21日の東京債券市場で、新発10年物国債の流通利回りが1.610%に上昇し、約17年ぶりの高水準となった。これは日銀の追加利上げが意識されて債券売りが優勢になったためであり、財政悪化の懸念から超長期債の利回り上昇も影響している。 (要約)
日銀本店=東京都中央区(AFP時事)
21日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、1.610%に上昇(債券価格は下落)した。
2008年10月中旬以来、約17年ぶりの高水準。日銀の追加利上げが意識され、債券売りが優勢だった。財政悪化懸念などを背景とする超長期債の利回り上昇も、長期金利に波及した。