( 320731 )  2025/09/01 04:18:20  
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自民党の稲田朋美元防衛相が31日のBSテレ東の番組に出演し、参院選での大敗を受けて党内から石破茂党総裁に対する辞任圧力が高まっていることに触れました。

彼女は、現在の執行部と石破氏の問題だけでなく、もっと根深い問題が存在すると指摘し、政治と金の問題に対しても明確なけじめが必要だと述べました。

また、旧安倍派のメンバーによる石破降ろしに対する国民の違和感を理解しつつ、参院選大敗の責任を明かにしないことにも疑問を投げかけました。

総裁選の前倒しについては、自民党の党員の意見を重視する必要があると述べ、自分自身の意見には言及しませんでした。

(要約)

( 320733 )  2025/09/01 04:18:20  
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稲田朋美氏(2013年撮影) 

 

 自民党の稲田朋美元防衛相(66)が31日放送のBSテレ東「日曜サロン」(日曜前9・30)に出演。参院選大敗を受けて党内から石破茂首相(党総裁)の辞任圧力が強まっていることに言及した。 

 

 選挙結果を巡って「今の執行部と石破総裁だけの問題ではなくもっと根深い。人気者に表紙を変えたら支持が戻るということではない」と指摘。政治とカネの問題も含めて「1つ1つのことを明確にけじめをつけるのが重要だと思う」と話した。 

 

 旧安倍派の稲田氏だが、同派所属だった議員が中心となっての“石破降ろし”に「(裏金問題で)責任を誰も取らず、その人たちが石破降ろしをしているっていうふうに国民の皆さんが見て“これ、何なんだ”というのは私はその通りだと思う」と国民が感じる違和感や反発に理解を示す。 

 

 一方で、参院選大敗の「責任を誰も取らないのか、何が悪かったのか明らかにしないのかっていうのは本当にある」とした。 

 

 総裁選前倒しの是非を聞かれると「日本の総理大臣を降ろすという凄く大きな話ですよね。自民党は議員だけの党じゃなくて、野党時代に自民党が強かったのは地方の組織や党員が“頑張れ”と言ってくれたから政権を取り戻せた。100万人の党員の意見を聞くべきだと思う」と話し、自身は「今はしっかり(地元の)意見を聞いているところ」と意向を明らかにしなかった。 

 

 

 
 

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