( 317051 )  2025/08/18 04:40:29  
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読売テレビの「そこまで言って委員会NP」で、橋本五郎氏や門田隆将氏が日本経済の「失われた30年」の原因について議論を交わしました。

パネリストたちは、経営者のチャレンジ精神不足や優秀な人材の海外流出、外国人労働者の流入などについて意見を述べました。

門田氏は「財務省」が経済成長を妨げているとし、緊縮財政の影響について批判しました。

一方、橋本氏は政治家の姿勢が問題であり、財務省の影響を受けていると指摘。

門田氏は財務省の分割を提案し、黒木アナウンサーが政治の緩慢さについて触れると、橋下徹氏も政治家の無力さに同意しました。

(要約)

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読売テレビ本社社屋 

 

 読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏、作家の門田隆将氏らが17日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。日本経済の「失われた30年」の原因について議論を繰り広げた。 

 

 パネリストから経営者のチャレンジ精神の欠如や優秀な人材の海外流出、外国人労働者の流入などさまざまな意見が披露される中、門田氏は「“独裁”財務省」との考えを掲げ、「30年間、経済成長ができなかった理由を議論しているのに、財務省の話、緊縮財政の話が出てこないのが恐怖してます。何でこの根本を言わないの?」と指摘。 

 

 近年、最高税収を記録していながら「103万円の壁も、ガソリン暫定税率もいまだに実現していない。全部、財務省が止めている。増税はあっても減税はない中で私たちは苦しめられている」と語った。 

 

 これに橋本氏は「財務省を悪者をして済む話じゃなくて、財務省は財務省の論理でやる。ただ、その財務省が言っていることを政治が超えられないところに問題がある」と政治家の姿勢を問題視した。 

 

 門田氏が「何で財務省をそこまで政治家が恐れるのか。予算をやってるだけじゃなくて税務調査の力がある。この力があるから政治家たちが財務省の要請を拒否できない」と切り返すと、橋本氏は「悪いことしてなきゃできるんじゃないの?」ときっぱり。 

 

 門田氏は「悪いことしてるから悪いんだけど」と苦笑いしながら、「悪いことしてない人だって税務調査を嫌がる。迫力があるわけよ。だから、私は財務省を歳入庁、債務管理庁、予算管理局、元の財務省の4分割をしなければならないとずっと言っている。これを実現したら、この30年間の経済成長が逆転してくる」と持論を展開。議長(番組MC)を務める黒木千晶アナウンサーは「政治がふぬけだって聞こえるんですけど」と率直な感想を述べた。 

 

 これに弁護士の橋下徹氏も「法律を変えられないからでしょう? 財政法4条と財務省設置法の中で財政健全化という文言が入っているので、そこを取っ払えばいいんだけど、それをできないのが政治家」と同意していた。 

 

 

 
 

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