自民党総裁選に出馬する茂木敏充氏は、衆参両院で少数与党の状況を受けて、連立政権の構築に向けた話し合いの必要性を強調した。また、野党の消費税減税に対しては厳しい考えを示し、減税と成長による所得増加の関係についての議論の重要性を指摘した。(要約)
茂木氏(10日)
自民党総裁選への出馬を表明した茂木敏充・前幹事長は12日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、衆参両院で少数与党に陥っている状況を踏まえ、「基本方針が一致できる政党と、連立を広げる話し合いをやっていかないといけない」と強調した。
一方、野党各党が参院選の公約に掲げた消費税減税に応じるのは、「かなり厳しい」との考えを示した。「減税によって所得が増えるのか、それとも成長によって所得が増えるのかという議論が重要だ」とも語った。