( 316091 )  2025/08/14 06:44:20  
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伊東市の田久保眞紀市長は、学歴詐称問題に関連して、8月13日に市議会の百条委員会に出頭し証人尋問に応じました。

彼は「除籍の事実を知ったのは6月28日」と主張し続け、卒業証書の提出を二度拒否。

百条委では市の広報誌に記載された卒業情報に関する質疑が行われましたが、彼は多くの質問に対して回答を控える姿勢を示しました。

また、検察への卒業証明書類の提出が未だになされていないことについても、その理由を曖昧にし、今後の対応については検討中と述べています。

証人尋問は継続中で、結果が東洋大学への文書照会の内容と共有される見込みです。

(要約)

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百条委に出頭した伊東市・田久保眞紀 市長 

 

学歴詐称が問題となっている伊東市の田久保眞紀 市長は8月13日、市議会の百条委員会に出頭し、証人尋問に応じました。ただ、「除籍の事実を知ったのは6月28日」と従前からの主張を繰り返しています。 

 

伊東市の田久保眞紀 市長は市の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記載した一方、実際には除籍だったことがわかっていて、市議会では地方自治法に基づく百条委員会を設置した上で、事務手続きについて調査を進めています。 

 

これまで議長に見せた“卒業証書”の提出を二度にわたって拒み、出頭を求められても拒否していた田久保市長ですが、8月13日は百条委員会からの請求を受け、証人尋問に応じました。 

 

この中で、田久保市長は卒業や卒業証書に対する認識を問われたものの「除籍である、卒業していないという事実を知ったのは6月28日」と従来通りの回答を繰り返しています。 

 

また、質疑応答がかみ合わない場面や広報誌の編纂に関わる事項に質問が及ぶと「回答を差し控える」と立て続けに証言を拒否する場面も見られました。 

 

田久保市長をめぐっては7月7日に開いた会見で、疑惑の“卒業証書”について卒業アルバムや上申書と共に検察へ出すと明言していましたが、今もって提出されていません。 

 

このため、証人尋問では提出を取り止めた理由も問われましたが、田久保市長は「状況が刻々と変化しており、その都度、弁護人と相談し、どのようにするのか決めており、その結果として今がある」と述べました。 

 

一方で、“状況の変化”とは何か聞かれると回答をはぐらかし、今後の提出意思については「検討していくとしか現時点では答えられない」と話しています。 

 

百条委員会では現在も田久保市長への証人尋問が続いていて、証人尋問などを終えたあと、東洋大学へ行った文書照会の回答について委員に内容が共有される見通しです。 

 

テレビ静岡 

 

 

 
 

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