( 315441 )  2025/08/12 04:31:30  
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韓国を訪問中の小泉進次郎農林水産相は、11日にソウルで趙顕外相と会談し、日本産水産物の輸入規制の撤廃を求めた。

韓国は福島第1原発事故の影響で、福島など8県の水産物に対する規制を続けている。

小泉氏は、日本産食品への信頼が回復しているとし、早期の撤廃に向けたコミュニケーションの重要性を強調した。

また、韓国の外相が日本の農水相と会談するのは初めてであり、これは日韓関係の改善に向けた前向きなメッセージだと述べた。

(要約)

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韓国の趙顕外相(右)と会談する小泉進次郎農林水産相=11日、ソウル(桜井紀雄撮影) 

 

【ソウル=桜井紀雄、仁川=竹之内秀介】韓国訪問中の小泉進次郎農林水産相は11日、同国の趙顕外相とソウル市内で会談し、日本産水産物に対する輸入規制の完全撤廃を要請した。韓国は東京電力福島第1原発事故を受け、福島など8県の水産物の輸入規制を続けている。 

 

小泉氏は会談後、記者団に「日本産食品への信頼は十分回復している。早期の規制撤廃に向けて、双方の関係省庁間の意思疎通が速やかに進むことを強く期待する」と述べた。「科学的にしっかりと進めていけば両国間の理解は必ず得られる」とも語った。 

 

韓国の外相が日本の農水相と会談するのは初めてとみられ、韓国紙も「面会は異例」(朝鮮日報)と報じている。小泉氏は趙氏との会談が実現したことに関し、「前向きな対応をいただいた。(李在明政権が)今後の日韓関係を発展させていくというメッセージの表れではないか」との見方を示した。 

 

小泉氏は趙氏との会談に先立ち、韓国の宋美玲農林畜産食品相とも面会した。 

 

 

 
 

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