( 315416 )  2025/08/12 04:04:27  
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実業家の西村博之(ひろゆき)さんが広陵高校の甲子園出場辞退について疑問を呈した。

大会本部は高校の辞退を了承し、校長は生徒と職員の名誉と安全を重視する考えを示した。

ひろゆきさんは、悪事に関与していない人も同じ組織に所属しているだけで責任を問われるのは法治主義に反するとし、「正しく生きてきた人が損をするのはおかしい」と問題提起した。

また、野球の特性から「連帯責任は避けられない」との意見もあり、様々な見解が提示された。

(要約)

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西村博之さん 

 

 「ひろゆき」こと実業家の西村博之さんが2025年8月10日、部内での暴力事案が報じられている広陵高校(広島)の甲子園出場辞退についてXで疑問をぶつけた。 

 

■「正しく生きて来たひとも罰を受けるなら、正しく生きた人だけ損」 

 

 大会本部は10日、公式サイトで広陵高校の出場辞退について「広陵高校から本日10日、出場辞退の申し出があり、大会本部として了承しました。このような事態になったことは大変残念ですが、学校のご判断を受け入れました」と伝えた。 

 

 報道によると、堀正和校長は同日、兵庫県西宮市内で取材に応じ、騒動について謝罪した上で辞退の決定を報告。生徒および職員の名誉と安全の保護に努める考えを示した。 

 

 こうした中、ひろゆきさんは「刑法では悪事を指示した人と悪事に加担した人に責任が発生する。悪事に関与してない人まで、同じ組織に所属しただけで責任を取らされる仕組みは、法治主義の観点からも間違ってる」とXに持論をつづった。 

 

 「正しく生きて来たひとも罰を受けるなら、正しく生きた人だけ損する。どうせ罰せられるなら悪事をした方が得となる」と疑問を明かした。 

 

 具体的な内容については明らかにしていないものの、「広陵のですかね? 真面目にやってきた人が損をしてますね」とのリプライに、「そんなんすよねー」(原文ママ)と共感を示したひろゆきさん。 

 

  「両方損しているのでは」との疑問には、「例えば、恐喝をしてお金を取ったとします。恐喝をした人としなかった人が同じ罰を受けます。結果として、悪事をした人はお金が残る分を得します」と主張した。 

 

  ひろゆきさんの意見には、「ホントですね...悪事を働いていない方まで出場停止...」「親と子 上司と部下 組織とメンバー どこまで責任を持つ必要があるのか」など、共感の声が寄せられた。 

 

  一方で、「でもチームってそんなもん。一人のエラーで負けるんだから。足を引っ張る人間は必ず出て来る」「誰か一人がポカしたら負けるスポーツなんだから 連帯責任はある種合理的とも言えるけど」など、野球は団体競技である以上、「連帯責任」は避けられないとの指摘も上がった。 

 

  このほかにも、「スポーツの現場においてパワハラ・セクハラを第三者がジャッジする仕組みが必要。学校という身内では公正なジャッジはできない」「みんなに迷惑がかかるから、っていうのが抑止的に働けばいいけどそうじゃない場合地獄すぎる」といった声もあるなど、さまざまな意見が寄せられている。 

 

 

 
 

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