( 318231 )  2025/08/22 07:13:41  
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小学3年生の子どもが、人気パン屋でメロンパンを買おうとした際、わずか5円足りず、店員に目の前で捨てられるという体験をしました。

母親はこの出来事をSNSに投稿し、多くの反響を呼びました。

多くの人が「5円なら融通しても良かったのでは」との意見を寄せる一方で、「お店にも問題がある」という意見もあり、賛否が分かれました。

母親は、今回の出来事から接客の重要性を考えるきっかけになったと語っています。

(要約)

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メロンパンを目の前で廃棄されたという(photoACより「Sttttt」さん撮影、イメージ画像) 

 

「たった5円が足りなかっただけで、こんなことになるなんて」 

 

X(旧Twitter)に投稿された、小学3年生の息子さんの体験が、大きな反響を呼んでいます。 

 

投稿者の母親「ゆきちゃん」さん(@zpy1h)によると、子どもが近所の人気パン屋でメロンパンを買おうとしたところ、手持ちのお金が5円足りませんでした。レジに並びパンを差し出したものの、店員は「買えないですね。はい、廃棄します」と告げ、その場で欲しかったパンを子どもの目の前でゴミ箱に捨てたといいます。 

 

突然の対応にショックを受けた子どもは泣きながら帰宅。話を聞いた母親は「ごめんね、お金少なかったね」と抱きしめたと振り返ります。「子どもの前で廃棄しなくてもいいのでは」と思い、事実確認を含めてお店に伝えたいと話しています。 

 

この投稿は瞬く間に拡散し、数千件の「いいね」と多くのリプライが寄せられました。 

 

「廃棄代金の方が高いのに、子どもの前でやることではない」 

「5円くらいなら融通をきかせてもいいのでは」 

「取り置きする、取りに戻らせるなど選択肢はいくらでもあったはず」 

 

といった声が大半を占め、接客対応への批判が集中しました。 

 

一方で、「お店に廃棄させてしまったのだから、謝罪すべきでは」という指摘もあり、意見は分かれています。 

 

ゆきちゃんさんは取材に「多数は同情の声でしたが、批判的な意見もあり驚きました」と語ります。そのうえで、「今回の件を通じて、お金と商品をやり取りするだけではない“接客のあり方”を考えさせられました」と話しました。 

 

小さな子どもにとっては楽しみにしていたパン。ほんのわずかなお金の不足で夢が壊れる瞬間に立ち会った人々からは、「もっと優しさのある対応をしてほしかった」との共感の声が広がり続けています。 

 

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子) 

 

まいどなニュース 

 

 

 
 

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