( 313776 )  2025/08/06 05:24:47  
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政府はコメの安定供給に関する閣僚会議を開催し、農水省の需要見通しと実際の需要の乖離が価格高騰の要因であることを分析した。

小泉農水相は、人口減少などにより需要が減少するとの見通しを誤り、リアルタイムな状況把握が不足していたことを認めた。

需要増加の要因として、玄米から白米になる量の減少や訪日外国人の需要増も挙げられた。

2023年には需要に対して40〜50万トン、2024年には20〜30万トンの生産不足が予測されており、小泉農水相はコメの増産に向けて方針を転換する意向を示した。

(要約)

( 313778 )  2025/08/06 05:24:47  
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FNNプライムオンライン 

 

政府は5日、コメの安定供給に向けた関係閣僚会議を開き、石破首相や小泉農水相らが出席した。 

 

会議では、農水省のコメの需要見通しと実際の需要に乖離があったことや、備蓄米の放出が遅れたことなどが価格の高騰を招いたとの分析が示された。 

 

小泉農水相は会議後記者団に対し、「人口減少などに伴い、需要は減り続けるだろうといった見通しだった。本来であれば予断を持たず、リアルタイムで消費の動向を含め把握をすべきだったが、そこの判断を見誤ってしまった。こういったことが要因なのは間違いない」と説明した。 

 

需要見通しとの乖離が起きた原因について、農水省は 

▼玄米を精米した後に残る白米の量の減少 

▼訪日外国人による需要の増加 

などを挙げた。 

 

その上で、2023年は40〜50万トン、2024年は20〜30万トンほど需要に対して、生産が足りなかったとの分析を示した。 

 

小泉農水相は「責任は重く受け止め、これを機にコメの増産へと舵を切る」と強調した。 

 

フジテレビ,経済部 

 

 

 
 

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