( 324471 )  2025/09/15 04:44:08  
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環境省は、東京電力福島第1原発事故に関連して福島県内で発生した除染土を、霞が関にある3省庁の花壇に使用する作業を公開した。

この取り組みは、放射性物質の濃度が低い土を公共工事で再利用する方針の一環であり、国民の理解を得ることを目指している。

今回の除染土の利用は約45立方メートルで、政府は中央省庁9カ所での利用計画を策定している。

省庁での活用は現在調整中である。

(要約)

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経産省の花壇に入れられる東京電力福島第1原発事故の除染土=14日午前 

 

 環境省は14日、東京電力福島第1原発事故に伴い福島県内の除染で発生した土を、東京・霞が関の同省など3省庁にある花壇に入れる作業を報道陣に公開した。政府は放射性物質濃度が低い土を公共工事などで再利用する方針を掲げており、省庁で率先して活用し、国民の理解を得たい考え。県外での利用は7月の首相官邸に続き2例目。 

 

 環境省によると、花壇は同省、経済産業省、復興庁がそれぞれ入る庁舎にあり、除染土の利用量は計約45立方メートル。14日までに中間貯蔵施設(同県大熊町、双葉町)から運び込んだ。 

 

 政府は8月、中央省庁9カ所での利用などを盛り込んだ工程表をまとめた。残る省庁での活用は調整中だ。 

 

 

 
 

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