中日のマイケル・チェイビス選手が東京ドームでの巨人戦で、守備中にエキサイトシートに飛び込んでダイビングキャッチを試みるも失敗し、観客が下敷きになる騒動が起きた。

観客や選手、スタッフが心配し、担架が用意される場面もあったが、チェイビスは無事に三塁に戻り、スタンドから拍手が送られた。

下敷きになった観客は担架で運ばれたが、チェイビスや周囲の人々は心配そうに見守っていた。

（要約）

　２回、打球を追って客席に飛び込んだチェイビス（撮影・金田祐二） 

　「巨人－中日」（１１日、東京ドーム） 

　中日のマイケル・チェイビス内野手がエキサイトシートに飛び込む果敢なプレーを見せてスタンドは騒然となった。 

　初回無死一塁の守備。巨人・佐々木の三塁ファウルゾーンの飛球を追ってエキサイトシートへダイビングキャッチを試みた。捕球はできずファウルとなったが、この際、観客が下敷きとなってしまった。 

　ナインやスタッフ、井上監督もベンチからエキサイトシートに向かい、担架も用意されると、球場は騒然。チェイビスは大事に至らず、三塁の守備位置へ。スタンドから拍手も起こっていたが、下敷きとなった観客は担架で搬送された。チェイビスや、周囲の観客は心配そうに視線を送っていた。