( 314611 )  2025/08/09 04:58:03  
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自民党の佐藤正久前参院議員が、参院選の結果を受けた両院議員総会に参加し、石破茂首相の続投意欲や総裁選前倒しの意見が議論されたと報じられています。

出席者からは党内の意見が分かれ、石破首相は反発を受けつつも改革を進めようとしている姿が見受けられました。

佐藤氏は、党内での調整不足が反発を招いていることを指摘し、石破首相の冷静さを失っている様子も明かしました。

総会では、出席者が石破首相の意見を求める声を上げ、状況が複雑であることが示されています。

(要約)

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佐藤正久氏(2009年撮影) 

 

 先月の参院選で落選した自民党の“ヒゲの隊長”こと佐藤正久前参院議員(64)が8日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演し、この日開かれた両院議員総会について言及した。 

 

 総会には253人が出席し35人が発言。参院選惨敗の責任を問われている石破茂首相(党総裁)は続投へに意欲を重ねて表明した。出席者からは総裁選の前倒しを求める意見が相次ぎ、有村治子両院議員総会長は、前倒し実施の是非を決める党内手続きを進めるよう総裁選管理委員会に委ねた。 

 

 参院選後からの石破降ろしの動きに加えて、4日の衆院予算委員会で首相が企業・団体献金の規制強化に意欲を示したことにも党内で反発が強まっているという。佐藤氏は「企業・団体献金に加えてコメ(増産)の関係も党内調整を十分せずに踏み切ったので反発がある」と明かす。 

 

 この日の総会で約1時間が経過した後、総裁選前倒しの是非を総裁選管に移管するかどうかの採決を取るかで賛否両論が出る中、出席者が「総裁の意見が聞きたい」と声を上げた。佐藤氏は「関税の問題、コメの問題含めて“自分は単独でやったんではない。今までの政策に基づいてやってる”って若干キレちゃったんですね」と石破首相の様子を明かし、「それで余計みんな冷めてしまった。党内でしっかり議論をしてやればよかったという部分も、今回の総会で逆に自分のミスを上塗りをしたような感じになってしまって、今まで石破さんを擁護していた人も冷めてしまった」と明かした。 

 

 

 
 

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