( 313626 )  2025/08/05 07:39:01  
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競泳女子日本代表の池江璃花子が帰国会見で涙を流しました。

シンガポールでの世界選手権に主将として参加し、50メートルバタフライで準決勝に敗退したことを悔やみ、「応援してくれた方々にメダルを見せたかった」と心情を述べました。

また、努力が報われないことの辛さや自分のプレッシャーに負けたことを反省し、次回はリベンジを誓っています。

自身の過信が苦しみを生んだと述べ、試合に臨む際は過剰なプレッシャーをかけない方法についても考えを述べました。

会見では、チームの雰囲気の良さに安心感を抱きつつ、前進したと感じていると語りました。

(要約)

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 帰国会見に臨んだ池江(撮影・南香穂) 

 

 競泳女子日本代表の池江璃花子が4日、羽田空港着の航空機で帰国。会見では涙を流した。 

 

 シンガポールで開催された世界選手権に日本代表の主将として出場したが、自身の本命種目としていた1日の女子50メートルバタフライで準決勝敗退。自身のインスタグラムで「病気にさえなってなければこんなに苦しむことはなかったのかなって」と投稿したことについて問われると「もちろん病気のこともそうですけど、自分が一番悔しいのは…たくさんの方に応援していただいて…その方達にメダルを見せたかったんですけど、それが叶わなくてすごく悔しい」と心境を吐露した。 

 

 その後は涙が止まらず「帰ってきたと言うのには早かったなというのが自分の中にはあるので。帰ってきた池江璃花子を証明すると言って、それが叶わず数年たってしまってて。努力したって報われるのは違うと思うし、分かっているんですけど、頑張ってきた分、結果を出せなくて悔しいです」と声を震わせた池江。「自分のプレッシャーに負けてしまったのは悔しいですし、すごく申し訳ない気持ち」と語り、「ちょっとでも悔しさを生かして、またリベンジして、メダルをかけて取材を受けられるようになりたいと思います」と必死に前を向いた。 

 

 「自分の力を過信していたというか。50メートルでは絶対に自分は戦えるという自信があった。そういう過剰な自信が自分を苦しめた結果になった。自分を信じたいし、信じることが結果につながると思うんですけど、今の自分には自分を信じることはあまりしない方が…プレッシャーを与えすぎず試合に臨むことかなと思います」と改善策も明かした池江。今大会の日本代表では主将を務めた。「正直、ちゃんとできていたのかなという不安もあるんですけど、いろんな選手達が雰囲気良かったですと言ってくれてすごい安心できたし、自分自身も今回の代表に入って楽しい雰囲気でできたので、去年以前に比べたら競泳の代表選手としては一歩前進できたのかなと思います」と語った。 

 

 

 
 

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