( 323181 )  2025/09/10 04:56:15  
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小泉進次郎農相は、政府備蓄米の制度見直しを検討しており、一定年数保管したコメを主食用として定期的に放出・販売する可能性を示唆した。

これにより、安価なコメを消費者に提供できる狙いがある。

現在の備蓄米は「棚上げ備蓄」方式で管理されており、今年は価格高騰を抑えるために緊急措置として市場に放出されている。

販売価格は5キロ当たり約2千円程度。

(要約)

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記者会見する小泉農相=9日午前、農水省 

 

 小泉進次郎農相は9日の閣議後記者会見で、政府備蓄米の制度を将来的に見直し、保管して一定年数が経過したコメを主食用として定期的に放出、販売することも選択肢だと述べた。割安なコメを継続して消費者に提供する狙い。コメ価格の高騰が続き「消費者の中には(5キロ当たり)2千円台でないと買えないという方がいる」と強調した。 

 

 備蓄米は現在「棚上げ備蓄」という方式を採用し、倉庫に数年間保管した後、コメの市場価格に影響を与えないように飼料用米として販売するのが原則。今年は価格高騰を抑えるため、緊急措置で備蓄米を市場に放出している。随意契約での放出分は5キロ当たり2千円程度で販売されている。 

 

 

 
 

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