( 316273 ) 2025/08/15 05:33:00 0 00 電通グループ本社
電通グループは14日、2025年12月期連結決算(国際会計基準)の業績予想を下方修正し、754億円の最終赤字に転落する見通しだと発表した。海外事業の不振が主な要因で、人員削減を行う方針も示した。
従来は100億円の黒字を予想していた。2001年の上場以来、最大の赤字となった前期の1921億円よりは減少するものの、3期連続の赤字となる。
電通グループは積極的なM&A(合併・買収)で海外事業を拡大してきたが、競争激化で苦戦を強いられていた。海外で従業員の約8%にあたる約3400人の人員削減を決定したとしている。
電通グループは今後、海外事業の構造改革や、M&A偏重の成長戦略の見直しを目指している。
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