( 319196 )  2025/08/26 05:56:05  
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JR東海は、エクスプレス予約ウェブサイトで「EX-ICカード」乗車サービスを2027年夏頃に終了すると発表しました。

このサービスは東海道・山陽・九州新幹線を対象とした会員制のネット予約サービスで、EX-ICカードは新幹線利用時に自動改札機で使えました。

2021年から交通系ICカードによるサービスが利用可能になり、今後はその統一が進むとのこと。

また、「EXご利用票」の発行も2026年夏頃に終了し、代替として「EXアプリ」を通じた座席確認サービスが提供される予定です。

(要約)

( 319198 )  2025/08/26 05:56:05  
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EX-ICカード(画像:JR東海) 

 

 JR東海は25日、「エクスプレス予約」ウェブサイトにて、同サービスにおける「EX-ICカード」での乗車サービスを終了すると発表しました。 

 

 エクスプレス予約は、東海道・山陽・九州新幹線を対象とした、会員制のネット予約サービス。EX-ICカードは、入会時に配布されるエクスプレス予約専用のカードで、TOICAなどの交通系ICカードのように、乗車時に自動改札機にかざすことで利用できます。 

 

 JR東海などは2021年3月、エクスプレス予約において、交通系ICカード(モバイル端末版を含む)での乗車サービスを開始。これにより、カード1枚で新幹線と在来線をチケットレス乗車できる状況となっていることから、EX-ICカードによる乗車サービスを終了し、交通系ICカードによる乗車サービスに統一することを決めたとしています。 

 

 EX-ICカードによる乗車サービスの終了時期は、2027年夏ごろを予定。これに先立ち、2026年夏ごろをめどに、EX-ICカードの新規発行および再発行の受付も終了するとしています。 

 

 JR東海はあわせて、「EXご利用票(座席のご案内)」の発行終了も発表しました。ご利用票は、自動改札機通過時に発券される、乗車列車の予約情報や座席位置などが記載された紙。こちらは、会員登録不要で利用できる「スマートEX」も含め、2026年夏ごろをめどに終了となります。EXご利用票の代替としては、「EXアプリ」で予約座席を簡単に確認できるサービスの提供を予定しているとのこと。詳細は決まり次第発表するとしています。 

 

 

 
 

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