( 318521 )  2025/08/23 07:40:53  
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テレビアニメ『ダンダダン』が、第18話での楽曲「Hunting Soul」が一部アーティストの楽曲に似ていることから問題を引き起こし、公式Xで声明文を発表し謝罪した。

制作チームはYOSHIKIとX JAPANを尊敬し、音楽の熱量を表現しようとしたが、事前の説明が不足していたことを反省。

権利関係については建設的に協議中で、YOSHIKIとも既に話し合った。

YOSHIKIは騒動について自身のXで困惑を示し、事前連絡があれば良かったと述べている。

 

 

(要約)

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『ダンダダン』キービジュアル (C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会 

 

 テレビアニメ『ダンダダン』は22日、公式Xを更新し、『ダンダダン』第18話に登場した楽曲が、一部アーティストの楽曲に酷似していることから起きた騒動について声明文を出し謝罪した。 

 

 公式Xでは声明文が掲載され、「このたびはTVアニメ『ダンダダン』における楽曲「Hunting Soul」に関しまして、皆様にご心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と騒動を謝罪。 

 

 制作経緯については「本楽曲は、製作チーム一同が尊敬してやまないYOSHIKI様とX JAPAN様のような熱量をアニメの中で表現すべく、また、音楽演出において、『ダンダダン』のアニメにおけるストーリーやシーンにマッチし、かつ作品としてのクオリティをさらに上げられるようにとの想いで制作いたしました」と説明した。 

 

 今回の騒動に「しかしながら今回、YOSHIKI様及びX JAPAN様に対して、事前のご説明に思いが至らなかったことで、ご心配をおかけしてしまったことは本意ではなく、心からお詫び申し上げます。権利関係につきましても、関係各所と建設的に協議を進めております。本件についてはYOSHIKI様ともすでにお話をさせて頂いており、今回を契機に、未来に向けた創造的な取り組みを共に考えている所でございます」と伝えた。 

 

 最後に「YOSHIKI様、X JAPAN様、そしてファンの皆様、またダンダダンファンの皆様や関係者の皆様には、ご心配をお掛けいたしましたことを改めて深くお詫び申し上げますとともに、今後とも本作品を温かく見守って頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。 

 

 今回の騒動の発端は、『ダンダダン』第18話にて、キャラクター・HAYASiiが歌うスピード感あふれるロックナンバー「Hunting Soul」が登場。作詞・作曲・編曲は永井聖一、プロデュースは牛尾憲輔が担当し、ボーカルは谷山紀章、ギターはマーティ・フリードマン、ドラムはChargeeeeee…、ベースはわかざえもんが務めていた。リリックビデオも公開されており、公式サイトによると「かなり気合を入れて制作した楽曲」と説明している。 

 

 これを受けて先日、YOSHIKIは自身のXで「何これ、X JAPANに聞こえない?」と投稿し、「えー?この件何も知らないんだけど、こういうのってあり?ファンのみんな、何が起こっているのか教えて」と困惑を示した。さらに「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに」とし、自身のスタッフから緊急連絡があったことも明かした。 

 

 YOSHIKIは「最初これを知った時は、面白くて笑っていた」とする一方で、「弁護士達からも連絡がきた 著作権侵害の可能性があるとのことで、どうなるのだろね」とつづり、「みなさん、この手のものは、多分先に関係者へ連絡した方がいいみたいだよ」と呼びかけていた。 

 

 

 
 

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