( 315005 ) 2025/08/10 06:58:38 2 00 リスク求めるトレーダー、景気懸念軽視-米国株・国債市場の動き乖離Bloomberg 8/9(土) 9:44 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/eed2a9743a3128526b50e4fdf01b11db4856a7a0 |
( 315006 ) 2025/08/10 06:58:38 1 00 新型コロナウイルスの影響を受けた米国雇用統計が発表される約1週間前から、国債市場では景気減速が懸念されていたにもかかわらず、株式市場やクレジット市場にはあまり影響が見られなかった。 | ( 315008 ) 2025/08/10 06:58:38 0 00 Traders work on the floor at the New York Stock Exchange on Friday.
(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後で最も悪い米雇用統計が発表された約1週間前、国債市場では景気の急減速を織り込む動きが広がった。しかし、株式市場やクレジット市場では、その影響を感じさせる兆しはほとんど見られない。
経済成長の持続性に疑問を投げかけるさまざまなシグナルにもかかわらず、8日終了週は高リスク取引が再び活況を呈し、勢いを取り戻した。
ナスダック100指数は週間ベースで約1カ月ぶりの大幅上昇となり、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは短期の下落にも歯止めがかかった。ジャンク(投資不適格級)債のスプレッドは5日連続で縮小した。
JPモルガン・チェースのデータによると、株式・社債市場はリセッション(景気後退)の確率を1桁台と織り込んでいる。これは直近で最大3回の利下げを見込む米国債市場が示す確率を大きく下回る。
ソコロ・アセット・マネジメントのマーク・フリーマン最高投資責任者(CIO)は「ハイイールド(高利回り)債と株式が示しているのは『リセッションはなく、バリュエーションが極めて高い』ということだが、リスクも必然的に高い」と述べ、「それが妥当かどうかは議論の余地がある」との考えを示した。
1日に発表された米雇用統計は市場に衝撃を与え、米2年国債利回りは2023年以来の大幅低下となり、S&P500種株価指数も同日の取引を1.6%安で終えた。
しかし、その後は各市場の反応が割れ、今回のデータが示す経済の先行きについての見方に隔たりが生じている。
8日終了週は10年国債利回りがやや戻したものの、依然として雇用統計発表前を約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下回る水準で推移。米雇用者数の伸びが3カ月平均で20年以来の低水準に落ち込んだことを反映している。
一方、株式相場の下げは一時的だった。株式・社債市場はバリュエーションが高水準で、特に投資適格級債のスプレッドは05年以来の小ささ付近だ。
ミラー・タバクのチーフマーケットストラテジスト、マット・メイリー氏は「多くの人が気付いていないのは、株式が割高な中で長期金利が下がるのは、実は株にとって弱気のサインだということだ」と指摘。「株式市場と国債市場の間に乖離(かいり)が生じた場合、経済の見通しについて正しい方向を示すのは、ほとんどの場合、国債市場の方だ」と語った。
サイクル終盤
リセッションは平均して5年に一度起きている。歴史に倣えば、景気拡大が成熟段階に入った今、楽観論を支持する根拠は乏しいとリサーチ・アフィリエーツの株式戦略CIOクエ・グエン氏は言う。
同氏によれば、トランプ大統領が次々と政策を変えることが、全ての主要資産にボラティリティーをもたらしており、経済の明確なメッセージを読み取ろうとする試みは一段と無意味になっている。
例えば、成長のシグナルを探るため投資家が注目することの多い商品市場では、トランプ氏が一部の銅製品に対する関税を免除すると発表したことで、銅価格が先月末に急落。その後、金地金に対する関税を課すという情報が金市場を混乱させたが、ホワイトハウスは新たな指針を出すことで沈静化を図ろうとしている。
経済が拡大サイクルの終盤に差しかかる中で、「リセッションの指標が少しずつ出てくることはサプライズにならない。そうした指標が出現しない時こそサプライズだ」とグエン氏は述べた。
「それが、極めて楽観的に見えるハイイールド債の動きよりも、米国債という指標により重きを置くべきだという理由になる」と説明した。
ブルームバーグが実施したエコノミスト調査によると、リセッション確率は現在35%。23年時点の65%から大きく低下している。
決算発表も投資家心理を支えている。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のデータによれば、S&P500種構成企業の第2四半期利益は10%増となったもようで、これは決算シーズン前予測の4倍に相当する。
クレジットサイツのグローバル戦略責任者をウィニー・シザー氏は「全体として、リスク資産は、強いテクニカル要因、連邦準備制度が出遅れず必要であれば政策を緩和する余地があるとの認識、そして予想を上回る決算に支えられている」と分析。
「ファンダメンタルズには不確かな面もあるが、特にクレジット市場への資金流入が力強く続いており、スプレッドの堅調さを保っている」と話した。
原題:Risk-Obsessed Wall Street Traders Tune Out Macro Angst - Again (抜粋)
(c)2025 Bloomberg L.P.
Denitsa Tsekova, Lu Wang
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( 315007 ) 2025/08/10 06:58:38 1 00 投稿内容からは、アメリカの株式市場に対する懸念が強く表れています。
また、企業業績が好調なのはテクノロジーと金融部門だけであり、他の部門の状況は厳しいことや、関税の影響も利下げに影響するとの見解があります。
全体として、利下げ期待とインフレ圧力のはざまでの市場の過熱、企業業績の二極化、そして経済指標に対する不信感が見え隠れしており、非常に不安定な状況が示唆されています。 | ( 315009 ) 2025/08/10 06:58:38 0 00 =+=+=+=+=
利下げ期待を囃して↑上げてる。 しかし、PERでみるとアメリカ株は歴史的に超割高圏。
インフレの方向次第では利下げできない訳で、インフレ亢進が確認された時点で↓ドーンでしょうな。
FRBにトランプ氏の腰巾着を送り込む計画のようだが、4-5%でも「マイルドインフレ」「利下げ!」とかやったら10%にすぐ飛ぶので、70年代型の大暴落からの低迷が起きそう。
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企業業績も良いのはテックと金融部門だけ。関税の影響を考えると利下げも本当にできるのか疑問。
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騙し騙しでやってる感じしかしない。日本では7月の倒産件数過去最多らしいのに日経は40000円代って…アメリカはチャイナばりに統計を誤魔化し始めてる。
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リーマン・ショック時にサブプライムローンでひどい目にあったアメリカの投資家は、 今はジャンク債と懲りない。
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糸の切れたタコ状態だね 無理はしないね
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