( 321058 ) 2025/09/02 04:55:09 0 00 熊本県八代市長選で拳を突き上げて支援者らと当選を喜ぶ小野さん
8月31日投開票の熊本県八代市長選で、4選を目指した自民、公明両党推薦の現職・中村博生氏が無所属の新人・小野泰輔氏に大差で敗れた。参院選での惨敗後、石破内閣の支持率は上昇傾向に転じたとはいえ、選挙結果には結びつかない現状が浮き彫りになった。
同県副知事や日本維新の会の衆院議員を務めた小野氏の得票は3万6641票で、中村氏は2万1973票だった。中村氏は8月10~11日の熊本の記録的大雨による災害対応にもあたっていた。自民幹部は「行政の継続性の観点から現職が有利とみていた。自民離れは深刻でショックだ」と語った。
石破首相周辺は、報道各社の内閣支持率を根拠に「党内世論と国民世論は違う」とし、首相が一定の支持を得ていると主張している。党ベテランは「自民に投票しない支持層が多いのだろう。選挙で勝てないと意味がない」と指摘した。
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