( 315881 )  2025/08/13 07:50:41  
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TBS系「news23」で、広陵高校が夏の甲子園への出場を辞退した理由が特集された。

部内の暴力事案に起因し、校長は生徒への誹謗中傷や脅迫があったため、安全を考慮して辞退を決定したと説明。

また、東大准教授の斎藤幸平氏は、高野連の初期対応に疑問を呈し、イジメや暴力に対する適切な調査が行われなかったと批判した。

彼は、被害者のケアを優先すべきだと訴えた。

(要約)

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 TBS放送センター 

 

 11日放送のTBS系「news23」では、夏の甲子園で広陵高校が出場辞退について特集した。 

 

 番組では、部内の暴力事案に端を発した問題で2回戦への出場を辞退した広陵高校について取り上げた。前日10日に同校の校長が会見し、生徒への誹謗中傷やつきまとい、寮への爆破予告などがあり、生徒や関係者の安全を守るためにも「苦渋の決断」と説明していることも伝えた。 

 

 大会途中で出場辞退となったことについて、小川彩佳キャスターが「何かもっと適切な対応のチャンスというものがなかったのかと考えてしまいますけど」と水を向けると、東大准教授の斎藤幸平氏は「あったと思いますよね!」と間髪入れずに回答。「高野連はもっとしっかり最初の段階で調べるべきだったし。私も体育会系だったから分かるけど、多少理不尽なこととかあるけど、これって(被害生徒が)転校とか相当ひどいことが起きてるわけですよね。なのに高野連は調査を十分にしなかった」と高野連の対応に疑問を呈した。 

 

 続けて「女子はプレーしちゃいけないとか、そういうことにはいちいちうるさいくせに、こういうイジメとか暴力に対しては弱腰。こういうよくないダサい組織は1回解体して、甲子園のあり方を見直すときにきていると私は思いますね」と私見を述べた。 

 

 誹謗中傷や爆破予告などもあり、「今、急に風向きが変わって、加害者側を含めた学校側がかわいそうだみたいな空気もありまけども、まずは被害者の子のプライバシーや心のケアを一番に考えてほしい」とも指摘した。 

 

 

 
 

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