( 313751 )  2025/08/06 04:56:22  
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埼玉県鶴ヶ島市議会の福島恵美議員が、ジャーナリストの男性に対して「テロ組織要員」とSNSで投稿され名誉を傷つけられたとして、賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。

福島議員は、クルド人の祭りに参加した際にこの投稿が行われ、220万円の賠償を求めています。

投稿後、市役所や市議会には非難の電話が多く寄せられ、福島議員には殺害予告も届いたとのことです。

福島議員はこの投稿が「外国人差別」を助長しているとし、男性は提訴を「嫌がらせ」と捉え反訴も視野に入れていると述べています。

(要約)

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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

SNSで「テロ組織要員」などと投稿されて名誉を傷つけられたとして、埼玉県鶴ヶ島市議会の福島恵美議員がジャーナリストの男性に賠償を求める訴えを起こしました。 

 

東京地裁にきょう訴えを起こしたのは、鶴ヶ島市議会の福島恵美議員です。 

 

訴えによりますと、福島さんは今年3月に、さいたま市で開かれたクルド人の祭り「ネウロズ」に参加したことをきっかけに、ジャーナリストの男性からSNS上で「テロ組織PKK女性要員」などと投稿されて名誉を傷つけられたと主張し、男性に220万円の賠償を求めています。 

 

投稿がされた後、鶴ヶ島市役所や市議会には非難の電話が殺到したほか、先月22日には、福島市議の殺害予告が届いたということです。 

 

提訴後、都内で記者会見を開いた福島市議は、男性の投稿には「外国人差別が根底にある」としたうえで、「社会の分断を煽る差別を放置することを看過できない」と訴えました。 

 

提訴を受けて男性は「私は司法を使う嫌がらせと認識しています」「反訴も視野に入れ、断固戦う方針です」などとしています。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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