( 315956 ) 2025/08/14 04:17:06 1 00 橋下徹氏は、自身の発言に対して反論した自民党の高市早苗氏に再度評価を投稿した。 |
( 315958 ) 2025/08/14 04:17:06 0 00 橋下徹氏(2023年7月)
大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は13日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の高市早苗・前経済安全保障相に関する自身の発言をめぐり、高市氏が反論したことを受けて、あらためて高市氏に対する自身の「評価」を投稿した。
高市氏が12日、Xに「橋下徹氏が以前から私に対して批判的である事は承知していますが、何故、私が自民党を出ていかなくてはならないのしょうか?」とした上で、10日に放送された民放番組での橋下氏の発言を引用。「自民党が割れるというのは僕は大賛成。保守なのかリベラルなのかごちゃごちゃになってる」「ポイントは高市さんが本当に覚悟をもって出られるかなんですけれども」「高市さん、いろんなところで、中国に対してとかマッチョなこと言うけれども、ここで本当に高市さんがそれだけの勇気と覚悟があるんだったら、自民党から同じような思想の人を全部引き連れて、それこそ参政党なのか日本保守なのか、そっちのほうとグループ組めばいいんだけど、高市さんはやんない」という橋下氏の発言に対し、「ここではっきりと申し上げますが、勿論、『やんない』です! いわゆるバリバリの『親中派』以外は自民党を出ていけ…と言われているに等しい話ですから」と主張した。また、自民党員、自民党議員としての思いをつづりながら、「橋下氏の御指摘のように、今の自民党が保守とリベラルでごちゃごちゃになっているから割れるべきだとは、私は思いません」とも主張し、「自民党の中でしっかりと働いてまいります」と、自民党離党をきっぱり否定した。
これに対し、橋下氏は12日の投稿で、高市氏の反論を報じたネットニュースを引用し「その覚悟で総裁選に出るべきということ。総裁選に出られることを期待してますよ!」と、つづった。
一方で、別の投稿では「中国に厳しい態度で臨むことは賛成だけど、ある政治的な考え・主張の者・グループを『親中』とレッテルを貼るような人は日本のトップにはなれないだろう。それでは日本保守党レベル」とも指摘した。
また「俺は高市さんとは、靖国参拝論や武力行使について意見が違う。その他についても意見が異なることは多々あるだろう。ただそれは政策論の範囲。政策論だからもちろん一致するところも多々ある」とした上で「色々な政治家と議論をするが、政策論で完全一致することなんてない。違う人間なんだから当たり前」とも訴えた。
さらに「限度を超えた人格攻撃がない限り、政策論で激しく議論しても、それが終われば普通の人間関係になるのがほとんど。それを批判的だとレッテルを貼って決めつける人には日本のトップになれないだろう。今は『親中』『媚中』なんていう言葉を使って意見の異なる者にレッテルを貼っても、総理になれば中国と交渉せざるを得なくなる。総理になれば批判はこの程度では済まない。高市さんでは批判に耐えられないだろう。自分に好意的か批判的かを決めつけるのは日本保守党のお家芸」と、高市氏に対する自身の私見を連続投稿でつづった。
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