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セ・リーグの試合でDeNAが中日を5-4で下し、4連勝を達成。

藤浪晋太郎選手は3年ぶりに先発として復帰し、5回を投げて1失点の好投を見せたが、勝利投手の権利を得た直後に同点打を許してしまった。

試合は延長12回に林選手の中犠飛で勝ち越しとなり、DeNAが勝利。

藤浪選手は応援に感謝しつつ、今後の成長を誓った。

(要約)

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<中・D(20)>12回、チームの勝利に渾身のガッツポーズで喜ぶ藤浪(中)(撮影・椎名 航) 

 

 ◇セ・リーグ DeNA5ー4中日(2025年8月17日 バンテリンD) 

 

 DeNAは延長戦の末に、中日を5-4で下して4連勝した。3年ぶりに日本球界に復帰した先発の藤浪晋太郎投手(31)は1059日ぶりのマウンドで、5回5安打1失点。降板直後の6回に2番手・中川虎大投手(25)が同点ソロを許し、勝ち星が消滅したが、4-4の延長12回に林琢真内野手(24)の中犠飛で勝ち越した。 

 

 レギュラーシーズンでは22年9月23日広島戦の救援登板以来、1059日ぶりのマウンド。敵地にもかかわらず、多くの声援が送られ、「応援してもらえるのはありがたいですし、力をもらいました」と藤浪。米国とは違った雰囲気に「独自の応援というか、久しぶりの感じがしたので、楽しいと思いながら投げました」と語った。 

 

 中日打線のスタメンには左打者9人が並んだが、「勝手に嫌がってくれる分には、好きなだけ嫌がってくださいという感じ」とさらり。「左が並んだということで球種の使い方が変わるなと思いましたけど、それくらいです」と動じなかった。 

 

 初球は152キロをマーク。その後も154キロ、156キロと力強い速球を披露。時折抜ける球もあり、球にバラつきもあったが、低めにボールを集めた。2点のリードをもらった2回無死一、三塁、遊ゴロの間に1点を失ったものの、3回は3者凡退に抑えた。 

 

 その後もランナーを出しながらも力投。5回86球を投げ、5安打1失点と勝ち投手の権利を得て降板。三浦監督ら首脳陣と握手を交わした。しかし、2番手・中川が初球で同点ソロを浴び、藤浪の復帰後初登板の白星は1球で消えた。 

 

 「全体的にストライク先行というか、ストライクゾーンに球が集中していたのは良かった。全体的にリズム良く投げられた」と振り返り、「長いイニングを投げられなかった。もっと長いイニングを投げて、中継ぎ陣を助けられるような、そういう選手になりたい」と先を見据えた。 

 

 

 
 

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