( 315331 )  2025/08/11 07:31:13  
00

広陵高校は、第107回全国高校野球選手権大会の2回戦を辞退し、10日に保護者会を開催。

その後、堀校長が会見を行い、選手たちの冷静な対応に感謝の意を示した。

会見では、保護者約250人が出席し、辞退の理由や理事会の決定を説明したが、誰も質問をしなかったことから、保護者の理解が得られていると感じたという。

新しいチームについても指導の開始を検討しているが、退部希望者は聞いていないと語った。

(要約)

( 315333 )  2025/08/11 07:31:13  
00

 広陵高校で会見に臨む堀校長(撮影・畠山賢大) 

 

 第107回全国高校野球選手権大会の2回戦を前に辞退した広陵は10日、広島市内の同校で保護者会を開き、終了後に堀校長が会見を行った。 

 

 バスで広島に戻った広陵ナインは到着後、室内練習場で校長や理事長らから経緯説明を受けたという。堀校長は「子供たちが本当に姿勢が正しく、何も乱すことなく、私に返してくれたその視線に心から感謝しています」と様子を明かし、「目に涙をためていた生徒はいたと思います。声をあげたり、体を震わせたりというのはなかった。それは気持ちがなかったわけではなくて、彼らが気持ちを制御して臨んでくれたんだと思います」と語った。 

 

 その後、保護者会を開催して約250人が出席。「席はいっぱいであふれている状況でした」と明かし、「辞退の理由と理事会で決まった内容を説明した。そして最後に教頭の武本が質問があれば申し出て下さいと。誰ひとり質問の手が上がらず、保護者の方が同意している様子がうかがえたと思います。保護者の方に校長として救われたと思っています」と明かした。 

 

 新チームについては「指導をいつからというのも早急に考えていかないといけない」と語り、退部希望者については「一切、聞いておりません」と同校長は語った。 

 

 

 
 

IMAGE