( 319810 ) 2025/08/28 07:03:54 2 00 「勝てないとわかっていたのに…」日本軍と広島・広陵高校も逆らえなかった、たった2文字の正体とはダイヤモンド・オンライン 8/27(水) 9:01 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/b5cfede02022fb9029b3503a0406d88f59b80fdc |
( 319811 ) 2025/08/28 07:03:54 1 00 日本が1945年に太平洋戦争で降伏して以来、80年の節目に、戦争を振り返る番組が多く制作された。
NHKのドラマ『シミュレーション 昭和16年夏の敗戦』では、当時の「空気」がいかに軍の意思決定に影響を与え、戦争へと導いたかが描かれた。
また、広陵高校が甲子園の1回戦に出場した後、批判を受けて2回戦を辞退した背景には、この「空気」に逆らえない日本人的な文化がある。
結局、「空気」に抗うことは難しく、戦時中も現代においても、そうした文化が形作られている。
(要約) | ( 319813 ) 2025/08/28 07:03:54 0 00 写真はイメージです Photo:PIXTA
日本が降伏して太平洋戦争が終わったのが、1945年の夏。今年は戦後80年の節目の年に当たり、太平洋戦争を振り返るテレビ番組が多数制作された。そして今年の夏、もう一つ大きな話題となったのが、夏の甲子園に出場した強豪校、広島・広陵高校の暴力問題である。80年前の太平洋戦争と広陵高校の事件に共通する、日本人の弱点とは?(ライター、編集者 稲田豊史)
● 「空気」の支配
NHKで8月16日、17日に前後編で放送されたドラマ『シミュレーション 昭和16年夏の敗戦』が話題になった。舞台は昭和16(1941)年。当時の官民若手エリートで組織された総力戦研究所が、あらゆるデータを分析して「アメリカと戦争をすれば確実に負ける」と結論付ける。
総力戦研究所の報告は政府首脳の全員が聞いていた。軍の内部にすらアメリカに勝つのは無理だと考える者がいた。しかし真珠湾攻撃は決行され、太平洋戦争が始まってしまう。その理由として劇中で描かれていたのが、当時の「空気」だ。
1941年と言えば、1937年から続いていた日中戦争の真っただ中。中国を後方で支えるアメリカを快く思っていない日本国民が多数を占めていた。その後、日本が仏印(フランス領インドシナ)に進軍すると、アメリカは日本への石油輸出を禁じる。こうして軍部や世論の間でアメリカ許すまじという「空気」が優勢になっていく。
「空気」はさまざまな人のセリフに登場する。「空気に逆らってもいいことはない」「アメリカと戦争しないほうがいいとは言いにくい空気」「一度動き出した空気に抗うのは至難の業」など。
この文脈における「空気」と言えば、評論家の山本七平が1977年に発表し、日本人論のスタンダードとして定着した名著『「空気」の研究』が真っ先に思い浮かぶ。日本の社会を支配しているのは厳格なルールや論理性・合理性ではなくその場の空気であり、組織の意思決定においてすら空気が優先される。世論に左右されやすい政治、熱しやすく冷めやすい国民性、ムラ社会の因習、学級会による特定生徒のつるし上げ、「言わずもがな」や「空気を読む」ことが善しとされる日本人的気質。すべて「空気」の産物だ。
『シミュレーション〜』を見ていて、ふと気づいたことがある。当時の空気支配の解像度をもう少し上げていくと、部員による暴力行為によって甲子園を2回戦で辞退した広陵高校の周辺で起こっていることを、どこか連想させるのだ。
● 過剰な現場尊重主義
日本では長らく、高校球児の厳しい上下関係や過酷な練習に関してマスコミが批判的な報道をすると、元甲子園球児から「経験したことがないくせに、わかったようなことを言うな」といったクレームが一定数寄せられる。今回の広陵高校の報道に対しても「強豪校の現実とはそういうもの。それを耐え抜いた者が一流のプロになれるのだ」と諭すようなポストがXでも散見された。
この現場尊重主義と呼ぶべきものは、太平洋戦争中にも発生している。大本営発表だ。
大本営は日本軍の最高統帥機関で、そこが行った戦況の公式発表を大本営発表と呼ぶ。太平洋戦争末期には戦況が劣勢であるにもかかわらず、さも優勢かのような情報を流し、各新聞はそのまま報じた。
なぜ大本営は真実を発表しなかったのか。その理由のひとつが、大本営が現地部隊からの報告をそのまま発表していたことだ。
辻田真佐憲・著『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』によれば、「どんなに熟練のパイロットでも、艦種を誤認したり、希望的な観測で戦果を判断してしまう傾向があった」という。それに加えて、部隊から報告されてきた戦果を大本営報道部がさらに査定するようなことは許されない「空気」もあった。前線で命を賭けて戦っている者たちの言うことを疑うなど何事か、というわけだ。
空調の効いた部屋にいる偉いさんではなく現場で汗をかいているやつの言うことを信じる、という判官びいき的な考え方が、昔も今も日本人は大好きだ。『踊る大捜査線』の「事件は会議室ではなく、現場で起きている」そのものである。
無論、事情を知らない者が軽率に発言すべきではない、という主張には一定の正当性がある。しかしそれが行き過ぎれば、重大な社会問題について当事者以外が語ることがタブー化し、議論が非常に限定的になる。客観と冷静の視点が欠ける。部落差別、LGBTQ、出産・育児問題などは、そうなりがちだ。
また、当事者以外が語れない状況が極まれば極まるほど、関係者だけで構成されたコミュニティ内には、ときに歪(いびつ)な、一般的な社会常識とはかけ離れた「空気」が形成される。「部外者が、知らないくせに語るな」。ジャニー喜多川の性加害事件報道に際しても、一部のファンからそんな声が上がっていた。
● 「自分が」台無しにしたくない
広陵高校の暴力事件は甲子園開幕前にSNSで拡散され、炎上状態になっていた。にもかかわらず、同校は1回戦に出場。しかし批判の大きさに事実上屈する形で2回戦出場は辞退した。
1回戦出場から2回戦までの間に決定的な新事実が出てきたわけではない。むしろ1回戦に出場したことで出場選手の顔と名前が全国放送で大写しになったため、「暴力事件の加担者側」と決めつけてTV画面のスクショをXで晒すポストも出現した。1回戦出場は明らかに悪手だった。
高校側は「生徒、教職員、地域の方々の人命を守ることを最優先する」ために2回戦の出場辞退を決めたと説明したが、もし本当にそれが目的なら、1回戦から出場を辞退したほうが風当たりは明らかに弱かった。出場選手たちも、メディアでここまで晒し者にはならなかっただろう。
にもかかわらず、なぜ1回戦から出場を辞退しなかったのか?
高校側(校長、あるいは監督)が、積み上げてきたものを「自らの責任で」台無しにするのをギリギリまで渋ったからだ。
甲子園開幕後に出場校が出場を辞退するのは、高校野球始まって以来の大事件。そんな前代未聞の重大決定を「自分が」下したくはない。だからこそ、外敵の攻撃から身内を守るために苦渋の決断としてそうせざるをえなかった、という被害者じみた「空気」を醸し、責任の所在をぼかしたのだ。「生徒、教職員、地域の方々の人命を守ることを最優先する」という言葉によって。
同じことが1941年の日本にも言える。当時日中戦争は5年目に突入しており、日本は多大な人的犠牲を被り、かつ莫大な戦費を使っていた。もしここでアメリカと敵対せず和平交渉をするなら、中国から手を引かなければならない。今まで払った莫大なコストが「台無し」になる。そんなことを自らの責任で提案し、実行し、国民に発表するなど、誰もやりたくはない。
『シミュレーション』において、総理大臣の東條英機(演:佐藤浩市)は当初、平和を希望する昭和天皇(演:松田龍平)の意思に沿おうとしていた。しかし陸軍の若手から「腰抜け」「裏切り者」「無責任」と陰で言われていることを気に病み、結局は軍部や世間の「空気」に屈する形で、引くに引けない状況の中で開戦を決断した(というニュアンスでドラマは描かれる)。
責任者不在のまま、空気によってなされる意思決定。あくまでドラマ上での描き方ではあるが、太平洋戦争は壮大な「責任者不在」の中ではじまり、そして悲劇的な結末を迎えたとも解釈できる。
● 「空気」に逆らうと赤紙が来る
「空気」に抵抗するのは、いつの時代も難しい。
広陵高校が2回戦の出場辞退を発表した後の保護者説明会では、保護者から何ひとつ質問が出なかったという。当然だ。会では質問の際に息子のポジションと名前を言う必要があった。
学校に目をつけられれば、監督から不当な扱いを受けるかもしれない。プロ野球や社会人野球を目指す選手ともなれば、それだけで将来の見通しは暗くなる。高校野球の名門・広陵高校に野球をやるために進学するような選手は、今までの人生の大半を野球に費やしてきたはずだ。その労力がすべて無駄になるようなことを、保護者がするわけがない。「空気」を読んで質問しなかったのだ。
『シミュレーション〜』では、もっとも強く開戦反対を叫んでいた総力戦研究所のメンバーに赤紙が届く、というシーンがあった。広陵高校の保護者たちも恐れていたのかもしれない。赤紙という名の何かを。
この国では、「空気」を乱すと恐ろしい罰が下るのだ。戦時中はもちろん、今もどこかで。
稲田豊史
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( 319812 ) 2025/08/28 07:03:54 1 00 この記事は、日本の高校野球における「空気」や文化の問題、特に軍事的な影響や上下関係の厳しさについて触れています。
また、戦後の日本社会において「空気を読む」文化が如何に影響を与えているかも議論されています。
一方で、記事には今後の改善への期待や、他文化の長所を取り入れる重要性も示されています。
(まとめ)日本の高校野球文化には、軍隊的な影響や上下関係の厳しさが色濃く反映されており、それが選手たちにプレッシャーや理不尽なルールを強いる要因となっています。 | ( 319814 ) 2025/08/28 07:03:54 0 00 =+=+=+=+=
野球は「スポーツ」として国内での歴史が古いからなのか、特に学生期において軍隊、中でも旧日本軍的な文化が一番色濃いように感じます。
指揮官である監督をトップに上意下達で動き、様々なプレッシャーや恐怖に負けず、献身的にその場に最適な動きをこなすという風に、選手たちは鍛えられます。この特性が軍隊的な文化と親和性が高かったのでしょう。
丸刈り、上級生が絶対、制裁、新人いじめ、連帯責任、一糸乱れぬ集団行動、生活面に及ぶ理不尽なルールなどなど。
「この苦難に比べたら少々のことは何ともない」というメンタルを育て、実際、一定の効果を上げてきたため、脈々と引きつがれているのでしょう。
見る側も、キビキビした動きや言動、チームへの献身、敗者の美学などを「球児」に期待します。
ですが、学徒出陣の健気さと表裏一体で、兵舎内に鉄拳制裁やいじめがあったのと相似で、球児の光の裏に、暗黒面が育つこともあります。
▲349 ▼41
=+=+=+=+=
筆者の指摘通りだ。いい空気ならいいが、悪い空気は結果が悪い。でも、空気がなかったら生きていけない。人間とは弱いものです。空気は、その環境に生きる大きな範囲に影響を与える。きれいな空気のところへ移動するには、いろんな足かせがある。きれいな空気、汚れた空気、これを、判別することは難しい。基準は、人間が作り出すものだからである。しかし、いい空気をできるだけ探すように努力しなければならないと思う。
▲63 ▼18
=+=+=+=+=
山本七平まで行かずとも、戦後しばらく思想界のオピニオンリーダーとも言えた丸山眞男が、自らの軍体験も含めて指摘していたこと。
アメリカなんかは、そういう意味で日本とは真逆なのかもしれないが、これを日本のようにもっと空気を読む文化にしていこうとしても無理だというのは、誰にでもわかるだろう。 それぞれの国や民族などの文化に根ざす思想は変えようとしても無理であることを承知したうえで、現実の生活が改善していくように、少しずつ他文化の長所を取り入れていくしかないと思う。
▲18 ▼4
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真夏の全国高校野球選手権大会と言うハレの舞台においては、必要に迫られて球児の体調管理と言う面においては、時代にアジャストした対応が見られるが、この大会の価値の高さにおいて、舞台裏では先例至上主義な指導による結果を重視する風潮は遺る。でも、それは、昭和そのママの地元の街の応援風景や、アルプスの応援風景も後押ししてると感じる。全国高校野球選手権大会を取り巻く総ての環境を、合理性を以て考える必要があり、野球指導の現場だけの問題ではない。
▲143 ▼47
=+=+=+=+=
なるほど‥太平洋戦争開戦の意思決定の薄弱さは、これまでもNHKスペシャル等他各局のドキュメンタリー番組で多く放送されており、いかにリーダーシップの欠如が組織に社会に多大の被害をもたらすかを問いかけている。その時にこれまでに費やしてきたものを失う喪失感が醸し出す空気が、的確な判断を誤らせ事態は最悪の結末を迎える。今回の夏の甲子園大会での惨事を広陵高校首脳部や高野連の煮え切らない判断が招いたものと捉えると太平洋戦争突入時の空気感との類似性は確かにあると思う。
▲222 ▼23
=+=+=+=+=
親御さんが質問を求めなかったのは、それもあるけど大きいのは息子達のトラブルが発端だったからでしょうね。 要は学校に迷惑をかけた側と考えているんだと思う。 これが監督やコーチの体罰が原因であったなら、状況は変わっていたかもと思います。 被害者である転校した生徒もある中で、名前が出ている加害者の生徒だけが根本原因では無かったかと思う。 私も学校は違うけど寮生の子を持つ親であるが、寮内でどの様な生活を送っているのかは子供からのやり取りで聞くくらいで実際の所は分からないのが実情です。 だから、親としては今回の件以外にも公になっていないイジメはあった可能性がある以上、余計に学校側にものを言える状況には無かったと思います。
▲12 ▼9
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自分も広陵の事案が開会式寸前に持ち上がった時点で辞退した方がいいと思っていたが行進に参加かつ一回戦も出てしまった。その後の辞退会見も記事の通り被害者的コメント。保護者からの質問なんてある訳無いのひワザとらしいコメント。そして監督の辞任、新任に副監督を起用したところで社会的に誤魔化し人事。誰も評価出来ない。第三者委員会なるものも人選は不明確だし、ちゃんとした報告がなされるか疑問。このままあやふやなままで学校が推し進めるならば、世間は黙っていないだろう。新チームが活動すればマスコミも被害者対応を再び追求すると思う。
▲66 ▼6
=+=+=+=+=
記事では「空気」という言葉を軸に説明されていて確かにとうなづけるところです。 本来なら非暴力であるはずのスポーツに、なぜ今回のような暴力事件が後を絶たないのか、朝ドラの「あんぱん」を視聴された方ならわかりやすいと思います。 戦時中、徴兵され兵営に入ると、初年兵は一年先輩に理不尽な暴力行為を受けます。それが年度を変わると繰り返されます。そして戦時中はほとんどの若者が徴兵されました。 戦後、この体質が、社会全般、特に全寮制の体育会系などに濃厚に受け継がれました。強い大学の体育会や全寮制の部活などの一部に未だ色濃いようですね。その悪習が裾野を広げたままであるケースが見受けられますよね。
これを機に根絶する方向を望みます。
▲26 ▼3
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なぜこんなことが起こるのか、説明します。 野球に限らず閉鎖的な縦社会では、何が楽しみなのか、それは立場の弱い奴を狙ってオモチャのように扱って快感を得たいという欲求が出てくるからです。イライラが溜まっている時などはなおさら酷くなります。こいつらにとって、そういった存在がないと、とてもやっていけないんでしょう。哀れな世界としか言いようがありません。 おそらくこういう奴らは社会に出ても直りません。職場でも形は違えど似たようなことをやっていると思います。
▲132 ▼17
=+=+=+=+=
今、この”空気”というものについては、大変な”モノ”であります。 私の職場でも、この”空気”なるモノに毎回翻弄され、違う意見を言う事がタブーになっています。 現在の私の職場ですが、とあるベテラン看護師(A氏)が、ある時、「私の言う事が聞けないの!」と威圧感丸出しで、怒鳴る様に言われました。そんなに怒鳴る様な言い方される事に、非常に驚き、以降、反論すると、直ぐに怒鳴る様な言い方をされる為、何も言えなくなりました。 上下関係は、重要だと思う事もありますが、 怒鳴り、威圧すること🟰パワハラになる と思われなかったのか?と思います。 それ以降、そのA氏とは、目線も合わす事が出来ず、今に、至っています。 “空気”🟰雰囲気は、非常に難しく、読み間違えると、大変な事になります。
▲25 ▼12
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周りに合わせるというのは海外でもあると思うし、 それが善い結果になる場合は、あまり問題にされないのだろう
周りに合わせる人は、なぜ周りに合わせるのか? 環境的要因の1つとして、上下関係の厳しさによる心理的安全性の欠如があるのではないか?
また別の側面として、勝利至上主義というのも問題ではないかと思う
▲36 ▼12
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空気は生じやすい条件がある。高校野球の場合は退出できないこと。スポーツを学校単位の部活でやっているため他に逃げようがない。そのような閉じた環境では空気が支配的になりやすい。それを仕組みとして変えれば空気支配の弊害は減らすことができる。
▲33 ▼5
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この記事は空気が今も世の中を支配しているのでどうにもならないんだ といって戦争が起こったことや 広陵の2回戦辞退もやむなしとしか言っていないか。広陵の件で言えばこの空気が決める事態に対し 第3者委員会を設定し何が悪かったのか あるいは悪いのかを探り広陵の名誉回復を試みている。兵庫の知事の件もそうだし 空気が犯した罪についての検討がなされている。常に第3者の目が検討結果を踏まえた目で空気を見るようにすればよいと戦時になかった試みが今はなされている。少しは希望を持ったほうが良い。
▲3 ▼22
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絶対的上位者からの、暴力含めた威圧に支配された空気の事ですね。 野球で絶対に勝つ事を目的とする広陵の空気と、戦争へと向かう軍国主義を徹底させ国民の士気を高めるための思想統制、軍内部での熾烈な暴力による統制。 どちらも勝利するための空気を醸成させる厳しい上意下達。 確かに共通点はありますね。
勝つ目的が陥りやすい落とし穴だと思う。 常に互いを尊重し、共存を目指す空気を醸成させる努力は、平和のために必要なのだと思う。
▲52 ▼11
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日中戦争を止めた場合、不満を持つ陸軍軍人たちが内乱を起こす危険があった。当時の青年将校の給料は、同世代の大卒サラリーマンと比較しても安かった。日中戦争のおかげで出世したり戦時加俸で貧乏暮らしから抜け出せた軍人も多かっただろうから。 戦争が終わればこの軍人たちは貧乏暮らしに逆戻り。下手すると失業。社会の側は軍隊以外の社会を知らない元軍人の受け入れを嫌がる。 政府は5年半前に起きた2.26事件を忘れていなかった。 内乱を起されるくらいなら、まだ対外戦争をやったほうが損害が少ない、と考えて敗戦覚悟で対米戦争に踏み切ってしまった。
▲9 ▼20
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私の父は陸軍経理学校卒ですが、日米戦争のシミュレーションをしたところ、どんなに条件を変えても最終的に日本が負けたそうです。陸軍のお偉いさんが「日本が勝てるかどうか」と尋ねたときに、父は「負けます」と答えたら、周囲の人達が顔を青くしたそうです。父は「石油精製技術を持っていなかったんだから勝てるはずが無い」と言ってました。私は日本の巨大企業の仕事で米国中南米の建設や製鉄などの現場で働きましたが、中年以上になると言葉も文化も違う町を歩いて自分の目で確かめることを嫌がりますね。
▲36 ▼3
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「空気」というのは、なんとなくそこにあるものではなくて、誰かが意図的に作り出した雰囲気なんだよね。 「こうしたほうが良い」「こうしなきゃいけない」、それが明文化されている場合はむしろ少数で、暗黙の了解とでも言っていいような、場を支配する空気というのは、他人の顔色をうかがって行動しがちな多くの日本人にとっては、かなり重要な行動規範であるように思う。
特に、権力者は、この空気を利用しがちなんだよね。 それは今の時代でも同じで、何かを強制したらパワハラになるようなことも、行為者が自発的にやったとなれば、権力者としては責任を回避できるからね。 有給や育休を取ることは労働者の権利であり、取らないことを指示したらコンプラ違反になるから、休暇を取得しにくい空気を作り出したり、ワクチンの接種を強制したら副作用が生じた場合に賠償責任が生じるから、ワクチンを接種しなきゃいけない社会的な空気を作り出したりね。
▲61 ▼19
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近代史を読めば分かるが、アメリカは戦争直前まで日本に優位に工作機械を売ったりしていた。結局すべてアメリカに転がされていた訳です。刃向かってくるのも想定どおり。戦争も絶対に止められない条件を突きつけ続けて日本中が破壊し尽くされた。アメリカはWW2で覇権を確実なモノにするという大きな賭を描き、見事にその賭けに勝ったわけです。
▲18 ▼13
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日本は勝つつもりはなかったというより、それまでも勝ったことがなかった。日清日露でも第三国の仲介で、途中で有利な講和条約を結べたというのがせいぜいで、何も北京やペテルブルグに乗り込んで敵政権を倒したわけじゃない。それを「勝った」ことにしちゃったんだ。太平洋でも何もワシントンを占領できるはずはなく、太平洋を一時的に制圧できれば、あとはソ連の仲介で有利な講和条約を結べればってくらいで考えてたんだろう。戦争自体をそんな風に甘く考えてきていたんだね。事態を甘く考えるっことで「何とかなる」って押し切るのが責任感の欠けた集団の心理なんだろうな。
▲49 ▼11
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負けるかもしれない。だが戦わなければ日本は、アジアは、今の世界はどうなっていたのだろうか?そこの観点が全く欠けている。上層部には研究所の研究結果は報告されていただろう。だが総合的に判断して万に一つの活路に欧米列強から植民地支配されている世界の国々の将来を戦いにより託そうと結論付けたのではないか?結果として戦いには負けたが、戦争目的である世界の植民地支配からの脱却には日本は勝てたのだ。世界を日本が救ったのだ。
▲20 ▼63
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大東亜戦争本来の、天皇が決裁した計画は、対英蘭戦争で、シミュレーションをいくつもの機関でやって対米戦はやめておくべき、やらざるを得ないとしても限定的、どうしても領有しているフィリピンで関わるのでそこは講和をしながら進めていきますという内容で認められた計画。 東条英機や陸軍らの方が対米戦はマズイと一番わかってたと思います。
それが蓋をあけてみれば太平洋戦争は対米全面戦争の様相なり、初戦の真珠湾からして、西南・北に行けども東だけは行くワケがないはずが真っ先に東に行くのだから、ここに本当の戦争の姿があり、戦後から今に至るまで東に行った海軍は責められず陸軍だけが悪の権化に仕立て上げられる様を見ると、日本国内にこそ、空気を越えた真の悪があると思う。
俯瞰に俯瞰を重ねて観ないとこの戦争、日本の姿は見えない。 ずっと英米、ソ連の人間が日本の政治や軍事やマスコミの実権握り史実も歪めてきた。
▲16 ▼26
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総力戦研究所の位置付けを無視して語る事じゃない。ドラマはドラマである。総力戦研究所は、研究所と名前を付けてはいるが位置付けとしては大学院大学であって研究機関じゃなく教育機関としての位置付け。昭和16年の提言は長期戦になり負けるだが、それ以外にも短期決戦なら勝てるとか、米戦の後にはソ連戦があるとか、いろんな提言をしている。 政策への反映って意味では、ヨーロッパ外交官などは開戦不可であったり、終戦のときにはソ連に頼るのは危ないなど、結果として的を射た提言が重要視されなかったことの方が大事だろう。 ドラマ感化される人が増えることが予想されるが、総力戦研究所は学びの場であってその結果発表と位置付けであって、政策反映を目的とした名の通りの研究所ではなく、官僚などの教育機関であったこと。大学と付けると文科省管轄になるので、研究所としただけのことって位置付けを知らずに語るのは、歴史を歪める。
▲6 ▼10
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山本七平(ペンネーム:イザヤ・ベンダサン)は確かにまるで「空気」が戦争したみたいだと指摘したが、一方で、その空気に「水」を差すと空気が一変するから、この次、空気が戦争しそうになったら勇気を持って水を差せる人間になれ、とエールを送っている
勇気を持って「水」を差せる人間を多く育てることが世の中を良い方向に導く
とは言え高校野球では監督に「人事権」があり、逆らうとレギュラーになれずに外されるという、どうしても上下関係が生まれ、ただでさえ体育会系なのに、先輩やましてや監督に水を差すのは簡単なことではないのも事実
今回の広陵事件から何を教訓とするのか、良い機会なので全国の監督、及び、選手達が考えると良い
少なくとも今のまま、暴力を認める組織なら甲子園に出場できなくなる、ということは心に刻まれただろうから
▲0 ▼2
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この空気の恐ろしいところは、「支持者が過半数に達していなくても支配的に効力を発揮する」というところだ。例えば三分の一の人数までがそれを強く押していたとすると、「彼らと半目するとどんな扱いを受けるか不安だ」と思う人が渋々支持に回る。それも含めて過半数に達すれば、「そうでなければこの集団の一員ではない」と烙印を押されるので、ほぼ全員が支持するような体になる。
▲97 ▼5
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確かに空気というのはとても大事だ。 それに戦前は多くの日本人が渡米し移民が多くいたし、山本五十六はアメリカに留学しイギリスにも滞在している。 当然日本と米英の経済力の差は分かっていたのだが、なぜか国内は開戦の雰囲気に向かう。 吉田茂はイギリス大使等務めていた。 現在も多くの日本人がアメリカに住んでいる。 依然として対米強硬論はあるものの、それは民主主義の範疇の中である。 戦前と現代で大きく違うのは国民の平均的な英語力だろう。 戦前もう少し英語ができ米英滞在経験者が多くいれば、開戦の雰囲気もそれ程大きくならなかった可能性はある。 ただ当時は船で行かねばならず、費用も莫大だった。 このあたりも、フィリピンを植民地化していたアメリカと香港やマレー半島等の植民地を持っていたイギリスとの国力の差と言わざるを得ないのだが、やはり学問と国際交流の大事さは誰もが実感するところだろう。
▲13 ▼2
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会社でもあるよ。全体的に俯瞰して判断できる経営陣が大事だね。管理と現場の双方を取り入れて全体を前に進めていく判断をして仕組みを作れる人。国民全玉砕などを考えているような馬鹿で無責任な人が軍で幅をきかせるような事は絶対阻止しなくてはならない。
▲55 ▼4
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日本人は「スポーツ」と「日本古来の武道」をごっちゃにしている。基本同じものと。 武道は、「師匠が弟子に教えるもの、明確な上下関係が存在する」「この師匠の下で上達したい、艱難辛苦何があっても服従し教えを乞う」。それらの武道もルール化されてスポーツ的な外見をまとっているが、その精神性は他の競技に伝搬した。 これに対し、スポーツは、古来より行われてきた「デスマッチ類」をルール化し、暴力的な行為を排除した上に成り立っている。サッカーの大本は「人を殴って蹴ってボールを取り合う競技」だった。そこから「殴ってはいけない」等をルール化し安全なスポーツとなった訳です。その根底には「暴力の排除とルールを守る」が明確にあります。スポーツは暴力を認めたら成り立たないのです。 日本では「師匠が殴る」事を良しとしていた。師匠が殴って良いなら、上級性も下級生を殴る、此処に問題点があります。
▲34 ▼4
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位の高い人物が優秀とは限らない 今も昔もそう変わらないだろうが、昨今はそれに抗い新しい空気を取り込むことが少しずつであるができるようになってきた。しかしながら、安定することに慣れてきた「無関心」な人々が増えてきた気がする。 これでは変化のスピードは上がっていかない気がするし、様々ところで格差が広がっていくだろ。
▲17 ▼6
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強引すぎる記事ですね。 同調圧力のことならそれはいつの世にも存在するのであって、コロナの検査結果やワクチンのことなど、全てメディアが世論を間違った方向に誘導してきたと思いますよ。 冤罪事件なども逮捕時点では容疑者を叩き、冤罪だと分かると捜査の不備を叩く・・・メディアの責任は大きいですよ。 戦争も高校野球の不祥事も、世論の常識とは違う視点から考証してみるメディアが少なすぎます。 東京裁判の検証は不要なのか、もし戦争を回避するとしたらどんな方法があったのか、そして回避していたら今の日本はどうなっていたのか・・・ 軍部の暴走だけで終わる話では無く、シュミレーションは十分に理解した上で終息のシュミレーションもしたはずですよ。 個人的には、高校野球は高野連が処分するシステムを変えれば殆どの問題は解消すると思います。 誰かを悪人に仕立て上げ叩けば世論が喜ぶ・・・それがメディアの仕事ですか?
▲24 ▼21
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甲子園のルール自体、球数制限とかタイブレークとかで変わってるんだからもう京セラ開催とかでいいよとにかくあの酷暑の中でプレーするのは無理がある。選手はまだベンチ割と涼しいからマシだけどスタンドに動員されている学徒とか熱中症で倒れてるぞ報道されていないが。
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空気に逆らえないのは現場尊重の考え方からではなく、責任ある決定を下すべき立場の人間がいつも責任を取らない体質にあるからじゃないかな? 現場があーだこーだ言っても、上層部が責任はこちらが取ると言って正しい方向に判断を下すべきなのにそれができない。これが昔から日本の組織の悪いところだと思う。
▲51 ▼4
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空気もあるだろうが、基本的に明治以来の日本は世界の支配体制がどうなっているのか、丸切りわかっていなかったのだよ! 日露戦争さえ、ロシア帝国を滅ぼしたい勢力によって、日本は利用されて資金までもらって勝たせてもらったんだということが全然わかっていなかった!ロシアという大帝国によくわからんうちに勝ったことになっていた! でもロシアは負けてはいなかったのだよ! 少なくともロシアは米国の仲裁を受けてやめたかったから講和に応じた!アジアの果てにある小国日本に構ってる余裕はなく、ヨーロッパの英独仏への対応こそ差し迫った課題だったのだ!日本は仲裁国の米への配慮など考える大人の判断力もまだなくて喧嘩にかったガキのようにいい気になった!だから空気に負けたわけではなく、やがてFRBによって米国を裏から支配したロスチャイルドパワーなど知る由もなかったから、彼らの支配下にあった米国によって日露戦争に勝つ前に戻った。
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仙台育英も似た事例がありましたが、各マスコミがイジメ被害者とされる少年の根性焼きの痕を映すなど取り上げていながら出場辞退にはなっておりません。 他校で辞退していない前例があるのだから、今回も大丈夫だと思っていたのかもしれません。
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日本人の「空気を読む」、正しい個人の意見よりも多勢に従うべしと言う特質は本当に強いと思う。その空気が正しい正論なら全く問題無いが、現代においても兵庫県しかりポピュリズム政党問題しかり、フェイク情報や喧伝者により誘導されると非常に不幸な結果になる場合も多い。ビジネスにおいても基幹決定会議に近づくほど、忖度や空気が重要視され、事なかれ主義が横行しているケースが多い。勇気有る者の正論も謗りを受けることが多々有りKYの烙印を押されたりする。そう言う事を言う人に多い付和雷同体質、腰抜け体質に昔本当に多々苦しめられた。 正しい事を堂々と言えない空気、付和雷同に支配されると、プーチンしかりトランプしかり独裁者に思うがままに操られ結果恐ろしいしっぺ返しを食う事を良く考えてほしい。そのくせそう言う人に限りその責任を取らない事も多いから困る。真なる者は勇気も有るし責任もキチンと取る。
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国民の意思を無視して軍部が突き進んだみたく言われてますが、 新聞なんかでも進め進めとか言う空気でしたからね。 開戦しないならしないで腰抜け内閣は退陣しろとか言われたでしょう。
ちなみに太平洋戦争は真珠湾攻撃から始まったと言われてますが、これは2番目の攻撃です。 第1弾は陸軍がイギリス領マレー半島を攻撃したもので、真珠湾より1時間くらい早いです。
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空気は分かる、でもこの話は旧日本軍の当時の正確な内容ではぜんぜんなくて、読めばNHKのドラマと比較して・・・・・・とのことでだった。 なんだ、批判も出ているドラマと安直に較べたり批判したりしないで、史実・エビデンスを持って書いて欲しい。 ドラマの中の空気は脚本家が書いたものです。
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欧米でも「空気」が支配している。 パレスチナ問題でイスラエル政府を批判すると、もれなく「反ユダヤ」とレッテルを貼られる。この「空気」が、過剰ともいえる行為を許してしまった。 日本では「空気」のみだが、海外では「宗教」「民族」が絡み一層複雑になる。日本の「空気」は“同調“だが、海外では“対立“の「空気」になるのだ。 日本は、大衆や為政者の圧力でその「空気」を変えることが出来る。それが海外とは違うところだろう。しかし新たな「空気」の支配であり、正しいとは言い切れないのだ。
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>外敵の攻撃から身内を守るために苦渋の決断としてそうせざるをえなかった、という被害者じみた「空気」を醸し、責任の所在をぼかしたのだ。
それを言っていいのは、本大会(甲子園)開始前辞退まで 予選(地方大会)の途中なりで辞退していたら、それを言っていいよ
そうじゃないでしょと思うのは、「突破できる」「問題にならない」「問題ない」と認識していたこと 先方と係争していない認識だったこと すべて解決したと誤認していたこと
であるから、本大会での途中辞退は、双方(辞退しなくてよい派/辞退すべき派)から大きなパッシングなったわけだ
《学校》という狭い社会で、もはや教育機関とは言えないのなら、PLと同じ道を歩むのみ
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NHKの戦後80年ドキュメントドラマ、シミュレーション。を観ました。やはり今思えば空気ですか。あの席にいた近衛総理は何にも語らなかった。東條は逃げ腰に見える演出でした。こんな奴らが戦争を引き起こし国民を不幸にし、責任を取らず本当に憤りをかんじた。令和の今もそんな空気を感じています。これが日本人の本質か。
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さすがに300万人がお亡くなりになった太平洋戦争と高校野球を同列に語るのは少し違う気がします。古くからの強豪運動部気質という点で論じても良かったのでは。
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高校野球の試合がある度に他の種目ではあり得ない、選手についてや試合の流れについて 大きなメディアで記者が記事にするけれど
同じ高校生として 同じ種目の選手として 同じく集団暴行イジメを受ける可能性 同じく学校や監督に隠匿される可能性 が有り、たまたま被害者にならなかった 高校生自身がどう思うか どうなって行って欲しいと望むのか
何もインタビューせず 触れず、当たり障りのない 美しい高校野球 のイメージを崩さない切り口しか許さない メディアに凄いと思う
PTAの3割は加害者擁護、加害監督擁護に回るという調査結果が有るから これから被害者の二次被害が酷くなる筈だし 被害者の粗探しをする人が続出する筈
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この記事は全体に、戦争責任はリーダー層にはなかったという主張なのだな、と思いながら読みました。
>なぜ大本営は真実を発表しなかったのか。その理由のひとつが、大本営が現地部隊からの報告をそのまま発表していたことだ。
>辻田真佐憲・著『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』によれば、「どんなに熟練のパイロットでも、艦種を誤認したり、希望的な観測で戦果を判断してしまう傾向があった」という。それに加えて、部隊から報告されてきた戦果を大本営報道部がさらに査定するようなことは許されない「空気」もあった。前線で命を賭けて戦っている者たちの言うことを疑うなど何事か、というわけだ。
それ、本当?
報告を「査定する」という言葉遣いにまず違和感を感じ、それを言うなら「事実を確認する」ではないのか?と思いました。
(続く)
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こんにちは、部活内の鉄拳ルールと下の物が上の物に従うと言うルールは、戦後直ぐから始まったんだよね、でそのルールに従わ無い物は、文化部であろうとそれに逸脱した物は、全員から除け者にされたり、教師も生徒と一緒になっていじめに加わる上位げだつの世界は、今に始まった事では、無い、それに自分達の時代は、教師が武装してたから、怒らすと怖かったですから、だって戦後どこの学校でも人数多くてね、言う事聞かないやつが多かったからまぁその名残りがずうっと今まで尾を引いて来たって事だよ
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ついこの間までの「コロナ禍」もそう。ワシは断固として「マスクしない派」で通していた。「どうせこんなものをしていても感染する」と、思っていたからだ。電車やバス等でも強制力がないにもかかわらず「マスクしろ!」の空気が流れ、人の集まるところでは手指消毒液とアクリル板が設けられていた。そんな中マスクもしないで交通機関を利用すると「何だこいつは」という目で見られ、戦時中における「非国民」のような扱いを受けた。「マスクなしの入場はお断り」とまで言われていたが、海外のようにどうせ収束する。その時になって「何だったんだあの頃のマスクは」と皆が思うようになる。とも予想していた。だからむさくるしいマスクなんてしなかった。要するにこの記事で言われている通り「空気」に弱いのが日本人ということだ。
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「空気?」・・・変な単語を持ち出してきたな? 要は日本人の歴史と言うか、DNAに打ち込まれた「うやむやは美徳」「犯人捜しをしてはいけない」「上や長いものには巻かれろ」の性でしょうかね。太平洋戦争にしても日本大学のアメフト問題、今回の広陵野球部問題にしても本当の原因は、一部の人間の自己保身と言うか、自分だけ良ければよい、うまい汁を吸いたいと言う欲が起こした事でしょう・・・無くすには、うやむやに許してはならない。徹底的に排除する風潮を「空気」として、作り上げるべきでしょう。
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『空気』確かにそうかも。 ネット上に溢れる『広陵叩き』の空気。数百人程度かもしれないが、何万人もアンチがいるような空気。今回は出場辞退すべきだったし、県予選の途中での判断も出来たハズ。そこで辞退すれば校長は身内からフルボッコは確定。週刊誌に出なければ逃げられたかも。旭川はちょっと気の毒かな。
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いささか強引に「空気」でまとめようとし過ぎている印象。
>この現場尊重主義と呼ぶべきものは、太平洋戦争中にも発生している。大本営発表だ。…なぜ大本営は真実を発表しなかったのか。その理由のひとつが、大本営が現地部隊からの報告をそのまま発表していたことだ。
とあるが、大本営発表の問題の本質ではないだろう。大本営が国民の士気を気にして悪いニュースを求めていないことを知っているからこそ現場から悪い情報が上がってこなかったのであって、現場尊重主義が悪かった訳ではない、というよりも現場尊重主義なるものは存在しなかったというべきだ。 たしかに日本社会には山本七平のいう「空気」のようなものが存在するのだろう。しかし今になってこの話を持ち出すなら、空気は誰によって、なぜ、どのように作られるかについて踏み込まなければ意味がないだろう。
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空気が原因という説明に、あまり納得しないようにしましょう。
日本中の高校で同じようにいじめが蔓延っているのではないです。
空気にはさらに原因があり、絶対的な支配と隷従です。ゆがんだ上下関係を作った学校を許してはいけません。
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SNSの時代に空気はないでしょう。
高野連にしても広陵高校上層部にしても、彼らが恐れているのは前例世襲が途切れることでも無ければ空気でもない。単に自分たちが得てきた地位と名声が脅かされる状況に右往左往しているだけ。
だって、連中は甘い汁をチューチュー。父兄や球児には苦労をさせてその見返りはプロか大学。しかし、それも彼らの才能と努力によるもので、上層部の功績ではない。
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次にNHKにドラマ化して欲しいのは,日本がウクライナのように侵略された場合にどんな「空気」になるのか?って問題です.太平洋戦争の苦い経験があるので日本が他国を侵略するようなことはないでしょうが,侵略された場合にどうするか?というのは可能性の高い緊急課題だと思います.ウクライナのように徹底抗戦するのか,戦わずに直ちに降伏して侵略者の言いなりになるのか.どうするんでしょうねえ.
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日本人の思考原理、行動原理がよくわかる考察だった。確かに若者の間でもKY(空気読めない)という言葉が否定的に使われていたが、空気という雰囲気によって左右されるのは、年代や時代とは関係なさそうなので、日本人の特質なのかもしれない。空気を読まないと不利益が与えられるという恐ろしい社会が支配するのであれば、如何にしてその空気を作るかに腐心したほうがいいのかもしれない。それができれば天下を取れるかもしれない。
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NHKはあるドキュメンタリーで、ルーズベルトが「いかに日本に最初に攻撃させるかが問題だ」と友人に手紙を送ったことを実際の手紙の証拠とともにレポートしていたのに、なぜこんなドラマを作るのかわからない。NHKの中にも対米追従派と実証主義の人がいるのか?
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現在の空気、世論、そういったものは今はSNSで作られていく。それが内容が実は嘘や、誇張したものであっても、空気になってしまうことが多数ある。実は少数派であっても。昔は新聞だったろうが、今はSNSに変わっただけで、人の本質は何も変わらない。
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まあ空気という生易しいものではなくてクーデターをおこすという強迫観念みたいなもだよね。東條英機でさえアメリカとの戦争には直前まで慎重な姿勢を崩さなかったことでもわかる。広陵については一月に発覚して処分が軽かったにせよ済んでる。だから大丈夫と甘い考えだったんだろうね。空気というか大丈夫まさか蒸かえされるとは思っても見なかった点では戦争よりフジテレビ問題の方がちかいか。
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戦争前の日米は普通に国交があって軍人や民間人など普通に行き来してたんだから、総力戦研究所が出てくるまでもなくアメリカと戦ったら日本は余裕で負けるやろと皆んな思っていた。 日米の国力差は1万円vs100万円と表現した政治家もいたんだし。
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ちなみに広陵は未だに「空気」に支配されたままですよね?。なぜ問題の根本である転校までした被害者生徒に改めて謝罪に出向かず、第三者を入れた事件の検証と再発防止策の策定に尽力する動きを見せないのでしょう?。SNSが発達している今は、ほとぼりが冷めるまで待てば逃げ切れると思っているなら大間違いだ。
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広陵高校の幹部や野球部監督らは、 暫く黙っておけば時間が経てば世間の批判も終息するだろう等と時間が解決するだろうと安易に考え、最後は高校野球界の全体に醜態を晒し、監督部長らも名前を消すことになったのだわ。初期対応の不味さから全国的な批判と醜態を晒し、高校野球界に汚点を残したことは将来的にも消えないでしょう
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>元甲子園球児から「経験したことがないくせに、わかったようなことを言うな」といったクレームが一定数寄せられる。
そういう言葉はヤフコメでもよく見られますね。球児が望んでいるんだから…という言葉も。暑さ対策のためのドーム開催や7回制やタイブレークなどに反対する意見の根拠としてよく見られます。そういう閉ざされた社会だとアップデートされないと感じます。
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既存の権威や権勢や権力の職から、非国民め、とか、他責思考め、とか言われれて個々の人権が萎縮させられる国民性が日本民なのかもしれない。
ということは、多くの不条理なケースは、 空気読まないで逃げたほうが勝ちなのかもしれないな。
同調圧力に屈するのが馬鹿らしくなってきた。
人生とは、ひとりひとりに幸福追求権が有るものです。
高校部活動も官庁も、民衆の人権を憲法を侵さずに守りなさい!
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あの戦争と日清日露との違いは日露までは武士が居た 負けたらどうなるかを知って居た
前の戦争では軍隊が官僚化して居た 学生時代の成績のみで上に上がれる組織に未来はない と思うけどね
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大本営発表も高校野球の暴力も過剰な現場尊重主義というが、現場が上に忖度したとか上の方針に逆らえなくて、現実から逃避したりウソをついたり自分たちだけで分からないように処理しようとしたりしていたと思うよ。
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アイドルが政治家に空気読めてますかって言ってて、ゾッとしたよ。なぜかそれが、鋭く迫ったみたいな評価になってて、またゾッとしたな。 空気読む、忖度する、同調圧力で思考停止してたら、物事の本質に迫れん。物事の本質に迫れん国は、貧乏になるし、勝てん戦争やるし、迷惑や。 空気読む、読まんやなくて、物事の本質に迫ってるかどうかやで。
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何か問題があると、80年前の敗戦になぞらえることが好きな人がいるけど、高校野球と太平洋戦争の敗戦を「空気」でくくってみて、それに納得して、「何から何まで広陵が悪い」という”空気”を作ってるんでないかい?
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NHKを中心にメディアは昔から戦争に絡めて日本社会を批判してきた。会議の中に現れる無言の時間を「やましき沈黙」と揶揄した。これも空気。しかし寛容とは、そうなる事かと。
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「空気を読む」 よく聞く言葉ですが、ともすれば「長いモノには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」になっている事を正当化している様に見えます。 でもそれでは「空気になる」です。 そういう人が自分を正当化する時の常套句が 「皆んなそう言っている」です。 ↑経験上、この言葉を多用する人を信用しない事にしています。
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1回戦出場が悪手と記載ありますが、そうとは全然思えません。 高野連が許可してるので問題ないかと。 辞退する事に問題あったと感じました。
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「『シミュレーション〜』では、もっとも強く開戦反対を叫んでいた総力戦研究所のメンバーに赤紙が届く、というシーンがあった。」。 すごい。「フィクション」ドラマが「史実」のように扱われる。誰かの目論見通り。「フィクション」なら歴史・史実改ざん思いのまま。
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何が「空気」なんだろう? この文章では空気を否定的に書いておきながら、第一次安倍政権の時は異常なくらいに「空気読めない」とか全面肯定したくせに、メディアというのはかくあるようにご都合主義で無責任なことをぬかす。 直近の選挙でも、左翼系が民意を得た時は民意の勝利だと言い、今回のように右翼系が民意を得た時はポピュリズムとぬかす。 あの戦争に突き進んだ一因は、間違いなくこういうオールドメディアの無責任な煽りである。
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今でも当たり前みたいに、空気読めとか 言われるけど、それって強制することか? そんな安易な行動で失敗したら、結局、 みんな不幸になるだけだろう。 いい加減なこと言わないで欲しい。
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その「空気」とはもちろん地球の大気圏最下層を構成する“気体”…ではなく、ただ現在抱く不満を解決してくれると“期待”する無責任な大衆が作り出していく雰囲気ですよね。それで大躍進できた政党もありましたね(笑)
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空気に正体も何もないが、そんな細かいことをいう以前に、話があちこちに飛び回って、全てに根拠の乏しい破綻した文章だな。 コナンのアニオリ回から画と声の良さを引いたみたいな感じかな。
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始まったことが辞められないのはコンコルド効果みたいな話で 日本ではそれに対する思考停止の理由を「空気」というんですよね その空気に流されてさえいれば自らが突出した一次責任者にはなりにくいんですよだから皆それを読もうとするそして大失敗の責任者は誰もいなくて 皆被害者の顔してんの
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「空気」同調圧力とも言えるかも知れない。小学生の自殺も多いらしい。自分らしく自由に生きるには骨が折れる社会だ。
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いじめ原因の自殺した中学生も遺書でこのことに言及。空気が恐ろしいと。あの東条英機も空気を操る事に長けた人だったのかもしれない。
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「空気」で開戦したわけが無いだろう! 何を言っているんだ! 総力戦研究所の報告なんて目新しいものではなく、先発の秋丸機関が既に同様の報告をしており、しかもその報告すら目新しいではなく、秋丸機関にも研究者たちは普通に雑誌に発表していた。 したがって「空気」で開戦したのではなく、少なくとも大正初期の頃から正確な国際情勢分析の元、綿密に練られた計画で開戦したんだよ。 広陵高校の件と一緒にするな!
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「自らの責任で台無しにしたくなかった」このセリフは、開戦の御前会議で陸軍が「日中戦争で20万人もの戦死者を出しているので(ハルノートの撤退要求を呑んだら)国民に申し訳が立たない」と言ったのと同じだ。
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「だから変えよう!」と言うよりも「だからちゃんと読もう」って「空気」が日本社会の特性だと理解して、空気を汚さないように生きるのが一番ラクだな。
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空気に流される。 太平洋戦争開戦もそうだし、今回の広陵の件も。 マスコミは売れれば良いので、事実がどうあれ、空気を読んで国民が喜ぶ記事を書く。 まあ、ナンバーやスポーツ新聞はマスコミではないけれど。
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別に空気で戦争始めたわけじゃないからね 石油止められたから石油無くなって無力化される前にやらざるを得なかったという事情が大きい
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要は無責任でリーダーシップがないということですね。 これが欧米との違いで、彼らに決して勝てない理由の一つかもしれませんね。
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「空気読め」下っ端には必須科目 最悪食いっぱぐれる(ー。ー#)そこをいいことにちょっと先輩だから 仕事できるからとパワハラ三昧 未だにある昭和じゃないんだよφ(-`Д´-*)
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「石破おろし」の「空気」には本人はもとより、森山幹事長、一部の支持者などよく頑張っていると思う。
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戦争前の空気とスポーツの空気は一緒に例えているけどそれこそ訳のわからないこじつけ メジャーにいったかの人は後者の経験がないことが結果をもたらしている とにかくもごしつけの偉そうな記事で不愉快
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日本軍と一私立高校を同列視しての記事は無理があると感じます。広陵高校の場合は空気より前に隠蔽行為が問題じゃないですか?
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戦争前に「空気」を作っていたのはマスコミです。 それは今も同じで選挙結果よりも世論操作の結果の方が大事という「空気」を作ろうと必死です。
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アベノミクスこの道しかない もっと緩和もっと円安 高圧経済だ間違ってない正しいんだ 賃上げだ補助金が正しいんだ
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このNHKのドラマ、BPOに審理申し立てされてたがな。 登場人物の孫が「祖父の実像とあまりにかけ離れている」と怒ったからだそうな。
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コロナのときも空気に支配されてたよなぁ これから脱却しないとこれから先もいろいろあるだろうね
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流れに流されながらも、対岸に辿りつける様になりたいと思います。終戦工作。生き残りの義務かな?
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〇〇文字の~って見出しちょくちょく見かけるけど何度かその手法使ってると目を引くだけで信頼は無くすと思う。 何度か見て、ダイヤモンドかーやめとこ。ってなると思う。
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