財務省は2026年度予算で国債費として32兆3865億円を計上する方針を固め、これは過去最大の25年度予算を4兆円上回る。国債費の中で利払い費は24.0%増の13兆435億円、償還費は9.3%増の19兆3104億円となる。長期金利の上昇に伴い、国債費の増加が続いている。(要約)
財務省が2026年度予算の概算要求で、国の借金である国債の償還費と利払い費を合わせた国債費として32兆3865億円を計上する方針を固めたことが26日、分かった。過去最大だった25年度当初予算の28兆2179億円を4兆円程度上回る。長期金利が上昇傾向にあることを受け、国債費が増える構図が続く。
国債費のうち利払い費は25年度から24.0%増の13兆435億円に膨らむ。国債の元本返済に充てる債務償還費は9.3%増の19兆3104億円となる。