( 321213 ) 2025/09/02 07:34:42 0 00 熊本放送
自宅で教え子にわいせつな行為をし、その様子を撮影したなどの罪に問われていた38歳の男の教諭に、熊本地方裁判所は懲役6年の判決を言い渡しました。
判決によりますと、熊本県山鹿市の中学校教諭、福田怜史被告(38)は、2020年7月から2024年8月までの約4年間に、9歳から15歳までの教え子など8人に対し、自宅で寝ている間に下半身を触るなどのわいせつな行為をした上、その様子をスマートフォンで撮影するなどしていました。
撮影した動画や写真のデータは4500件以上に上ります。
9月1日の判決で、熊本地方裁判所の中田幹人裁判官は「被害者らを誘って自宅に宿泊させるなどして行為に及んだ。被害者や保護者から信頼されていることを利用した卑劣な犯行で、常習性が認められる。多数回被害を受けた人もいて、被害結果は重い」などと指摘しました。
一方、すでに6人の被害者と示談が成立していることや、福田被告が医療機関の性犯罪治療プログラムを受けるなど「更生に努める」と話したことなどから、懲役9年の求刑に対し、懲役6年の判決を言い渡しました。
熊本放送
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