( 319431 )  2025/08/27 05:11:57  
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金融庁は2026年度の税制改正要望で、少額投資非課税制度(NISA)の対象を高齢者や子どもを含む全世代に拡大することを検討している。

この変更は「貯蓄から投資へ」の流れを促進し、家計の資産形成を助けることを目指している。

また、暗号資産の売買に関する課税見直しも提案されており、具体案は年末にかけて与党と協議される予定だ。

NISAに関しては、18歳未満の「つみたて投資枠」の年齢制限撤廃や、高齢者向けの投資商品も対象にすることが検討されている。

これにより、継続的な資産運用がしやすくなることを期待している。

(要約)

( 319433 )  2025/08/27 05:11:57  
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金融庁 

 

 金融庁が検討する2026年度の税制改正要望の概要が26日判明した。少額投資非課税制度(NISA)の対象を高齢者や子どもを含めた全世代に拡大する。「貯蓄から投資へ」の流れを加速し、家計の資産形成につなげる狙いだ。 

 

 要望にはビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)の売買に伴う課税の見直しも盛り込んだ。8月末までに財務省に提出し、年末にかけて与党などと協議して具体案をまとめる方針。年明けの通常国会で関連法案を成立させたい考えだ。 

 

 NISAは18歳未満が対象外の「つみたて投資枠」について、年齢制限の撤廃も視野に入れて見直す。実現すれば、年齢を問わず継続的な買い付けや売却による現金化ができるようになる。 

 

 高齢者が投資しやすい商品もNISAの対象に認めることを検討。具体的には、運用益の一部が毎月分配されるタイプの投資信託などが候補に挙がっている。元本割れのリスクに配慮しつつ、年金のように定期的に生活資金を受け取りたいというニーズに応える。 

 

 

 
 

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