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全国高校野球選手権大会の初出場チーム、綾羽(滋賀)が高知中央との試合で延長10回に逆転勝ちを収め、初勝利を達成した。

5回には1点差に迫り、9回には相手のエラーを利用して同点。

午後10時過ぎても試合が続行され、10回には連続ヒットで4点を奪取。

最終的には、相手に2点を返されながらも逃げ切り、試合終了は午後10時46分と史上最遅になった。

この試合の開始時刻も午後7時49分で史上最遅だった。

 

 

(要約)

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<高知中央・綾羽>タイブレークの延長10回、北川の2点適時三塁打に沸く綾羽ベンチ(撮影・五島 佑一郎) 

 

 ◇第107回全国高校野球選手権大会第4日 1回戦 綾羽-高知中央(2025年8月7日 甲子園) 

 

 初出場の綾羽(滋賀)は第4試合で高知中央と対戦。延長10回にもつれこむ激闘を逆転で制し、初出場初勝利を挙げた。 

 

 2点を追う5回に甲子園初得点を挙げて1点差に迫った。1-2の9回、午後10時をまわると鳴り物の応援が止まり、声援と手拍子だけが聖地に響いた。2死満塁、代打・川中雄人(3年)は遊ゴロに打ち取られたが、相手エラーの間に同点に追いついた。 

 

 午後10時過ぎて新しいイニングに入らないという規則のもと、春夏の甲子園大会を通じて史上初の継続試合となるかと思われたが、大会本部から10回に限り、試合を続行するとのアナウンスがあった。両校の了承を事前に得た上で、10時過ぎての試合続行だった。 

 

 そして延長10回、連続長打などで4点を勝ち越し、その裏に2点を返されながらも逃げ切った。試合終了は史上最も遅い午後10時46分だった。 

 

 7日の第2試合に予定されていた甲子園初戦は雨天順延となり、この日の第4試合に変更。さらに、第3試合の雨天中断の影響で、開始時刻は史上最遅の午後7時49分。終了時刻同10時46分も史上最遅となった。これまでの最遅は21年の小松大谷(石川)-高川学園(山口)の午後9時40分だった。 

 

 

 
 

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