( 313451 )  2025/08/05 04:31:58  
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西村康稔元経産相がBS11の番組に出演し、最近の自民党の参院選での惨敗に対する自党の責任について語った。

自民党が衆参両院で少数与党となり、石破茂首相の退陣論が浮上している中で、鈴木哲夫ジャーナリストは自民党に対する有権者の民意を指摘し、長年の問題への真剣な対応が求められていると述べた。

西村氏は石破首相の責任の重さを認めつつも、全体の連帯責任があるとし、自身の不祥事にも言及。

民意に応えるために自民党の立て直しを進める必要があると語った。

(要約)

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西村康稔元経産相 

 

 西村康稔元経産相(62)が4日、BS11「報道ライブ インサイドOUT」(月~金曜後9・00)に生出演し、自民党の参院選惨敗を受け、自身の不祥事を指摘される場面があった。 

 

 自公与党が参院選で過半数割れとなり、衆参両院で少数与党に。昨秋の衆院選、今年6月の都議選に続く選挙3連敗で、石破茂首相に退陣論が噴出する中、石破氏は続投の意思を表明している。 

 

 こうした流れについて、ジャーナリスト鈴木哲夫氏が「続投するか交代するべきかにポイントが当たっているけど、今回の結果だけじゃなくて、ここ何年かの自民党に対する有権者の民意」と指摘。「不記載の話とか、旧統一教会の話とかあったと思うし、物価高対策も今じゃなくて、岸田政権の真ん中くらいからあるわけですよ。長期のものに対して自民党しっかりしろよという民意もあると思う」とも述べた。 

 

 西村氏は「もちろん総理・総裁トップですから、トップで指揮を取られていますから、トップの責任はそれなりに重い」と、石破氏の責任に言及。その上で「総理1人の責任ではない。候補者自身も日ごろの日常活動がどうだったのか、運動量はどうだったのか。おっしゃった通り、いろいろな課題を我々は抱えてきましたので、我々も含めてみんなに責任がありますから」と“連帯責任”を認めた。 

 

 すると、鈴木氏からは「だってご自身がバッシングを受けてきたわけでしょう?」と直球質問が飛んだ。西村氏は党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が明るみに出て、昨年の衆院選を無所属で出馬、からくも議席を守った経緯がある。 

 

 西村氏は「ですから、総理1人の責任にするつもりはまったくなくて…」と返答。「むしろこの間の両院議員懇談会、今度は総会がありますけど、自民党として民意を受けきれなかった、非常に厳しい評価をいただいたので、民意に応えられる党にもう1回、立て直していくのか」と述べていた。 

 

 

 
 

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