は実の親と会う機会が会ったからそう思うのかも知れませんし、この方が医療従事者だから拘りもあるのかも。でも、育ての親の方が遥かに私の親です。この方のご両親も、子供が欲しくて精子提供の道を選んで愛情を注いで育てたんだと思うと… 

自分の事ばかりではなく、ご両親の気持ちをもっともっと汲んで欲しい 

 

▲356 ▼45 

 

 

=+=+=+=+= 

 

これまでの精子提供は、身元を明かさないし、親としての関係を持たないことを条件になされてきたのですから、 

それをひっくり返すことはできません。契約違反です。 

何十年もたって、人と付き合えない状況にある人もいるでしょうし、 

現在築いている家族に衝撃や心配も与えかねないので、接触されたくないでしょう。 

今の法律では相続権も生じかねないので、先に法律を変える必要もあります。 

相談にのってほしいとか、定期的に酒を飲んで話したいとか言われると、恐ろしく感じます。 

 

育ててくれた人が親ですよ。 

 

▲283 ▼23 

 

=+=+=+=+= 

 

私は2歳のときに母親の再婚で養子縁組した父親がいます。もちろん、20歳すぎるまではそのことを知りませんでした。全く怒ることではないし、養父には感謝しかありません。自分のルーツにこだわるのは自由ですが、血のつながりがなくても育ててくれたお父様、葛藤しながらも告げない決断をされたお母様、その立場にならないと分からない思いがあるのですから、責めないであげてほしいなと思います。 

 

▲195 ▼14 

 

=+=+=+=+= 

 

自分は小学二年生の時に産んでくれた母親が違う事を教えてもらった。 

打ち明ける事をかなり悩んだようだが近所でその事を吹いて回る人がいたようで自分の耳に他人から知られるよりはと言う事だった。 

産みの母がどこでどうしているか知っているようで、今でも両親は産みの母親が知りたいのなら教えると言ってくれている。 

元気に産んでくれた事には心から感謝はしているが一歳にもなっていない自分をおいて出ていった母親をわざわざ今更知りたいとは思わないし、父と何より育ててくれた母に本当に感謝してる。 

自分としてはこだわって知る必要があるとは思わない。 

 

▲163 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

この人のすごいところは、医師の子供ということを知らずに自分も医師になったこと。遺伝子は強い。 

父親を知りたいという気持ちは理解できるけど、子供が欲しかった夫婦が子供を持てる方法が当時はそれしかなかったのだから、諦めるしかない。現代医学ではiPS細胞で無精子の男性でも子供を持てる一歩手前まできている。 

今はDNA検査をすれば自分のすべてがわかる時代だから、父親を知らなくても潜在的な病気などは知ることができるし、わざわざ合わなくてもいい。この人が父親を知ったことによって、相手の家族に迷惑がかかったら気の毒だ。 

 

▲400 ▼56 

 

=+=+=+=+= 

 

難しい問題だなと思った。 

今回の場合は、対象の方がお医者さんで自分の勉強してきたことから遺伝的なリスクや、将来の結婚の際の近い血縁からリスク等もあると考えたのだと思う。 

 

ただ他のコメントで、里親の方にきちんと大切な育ててもらったので血の繋がりに重きを置かないという方もいた。 

どっちの気持ちも当事者ではないので、完全にわかるとは言えないが、知りたい時に知ることができないことを考えるとある程度の情報は残しておくべきかなと考える 

 

▲543 ▼142 

 

=+=+=+=+= 

 

私は実の両親と絶縁しています。 

連絡を絶って20年近くになりますが、特に後悔などはありません。年齢的にどちらかが亡くなってる可能性も高くなってきましたが、むしろ死んだから何とかしろ…と連絡が来るのが怖いです。 

 

逆に育ての親ではありませんが、義理の両親・祖母には感謝しかありません。我が家の状況や私の気持ちを全部理解した上で家族として迎えてくれました。先日義祖母が亡くなりました。実の孫でもないのに、火葬場に向かう車を見送った時涙が止まりませんでした。 

 

血の繋がりが大切な場合もあります。 

でも家族って何なんでしょうね。 

血が繋がってるからこんなことはしないはず、実の親ならそんなふうに思わないはず。 

そんなの幻想だということ、身をもって体験してます。 

育てのご両親、ぜひ大切にしていただきたいです。 

 

▲120 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

父親が実の父親で無かったら確かにショックを受けるだろうと思いますし実父を知りたいのもよくわかります。 私は私生児で生まれた時から母1人子1人でした。当然小さい頃から父がいない事に疑問が有りましたし聞きたい気持ちもありましたが57年間聞いてはいけないものだと思って1度も聞いてません。ある時免許か何かの為戸籍をとった時に初めて父親の名前や住所を知りましたが古い住所の為調べてもわかりませんでした。死ぬまで知らないままだと思いますが運命だと受け入れています。 

 

▲114 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

私は四人の子宝に恵まれましたが、訳あり子供達が幼稚園、小学生の時に離婚しました…末っ子の娘だけは母親の顔も離婚の現実も知らずに私が再婚したら義理母親を本当の母親と思ってましたが、兄弟から聞いて義理母親と知りました…その娘も今は母親になり、本当の母親に会いたいと言われて実母の連絡先を教えましたが数ヶ月悩んだ末に私の母親は育ててくれた今の母親だと言って実母には会わない選択をしました…あなたの気持ちもわからない他人ではありますが、やっぱり血縁ではなく育ててくれた親に感謝するべきだと思いますね 

 

▲155 ▼24 

 

=+=+=+=+= 

 

知りたいということは理解できる。が、怒るというのは理解できない。 

愛情を持って育ててくれた育ての親は血の繋がった親と何も変わらないだろう。過去に家庭環境で不満や思うところがあったのか? 

私も遺伝上の父親を知らないが、育ててくれた親が本当の親だと思っているし感謝しかない。 

 

▲386 ▼62 

 

=+=+=+=+= 

 

7歳の時に親が離婚して以来、実父の姿を見ないまま昨年ですが警察から連絡があり親族という事で孤独死の確認に行きました。 

今は6年前に母親が他界し義父と共に家族5人暮らしです。 

 

実の父親との思い出もほとんどなく、幼い頃の写真を身元確認の時に見つけて、やっと過去の自分と出会えたことのほうが嬉しくて泣きました。 

 

少なくともここまで育ててくれた義父の方に感謝しかありません。 

血のつながりの有無に関わらず自分を大切にしてくれた一番身近な人を最優先で敬いたいです。 

個人的にですが血よりも環境のほうが人生にとっては大きな影響があると思います。 

 

▲14 ▼2 

 

 

=+=+=+=+= 

 

私は20歳の時に親から父方の祖母は血の繋がった祖母ではないと言われました。ですが、私は血が繋がっていないことは重要だと思いませんでした。それまで可愛がってもらってましたし、今でも良くしてもらっているからです。その後本当の祖母に会いましたが、私からしたら赤の他人という感じでした。血が繋がっている繋がっていないは関係なく、今までの過程が大事だと思っています。 

 

▲96 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

正解のない事とは思いますし、自分をどの立場に置くかによって気持ちも変わるように思います。個人的には今父親をしている立場から、自分が無精子症であることがわかったけれど、それでも子どもを持ちたかった父親の気持ちを思ってしまいます。この医師の方は事実を知るまで疑問を持たなかったと言う時点で幸せな家庭であったのだろうと思いますし、父親としても自分とは血のつながりない子を大切に育てたのだと思います。この方の話ぶりですと、血のつながりのない育ての親は、親とは考えていないように感じられて、育ての親を気の毒に感じます。まさにこうなることが怖かったから親はこれまで知らせなかったのだと思うのに、その気持ちをわかってあげられないのはとても残念ですね。 

 

▲73 ▼12 

 

=+=+=+=+= 

 

昔、妊娠前に体に問題ないか検査を受けたクリニックで夫に精子提供の依頼をされました。 

提供して子どもが生まれても、夫が提供者だとは分からない、生まれた子どもに義務は生じないなどと説明されましたが怖くて断りました。その後、自分の子どもが生まれてこの記事を読むとあの時断って本当に良かったと思います。 

 

▲98 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

29歳で調べるまで全く気づかずに生活していたということは愛情を持って育てられて幸せな生活をしていたということだと思う お母さんのあなたが勝手に調べたのがいけないという言葉はちょっと子どもに寄り添ったことばではないと感じるが、お母さんにとっても伝えたとしても父親の情報を伝えてあげることもできないと葛藤があったのかもしれない ただ精子提供で生まれたことに葛藤はあるかもしれないがお母さんが精子提供をうけなければこの男性は生まれてこなかったことも事実だと思う 今妻と子どもがいて自分も父親になったのなら本当の父親でないのにそれを感じさせずに愛情を持って育ててくれた育ての父親の気持ちも少しは分かると思うし 

今は複雑な気持ちでも育ててくれた両親への感謝の気持ちは忘れてほしくないと思った 

 

▲70 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

実の親を知りたいという気持ちもわからないでもないが、一方で両親を苦しめる事になってしまうと思う。 

 

父親は自分の子では無いと知りながらも大切に育ててくれた訳だし。しかも医学生の頭脳の優秀さは引き継げた訳だから。もちろん本人の努力もあるけど、能力は親からの遺伝も大きい。医者になれたのは親が人工受精を選んでくれたおかげだとも思う。 

 

精子提供を受けて自分達の家族として迎え入れてくれた両親に感謝してこれからも平穏無事な生活をしてもらいたい。 

 

▲25 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

本人、育ての父、そして母親も、この記事だけではない辛さがあったと思います。 

当時は今と状況も違うし、対応に正解はないと思います。このご本人も大学院まで行かせてもらい、また医学部へ変更するって、かなり裕福に育てられたのではと思います。 

もしかしてそれまで何不自由無く幸せに育ったからこそ、ぶつかった事実があまりにも大きすぎて、といった感じでしょうか。 

実の父を追い掛けるのは良いと思います。 

ただ今の生物としての存在以外の自分の環境があるのは、間違いなく今の御両親のおかげである事は、忘れてはならないと思います。 

 

▲58 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

今となっては真実は分かりませんが、私はおそらく自身の両親の子だと思います。血液型も疑う余地はなかったので。だから、この方の気持ちを100%理解するのは無理かもしれません。関わった人それぞれにそれぞれの考えがあり、そして今の生活があります。 

この方には医師という立場からの思いが大きいように思いますが、不妊問題は今とはまたまったく違う環境だったと思うので、当時の制度やご両親を恨むのは酷だと思います。いつか遺伝上の繋がりが見つかればとも思いますし、育ててくれた父親と産んでくれた母親には今こうして立派になった姿を見て貰えて良かったと思います。世界の半分が暗闇になったなんて言わないで。 

 

▲50 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

私は幼少期に両親が離婚し、父親の記憶がありません。離婚後は母親とも私とも没交渉でしたし、父親や父方の祖父母がどういう人なのか、ほぼ話題にも上がりませんでした。こちらからは聞きにくいし、聞いたところで母親の主観も入ってくるので。 

片親でもやりたいことを見つけて充実していたので、若い頃は父親のことは関係ないと思って生きてきました。 

しかし年を重ねるにつれ、生きているうちに自分のルーツを知りたいと思い始めました(背景的にも遺伝的にも)。 

そんな矢先に事情があって父親と連絡を取り合う必要が出てきて、何十年ぶりに数回手紙でやりとりをしました。 

まだ顔を合わせてはおらず、やりとりもぎこちないです。今後親しみの情がわいてくるのか、あまり関わりたくないと思うのかもわかりませんが、少しでも自分のルーツを知ることができたらなと思っています。 

 

▲9 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

自分は提供者になったとしたら探されたくないというほうです。子が欲しいという気持ちで提供したわけではなく、人助けのような気持ちでのことだから。たぶん、時間の経過とともに提供したことも忘れると思います。一週間前の夕ご飯を何食べたか思い出せないのと同じくらいに。同時に子供へ伝えることには反対のほうです。しかも大人になってからなんて。墓まで持っていってもらいたいですね。そのくらいの覚悟で提供を受けてもらいたいです。 

 

▲75 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

この方は提供した医学生が自分が提供した精子で誕生した場合、その子の父親になる事まで考えて提供したと思うのだろうか。中にはそこまで考えて重大な事だと提供しなかった学生もいた。て事はそこまで深く考えない学生が提供したのだろうと思う。そこもこの人には遺伝してるようです。提供者の家庭の事も考えず、育ての父親の事も相談相手にもならないと考える。悲しいかな、あらゆる面で遺伝的に提供された学生さんの遺伝子を引き継いでいそうだなと思う。こうなるとわかれば、提供者も減ってしまうのだろうと思います。 

 

▲40 ▼4 

 

 

=+=+=+=+= 

 

私が30歳のとき、当時付き合っていた今の夫が子どもを持てない体になりました。それが別れる理由にはならないので、結婚しました。友人たちはみな第一子、第二子を持ち始め、職場の年近の同僚たちも産休に入り、覚悟して結婚したものの、やっぱり子供が欲しいと思ってしまう自分がいます。 

けれど、夫以外の遺伝子を持つ子どもを自分が本当に望んでいるのか?夫が自分の子どもでない子を本当に育てていけるのか?その子供はその事実を知ったら?色々な不安が、ずっとずっと頭の中で渦巻いてます。夫と別れるなら今なのか?など考えたくないことも選択肢として想像してしまいます。 

夫は自分に起きたことをまだ受け入れられておらず、夫に今後の話を持ちかけづらく話し合いもできていません。 

それでも、自分が安全に出産できるタイムリミットもあるので、毎日その間で揺れ動き、悩んでいます。 

 

▲52 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

当事者じゃないと、わからない気持ちなんだろうな…と思ってしまいました。 

第三者から見たら、養子縁組というものが世の中には存在するし、生みの親より育ての親という言葉通りではないのかと思ってしまうけど、この方はそうではないんですよね。 

ご夫婦として子どもを授かりたかったご両親の気持ちもわかるし、でも、人はものではないから当事者の気持ちもあるし、とても繊細で難しい所ですよね…。 

沢山の方と話す事で、いつか苦しい気持ちが少しでも楽になるといいですね。 

 

▲22 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

実の親かどうかというより、やっぱり 

「実の親ではない」と小さな頃から知らされているかどうかが重要なのかなと思う。 

 

最初からひとり親で片方は知らないとか、施設で育ってどちらも知らないとかなら、それはそうと納得するんじゃないかな。 

 

成人して急に「実は本当の親じゃなかった」というのが、それまで生きてきた自分を半分失ったように感じるのかなと思う。 

乳児取り違えで問題になっている方も同じかなと思います。 

 

▲21 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

自分が両親だと思っていた人が実は血縁関係がなかったとなれば、大変なショックであり、同時に事実を知りたいと思うのは極めて当然のことだと思う。 

勿論、知ってどうすると思う人もいるだろうし、育ての親が可哀想と思う人もいるだろうが、知りたいと思う気持ちに蓋をすることはできないと思う。 

この方の場合には、29歳という大人になったときに知ったというのがせめてもの救いであり、両親に対する感謝の気持ちも十分に持っている思う。仮に、思春期のころに知ってしまったらかなり傷ついたであろう。 

話は飛ぶが、こういう記事をみると、同性カップルには子供が産まれないが養子をもらえばよい、という話には反対せざる得ない。子供が自分の出生について相当悩むことになるからである。 

 

▲11 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

ご本人も辛いと思いますが、ご両親も同じくらい辛いと私は思います。 

特にお父様は自分の身体の不自由により起きた事に対して大変な苦痛があったでしょう。 

しかし、子が欲しい…どんな形であれ我が子として育てる…という覚悟と信念を持って育てあげた事には感服致します。 

どんな形であれこの世に生まれ、美味しい物を味わい、楽しい事、悲しい事、様々な経験や体験ができ、 

愛する方と出会う事が出来たのは、この世に降り立つ事が出来たからです。 

その選択をしてくれたご両親に私は最高の感謝をするべきだと思います。 

 

▲60 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

怒ったとの事ですが、怒りの前に大きなショックがあったのでしょう。 

 

信じてたものが事実と違う事を知った時、積み重ねてきた年月が長ければ長いほどショックの度合いは大きいと思う。 

 

昔のドラマで夫の子じゃない男児を夫を騙して夫婦の子として育ててたある日、妻から真実告げられて夫が激しく落胆するシーンを思い出した。 

 

血の繋がりに拘らないと言う意見も見受けられるが、拘る気持ちも大いに理解できる。 

 

長男3歳、次男1歳の時に離婚して女手一つで2人の子供を育て上げた知人がいるが、成人した長男が突然父に会いたいと言い出し、離婚の時にお世話になった弁護士を通してその旨伝えたと言う話も身近にあるだけに、私の中では血の繋がりって切っても切れないものだと言う認識。 

 

拘らないと言う意見の方が拘る意見を否定するのは違うと思う。 

 

どちらもあって良いと思います。 

 

▲75 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

これは難しい問題かなと思います。子供から見ても親から見てもどうするのが正解だったかは言えないでしょうね。 

ただ私であれば、自分の父親は誰なんだという気持ちが強くあっても、血のつながりもないのに医者になるまで育ててくれた親に感謝の意を示して、なんとなく事情があったんだなと察し、親が黙っているならあえてその気持ちを尊重しよう、それが親孝行だと思い、いつもと変わらぬ態度で親と接しようと思うな。 

 

▲118 ▼28 

 

=+=+=+=+= 

 

生物学的な父親に会いたい気持ちは、想像でしかないが理解はできる。ただ、その父という人は、父親になる気はなかったのは確かだろう。突然、「パパ」って呼んで知らない人が自分のところに来られても困るはず。そんな人と楽しく飲めますか?どうしても子供が欲しかった目の前のパパを大事にしてあげてほしい。どうしてもあなたを欲しかったんでしょう。なにより、一生懸命に育てて、くれたんじゃないですかね。そこが大事だと思います。ただ、母親の対応が悪いですね。そこで初期対応を間違わなければ、息子は答えの出ない旅に出ることはなかった。 

 

▲35 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

愛情を持って育ててもらえたのであれば、それで良いのではないかと思いました。  

自分の父親を知りたい気持ちもわかりますが、本当の子供を虐待する親もいるので、血の繋がりはそんなに重要ではないと思います。 

私は再婚していて、子供達は3人とも主人と血が繋がっていませんが大切に育ててくれ、3人ともそれなりの大人になりました。 

主人の両親も本当の孫のように凄く可愛がってくれました。 

離婚時、次男は1歳だったので実の父親を覚えていませんが、会ったらショックを受けると思うので、実の父親のことは伝えていません。会わないほうがいいのではないかと思っています。 

今、充実した生活を送り楽しく生きているのであれば、知らない方がいいこともあるのではないかと思いました。 

 

▲6 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

自分の両親と血の繋がり無いことを知らないのって、感情的な側面は育て方や環境などに大きく関わってくるからなんとも言えないが、いざ怪我や病気の治療の際に必要な情報になるから隠しておくのは良くないと思う。輸血や臓器移植などをするときに血縁関係があるとないで大きく違ってくる。 

子供や自分が将来命の危険に晒されるかもしれないのだから正直に話すべきだと思うな 

 

▲11 ▼2 

 

 

=+=+=+=+= 

 

実際のやりとりが本当はどういうトーンや言い方でされたのかわからないけど。 

ただ、自分も親の立場になったからこの親御さんの気持ち分かるかな。 

親からすれば自分たちの元に産まれてきた子供の血が繋がってるとか繋がってないとか関係なくてただただ大切な我が子なんだよね。 

だけどどんなに愛情を持って育てたとしても血が繋がってないと言う事実を知っただけで子供の心には確執が出来てしまって今まで感じてくれていた愛情に疑いも持ってしまうかもしれない。それを考えたら凄く怖いと思う。 

伝えるにしても伝えないにしても親は色んな葛藤を持ってすごく悩んだと思う。 

 

▲71 ▼17 

 

=+=+=+=+= 

 

色んな意見はあると思う 

でも、これだけは言いたい。 

自分も50年前に1600グラムで生まれた。 

当時の未熟児が生きているのが不思議な時代であり、そこで終わっていたかもしれない。 

自然の摂理で生まれてこない子供いるし、成長できない子もいると思う。そもそも子供に恵まれない人もいる。そレを無理に曲げてもどこかに歪みは来ると思う。 

それが種の保存の法則かもと思う。 

俺自身は親が両親ともに高齢出産であり、やはり今でいうリスクは高かったかもと思う。俺の前には流産もあったらしい。だからこそ種の保存という自然の摂理には…逆らっては行けないと思う。たまたま生きながらえている者として。 

 

▲12 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

私は3歳の時に両親が離婚し、父親の顔は全く知らずに育ちました。 

家庭を持ち、第一子妊娠中に某市役所から一通の通知が届きました。 

そこには父親が生活保護を受けて生活していたこと、路上で倒れ入院しているが危険な状態であと数日の命かもしれないということが記されていました。 

見ず知らずの方なので、もちろん会いに行ってはいません。 

とても驚いたと同時に、悲しくて情けなくて複雑な心境でした。 

夫婦は離婚すれば他人だけど、戸籍上、親子というのは一生続くのだということを知りました。 

正直、知らない方が幸せな事もあると思います。 

 

▲53 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

精子提供で生まれた子供の心情は、サラ=ディングル著「ドナーで生まれた子供たち」を読むとよくわかる。 

精子提供で生まれた著者が実父を探し当てるまでの実話。 

作者は「精子提供自体に反対、どうしてもするのであれば、実父と自由に連絡が取れる環境で育てて欲しい」と言っている。 

 

最近は幼少期に告知すればいいと言われているけど、実際には告知しても苦しい気持ちを抱える子供が多い。 

幼児期に言われても、それがどう言うことなのかわからないから、一度は事実を受け入れているように思うかもしれない。 

でも思春期以降大人になってからも、子供は実親を知らないことに苦しむ。 

 

精子バンクなどでは、高学歴高身長などのドナーの精子が人気となり、異母兄弟姉妹がどこに何人いるかわからない状況になっている。 

実親に会えず、遺伝的な情報もない。 

 

子供にこんな出自を背負わせることには反対。 

 

精子/卵子提供、代理出産に反対。 

 

▲225 ▼68 

 

=+=+=+=+= 

 

提供した側は提供しただけで自分の子だとは思えないと思う。なのに自分の子だと言われて名乗られても、過去に縁があって認知してない子が突然名乗り出てきたよりもたちが悪いと思ってしまうかも。 

配偶者側だったとしても、えっなにそれみたいになって、離婚とかに一瞬思考走りそう。 

 

ただ、そうやって片親のDNAが分からないと近親婚になる可能性はないわけじゃない。 

普及させていくならば、そこをどうするかきっと考えがあって対策もあっての現状なのだと思いたい。 

 

▲53 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

数日前に逆の立場の精子提供をしている方の記事がupされていました。 

 

その方は無償で提供していて、 

認知はしない、養育費は出さないということを書類ではなく口約束でしているとのことでした。 

未来のことまでは考えていなく、いま現在困っている方のためにと活動されていて日本の制度が整うことを望まれていました。 

 

いくら親が口約束とはいえど提供者と話がついていても、 

生まれた子供は事実を知ったとき将来的にこういう方が増えますよね。 

 

事実を知りたいと思うのは自然かと思いますが提供者は何組にも提供しているだろうし、 

それを配偶者や家族に伝えていない場合もあるだろうし、難しい問題ですよね。 

 

▲107 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

この方は血のつながりのある実の父のことが純粋に知りたいのだろうけど、この方に限らず、中には血のつながりから相続を求めるような問題も出てくるのではないでしょうか? 

ただ役に立ちたい想いで精子提供しただけで、関わりたくない方もいると思います。 

法で決めてしまうことで提供することに二の足を踏む方もいるのではないかと。 

難しい問題ですが、当事者にとっていい感じに落ち着くことを願ってます。 

 

▲26 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

人それぞれ考えは違うだろう。 

知りたくない人は良いとして、知りたい人が知る前と知った後で思いが変わり、その為に周囲にリスクが及ぶかもしれない。 

またDNA鑑定が不可能となれば、犯罪に利用するケースが出てくるかもしれない。 

情報開示により、守秘義務を守らない人が増えれば、優秀な人の精子を求める人が増えるかもしれない。 

 

▲85 ▼37 

 

=+=+=+=+= 

 

納得出来ないかも知れないが大切に育てて貰って大学まで行かせて貰ったのなら感謝した方が良い。そんな形でしか自分はこの世に生まれなかったのだから。 

こんな親の子供に生まれたく無かった、施設に入れて貰えた方が幸せって人もいます。 

次元は違うが生まれてきたことが不幸って人もいっぱいいます。 

血は繋がっていなくとも愛情を受けたことと思います。 

 

▲37 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

この方の場合は、実の父と信じていた人がそうでなかったと大人になってから急に知ったというのが大きいのかもしれないと思いました。 

幼い頃から知っていたなら、それを受け入れた上で本人のアイデンティティが形成されたのではないかな。やっぱり当事者なんだから子供にもちゃんと伝えるべきだと思う。 

提供者と会えないにしても、どんな人なのかくらいは教えてあげて、その上で両親共にあなたを愛してると沢山伝えてあげるのがいいんじゃないかな。 

 

▲39 ▼18 

 

 

=+=+=+=+= 

 

おそらく今の様な状況になるかも知れないと危惧した両親が隠し通すと決断したのだと思います。 

実際には真実を知る事になり、結果的に危惧した状況になってしまいました。 

血液検査するまで疑いもなく幸せだったなら「血の繋がりよりも濃いものを作る」と決めた両親の気持ちは間違っていなかったとも言えます。 

本当の父親が見つかった後に何が待っているのかはわからないが、それで自分の気持ちが収まるのなら探せば良いと思います。 

 

▲1 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

普通に生きてきた自分には想像もつきませんが本当の事を知った時はビックリとショックだったでしょうね。色んな感情があって当然だと思います。ご自身も結婚されてお子さんもいらっしゃるとの事。提供者が見つかるのは難しいかもしれませんが、1度きりの人生ですから悔いのないように過ごされますように。 

 

▲16 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

血のつながりが親子を作るわけではないけれど、卵子提供や精子提供は親のエゴだと思います。こう考える人もいると思います。 

 

卵子提供や精子提供で生まれた子どもが、そういう嫌悪を抱くのはあると思います。 

 

小さい頃から知っていたら親に感謝だったかもしれませんが、既に出来上がった価値観の状態で、卵子提供精子提供と言われたら、凄いショックですよね。 

 

もし自分ならと想像さえしたくない。 

 

▲398 ▼135 

 

=+=+=+=+= 

 

私も精子提供によってこの世に生を受けることができた人間のひとりです。世界の半分が暗闇になったという感覚はまったくありません。 

 

世界のすべてが暗闇でもありますし、クリアな透明な世界でもあります。他人の行動や考えを変えることは困難を極めます。あの人がこうしてくれたらどんなに良かっただろうと夢想したところでそれは、私の想像でしかありません。 

 

この世界の半分を清明なものと観るのは私自身の世界のとらえ方を変革することによって可能です。もう人生の折り返し地点を過ぎましたが、あらためてこの世界はすばらしいと断言できます。「諦める」という言葉は、元々は「明らかに見る」という意味で、仏教用語では「真実をありのままに見る」という意味合いで使われていました。真実にどこまでも徹底的に迫ってほしい、世界の半分が暗闇になったなどということはまったくありません。 

 

▲22 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

日本特有なのか世界でもなのか知らないけど、大人は子どもに説明不足だと思う。 

子どもも家族を構成している一員として、自分の家族に関わる大事な話をもっと子どもにするべきだと思う。 

そうすることで子どもにも自覚が生まれ、責任を持つようにもなる。 

私は我が子にはほとんど隠し事せず話せることはなんでも話すようにしている。 

まして自分の出自については当然知る権利がある。 

実際血のつながりはそこまで気にしなくても家族になってはいけると思う。里親になってしっかり絆ができてる家族もあるし、うちも主人の実家は血の繋がりがない人もいるけど関係がいい。なんなら似てもいるし。 

でもそれは本人にもちゃんと説明されているから。説明があるとないとでは雲泥の差。 

人は知りたい生き物。だからどんなことでも責任を持ってきちんと説明する覚悟が必要。 

覚悟ができないなら精子提供は諦めるべき。 

 

▲25 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

今は精子提供もDVによる離婚も普通にある問題なので 

実の父親とは疎遠、という母親も少なくないと思う。 

育ての父親は、「あなたは実の子ではないけど、 

本当の子供として大切に育ててきた」と 

その子供に感謝の気持ちを伝えることが大事なのだろう。 

 

▲137 ▼22 

 

=+=+=+=+= 

 

精子提供をした学生さんが医学生で、この方もそれを知らずにお医者さんになったこと。遺伝ってすごいなというのと、ご両親も複雑な気持ちだったろうなとは思います。 

ただ、例えば私も父が糖尿だったから自分も気をつけようとか、父が認知症だったから私もそうなるかもしれないとか、そういうのってあります。自分の父親のことが全くわからないのが不安だというのはすごくわかる。 

昨日だったか男性不妊の奥さんと性行為をするというのをSNSで募っている、もう何人か生まれているというのを見ました。 

色んな意味で不安ではないのだろうか、どこの誰かもわからないのにと感じましたね。 

 

▲131 ▼12 

 

=+=+=+=+= 

 

相手の都合もあるから、相手の生活に差し障りがない範囲での 

連絡が取れる手段は確保してあげて欲しいような 

合わない条件で確認するだけでも 

ただ、そういうのが一切不要な人も当然居るだろうし 

連絡や情報もあくまでも知るだけで 

会いたいとかやり取りとか、そういうのはまたちょっと問題になりそうだから 

そういう部分も提供の時にちゃんと話し合って欲しいような気がする 

 

▲15 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

このお気持ちはご本人にしか分からないとは思いますが、お父様への感謝とか愛情とかはどうなってるのでしょうか。 

無精子症と診断されることは男性には相当なショックでしょうし、妻のお腹に他の男性の子供が育っていく事も複雑でしたでしょう。ご両親は、本人に告知すべきかずっと悩んで迷ったままだったかもしれません。今のように生殖医療がオープンではない時代、悩みを相談できる人が周りにいたとは思えません。 

大切に育ててもらったご両親への感謝の気持ちを忘れないでいただきたいです。もしご両親を慈しんでおられるなら、記者は、きちんとその事を記事にすべきです。 

 

▲47 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

生殖補助医療の課題について初めて知りました。倫理上、禁止してもいいのかもしれません。当事者にしか理解できない精神的な問題があり、クローン技術による人造人間をイメージしました。今回、インタビューに応えていただいた方は、自分の子にも祖父は他人と伝えており、普通の人が気にすることのない遺伝的な健康リスクについても話しているところからも、強く問題提起したいのだと感じました。 

 

▲22 ▼17 

 

 

=+=+=+=+= 

 

確かにそれまで血のつながった父だと思っていたのが、違った…そのショックは計り知れない。 

ただ育ててきた父親も相当な覚悟を持って、育てられたのではないでしょうか?その点は親として、非常に悩ましいですね。 

 

私は幼少の頃に両親が離婚し、弟は母親に、私は父親にそれぞれ引き取られました。 

 

それでも3年後くらいに、両親がやり直すことに決めたと、母親が戻ってくると、私は大喜びで本当に嬉しかったです。 

 

しかし、その話から1ヶ月後に母親から、別の相手と再婚をするという話を聞かされ、私は発狂して、頭がおかしくなるほど号泣をした過去があります。 

 

本当に悔しかった。私は捨てられたんだなとそれから社会人になるまでは、友達も出来ないほど落ち込み、PTSD的な感じになりました。なおかつ、父も日夜、酒を飲むような生活でした。 

 

それからは私には母親はいなかったと思うように生きてきた感じです。 

 

▲25 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

自分は家庭の事情で実の両親が育てられなかったので育ての親と暮らした。そんな自分が思うのは血よりも実際過ごした時間の方が大切だということ。実の親とは時たま連絡を取り合っていたが幼少期を一緒に過ごさなかったというのはやはり大きい。仲が悪いわけではないが心を開いて話せるのは育ての親かな。よくテレビで涙の再会とか昔よくやってたけどあの感情は自分にはちょっとよくわからなかった。ほぼ初対面でそんなに打ち解けた関係にはならんて。 

この男性がもし実の父親と会えた時自分の理想と違っていたらどうするのだろう?この男性程の情熱はないかもしれない。それでも会いたいものだろうか。 

 

▲47 ▼16 

 

=+=+=+=+= 

 

やはり個人的な感受性ってあるでしょう。正解はないと思います。 

有名人ではエリック・クラプトンかな。若い頃に叔母さんと思っていた人が自分の実の母と知って傷付く…。でも壮絶なまさかだらけの人生を乗り越えている。 

 

そこで悶絶するでしょうが乗り越えるしかないとこのケースではと感じます。 

やはり精子提供とか…問題が大きいというのは間違いないてすね。 

 

▲7 ▼1 

 

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遺伝上の父親を探すのは自分のためになるとは思えない。人は父母に育てられるのは幼い時だけで小学生になる辺りから社会に育てられるものと思う。実の父母とてだんだん他人と変わらなくなっていくもの。(情という面ではつながっていると思うが、他人でも情があればつながっているとも思う。)遺伝上の生い立ちを知ったところで何か自分が変わるというわけではないように思う。 

 

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この記事の訴えたいことは、この医師の気持ちだと思います。 

記事中の、 

遺伝上の父が「どんな人か知りたい、どんな考えを持った人かゆっくり話してみたい」。加藤さんが思うのはただそれだけだ。 

の部分がこの医師の気持ちを忠実に表現している気がします。 

 

精子を提供した、いずれ医師になるであろう医学部学生が、自分の提供した精子は、夫が不妊の原因となっている夫婦にとっては、ある意味救いの手となりうること、しかしその結果生まれる子供は、自分の父親に関して真実を知らずに生涯を送ることになる可能性があること等さまざまな事情を真剣に考慮したうえで精子を提供したのか、直接本人からその気持ちを確認したいのではと思います。 

その医学生は、真剣に考えていて、いずれ自分の精子で生まれた子供が遺伝上の父を知りたいと思った時には、知らせてあげてくださいと考えていたか、または、自分だと分かるようだったら提供しなかった…。 

 

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家族が結婚した時、戸籍謄本を取るのですが母の親の欄に知らない人の名前が書かれており、母方の祖父母がバツイチ同士のそれぞれ連れ子の結婚だと知りました。母と母兄に血の繋がっていません。母は祖母、母兄は祖父の子供です。つまり祖父と思っていた人と私は血の繋がりが無い事がわかり、じいちゃん子だった私はショックが強く、その日の晩は静かに泣いて寝ました。でも血の繋がりが無くても祖父は祖父です。色んな所に連れて行ってくれて、感謝しています。自分の家庭が意外と複雑だった時、心に重たい何かがドッシリきました。 

 

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世代間の考え方の違いかなと感じました。今では信じられないことですが、戦後、昭和30年代位までは、夫婦に子供が出来なければ配偶者の血縁(姉妹など)に産んでもらうことさえありましたし、不妊治療は決して口外しませんでした。子供に大人の事情を伝えるべきではない、という価値観が強かったと思います。また、事実をいつ子供に伝えるべきなのかも微妙です。親としては子供の精神的な成育に影響を与えてはいけないと慎重にならざるを得ないからです。29歳で事実を知った衝撃と置いてきぼり感、ルーツへの拘りも理解できますが、育ててくれた親に対する恨みのような表現や自分の子供にまでそんな話をすることは何か違うように感じます。精子を提供して下さった方は決して名乗り出られないと思います。そういうルールだったのです。慈しみ育ててくださったご両親の老いも迫っています。今在ることへの感謝だけで幸せになられるようお祈りしています。 

 

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酷なことを言いますが、提供された方は不妊で困っている人がいるから協力してほしいと言われて協力しただけで、その方がお母様のことを愛していたわけでも、俺の子供を産んで欲しいと思ったわけでもないと思うので、仮に提供者を見つけたとしても、この方の思い描いている再会とはならない可能性が高いと思います。 

 

育ての父親に虐待されたなど、酷い環境で育てられたなら本当の父親を探したい気持ちも分かりますが、もし普通の生活をしてこれたなら、血の繋がらない子供をきちんと育ててくれた父親の気持ちや、提供者にもご家庭があると思うので、提供者を特定できたとしたらそちらの家庭を壊す可能性もあると思います。 

世の中には両親共に血の繋がりのない方もいると思います。 

母親とは血の繋がりがあるのですから、個人的にはこれ以上提供者を探すのはやめた方がいいような気がします。 

 

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考え方や価値観は人それぞれの経験で大きく違ってくる。 

特にこういった話になると、答えを1つにまとめるのは正直無理だろう。 

 

ただ、「これ以上は話をしたくない」っていう言葉は当事者ではない私でも切なさを感じた。 

 

当事者として生まれる子が「知りたい・知りたくない」と求めて来た時に、親として同じ当事者として応じれないなら精子提供は受けるべきではないと思う。 

 

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私は血の繋がりルーツばかりに目がいって今の親が大事に自分を育ててくれた事が後回しになってる気がする。大切なことは育ての親でしょう。大事に育ててもらった親お攻めるのは見当違いです。両親は。貴方以上に悩んできた人生なんですよ。 

小さい時に事実を知らされたら子供の頃からずーと悩みが始まるのを両親は分かっていたから、出来れば墓まで持っていきたかったと思いますよ。恐らく小さい子供には不安で心が押しつぶされるでしょう。親なら誰でも考えることです。ルーツより今の両親を安心させ幸せにしてあげてください。 

 

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