( 315421 )  2025/08/12 04:10:05  
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政治ジャーナリストの田崎史郎氏が、石破茂首相が続投する理由について考察した。

参院選の大敗後、党内から批判が高まっており、総裁選の前倒し実施が検討されている。

申し出が172人以上あれば総裁選が開催される可能性があるが、田崎氏は石破首相の続投に対して「使命感や執着心」があると指摘。

また、参院選の敗因は政治とカネの問題だけではなく、自民党の目指す方向性や石破政権のビジョンが伝わっていなかったことが大きな要因だと述べた。

(要約)

( 315423 )  2025/08/12 04:10:05  
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石破茂首相 

 

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に出演。“石破降ろし”の勢いが増す中でも石破茂首相(自民党総裁)が続投方針を曲げない理由を推測した。 

 

 参院選大敗を受けて党内から批判が噴出し、8日の両院議員総会では総裁選の前倒し実施の是非を決める党内手続きを進めるよう総裁選管理委員会に委ねられた。 

 

 所属国会議員295人と各都道府県連代表47人を合わせた342人中、172人以上の求めが確認されれば、総裁選実施が決まる。総裁選が実現すれば政権の維持は難しくなるが、田崎氏は逆風の中でも首相が続投に意欲を見せる理由を問われ、「よく言えば使命感、悪く言えば執着心だと思う。総理のポスト、あるいは安倍派の人たちに負けてたまるかという気持ちもあるでしょうし」と推測。 

 

 「ただ、参院選でなぜ負けたかというと、僕は政治とカネの問題にするのはそれだけじゃないだろうと。むしろ自民党が何をやろうとしているか、石破政権が何をやろうとしているかがまったく伝わらなかった。候補者も訴えるものがなかったというのが最大の敗因だと思う」と話し、参院選の敗因を派閥裏金事件など政治とカネの問題だけに求めることへの違和感を示した。 

 

 

 
 

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