自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が時事通信の世論調査で次の首相にふさわしいとする支持率15.9％でトップとなった。

2位は小泉進次郎農林水産相で14.6％、3位は石破茂首相で11.3％。

自民支持層では石破氏が首位に立つ結果となっている。

野党では国民民主党の玉木雄一郎代表が5.7％でトップ、続いて自民党の河野太郎元外相、立憲民主党の野田佳彦代表らが続いている。

自民党内では総裁選の前倒し実施を求める声も上がっているが、回答者の多くは首相が首位を維持している。

（要約）

自民党の高市早苗前経済安全保障担当相 

　時事通信が8～11日に実施した8月の世論調査で次の首相に誰がふさわしいかを尋ねたところ、自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が15．9％でトップだった。 

　2位は小泉進次郎農林水産相で14．6％、3位は石破茂首相で11．3％だった。自民支持層に限ると、石破氏が逆転して首位となった。 

　4位は国民民主党の玉木雄一郎代表が5．7％で、野党党首の中ではトップだった。5位は自民の河野太郎元外相3．3％、6位は立憲民主党の野田佳彦代表2．8％、7位は自民の林芳正官房長官2．1％と続いた。 

　自民党内では参院選大敗を受け、総裁選の前倒し実施を求める声が出ている。ただ、自民支持層に限ると、首相が24．6％でトップとなり、小泉氏が21．2％、高市氏が19．6％で続いた。