( 315841 )  2025/08/13 07:03:12  
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8月10日の『サンデーモーニング』で、7月の参院選で当選した塩入清香議員(通称さや氏)が、核武装の安上がりさを主張した発言が取り上げられた。

彼女は北朝鮮を例に挙げ、核保有が国際社会での対話において重要であるとし、「核武装が最も安上がりな策」と述べた。

これに対し、広島の被爆体験を持つ張本勲氏が、核を容認する風潮に対する懸念を示し、朝日新聞の高橋純子編集委員がさや氏の発言を強く非難した。

この発言はSNSで話題となり、ミュージシャンのASKAが反応し、さや氏の意見に賛同して核保有の安全性を支持するコメントを投稿した。

ASKAの発言は大きな注目を集めた。

(要約)

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(写真左:Copyright (C) 2025 Kobunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved./写真右:時事通信) 

 

8月10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、7月の参院選で当選を果たした参政党の“さや氏”こと塩入清香議員(43)の発言を取り上げる場面があった。 

 

この日、番組の名物コーナー「風をよむ」では原爆投下から80年を迎えたことをテーマとし、核兵器をめぐる国際社会の動勢や、防衛費の増額を各国が迫られているという現実に言及。その中で、さや氏の映像が映し出され、「『核武装が最も安上がりで最も安全を強化する策の1つ』と主張した候補者が当選しています」と、ナレーションが流れる一幕があった。 

 

さや氏といえば7月3日に配信されたネット番組で、核保有や日米同盟のあり方などについて問われた際、「あの北朝鮮ですら、核兵器を保有すると国際社会の中でトランプ大統領と話ができるぐらいまでにはいく」「核武装が最も安上がり」などと主張し、物議を醸していた。 

 

同コーナーで、広島での被爆体験がある張本勲氏(85)に、膳場貴子キャスター(50)が「核兵器を容認するような空気が、一部でまた出てきていますけれど」と尋ねると、張本氏は「『あなたの親族がそうなったら、それでもあなたは承諾するの?』と問いたい」とコメント。そんな流れの中でコメントを求められた朝日新聞編集委員の高橋純子氏はこう切り出した。 

 

「張本さんのお話を今、間近で伺ってですね。『核が安上がり』などと経済合理性の観点から口にする、幼稚かつ稚拙だなというふうに思います。全国民を代表する国会議員であるならばそういうことは口にするべきではないし、顔を洗って出直していただきたいというふうに思います」 

 

さや氏の名前を出さなかったものの、「核が安上がり」発言を厳しく糾弾した高橋氏。この発言はネット上で大きな話題となり、Xでは番組の高橋氏の発言部分を切り取った動画が拡散された。 

 

すると11日、この動画に反応したミュージシャンが。それは、元CHAGE and ASKAのASKA(67)だ。どうやらASKAはさや氏の発言に賛同している様子で、Xでこの動画を引用し、《「安上がり」です》と切り出すと、高橋氏の発言にこう反論した。 

 

《核を保有することで、兵器も自衛隊員配備数も抑えられる。他国は日本には迂闊に手を出せなくなる。そうなれば戦争に巻き込まれなくなる。国民は安心して生活ができる。安上がりです》 

 

このASKAの投稿は約1日で167万インプレッションを記録するほど、大きな注目を集めている。 

 

 

 
 

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