( 319866 )  2025/08/28 07:56:10  
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読売新聞は8月27日の朝刊で、日本維新の会の池下卓衆院議員について「公設秘書2人が勤務実態がないにもかかわらず秘書給与を受け取った疑いで東京地検が捜査している」と報じましたが、これは誤報であるとして同日夕方に池下議員に謝罪しました。

池下議員は記事内容が「事実無根」と反論しており、謝罪時に担当者が名前を間違えるという不手際もありました。

議員は誠意ある対応がなければ法的措置を考慮すると述べています。

28日には訂正記事が掲載される予定です。

(要約)

( 319868 )  2025/08/28 07:56:10  
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池下議員に謝罪した読売新聞の担当者(27日午後5時ごろ・大阪府高槻市) 

 

 読売新聞は8月27日の朝刊の1面で、“日本維新の会の池下卓衆院議員の公設秘書2人について勤務実態がないにもかかわらず秘書給与を受け取った疑いで、東京地検特捜部が捜査している”と報じましたが、「誤報だった」として、27日夕方に池下議員本人に直接謝罪しました。 

 

池下卓衆院議員(8月27日) 

 

 読売新聞は8月27日の朝刊の1面で、日本維新の会の池下卓衆院議員(大阪10区)をめぐり、“公設秘書2人が、勤務実態がないにもかかわらず国から秘書給与を受け取った疑いがあり、池下氏本人も勤務実態がないのを把握していた可能性があるとして、東京地検特捜部が捜査している”と報じました。 

 

 これに対し、池下議員側は「事実無根」と反論していました。 

 

 27日午後4時ごろ、読売新聞東京本社の編集局次長らは池下議員の事務所(大阪府高槻市)を訪れ、「記事は誤報だった」として、議員本人に直接謝罪しました。 

 

 あす28日の朝刊の紙面で、訂正記事を掲載するということです。 

 

MBSニュース 

 

 読売新聞グループ本社広報部は、MBSの取材に対し、次のように回答しました。 

 

「本日付本紙朝刊1面で、池下卓衆院議員に関して『公設秘書給与 不正受給か 維新衆院議員 東京地検捜査』との見出しで報じた記事について、当社は近日中に東京地検の強制捜査等があると考えて報じましたが、実際には石井章参院議員が対象でした。強制捜査の対象を誤っており、池下議員および関係者の皆様にお詫びいたします。28日付朝刊1面でお詫びの記事を掲載します」 

 

読売新聞の謝罪を受けて報道陣の取材に応じる池下議員(27日午後5時ごろ) 

 

 謝罪を受けた後に報道陣の取材に応じた池下議員によると、読売新聞の担当者は謝罪時に池下議員の名前を「タケシタ」と言い間違えたということです。 

 

 池下議員は「一大メディアである読売新聞が、大きな誤報を出したことは非常に遺憾」として、誠意ある対応がされない場合は法的措置も検討するとしています。 

 

 

 
 

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