( 324556 ) 2025/09/15 06:22:49 1 00 2028年に登場予定のトヨタ GRセリカは、ミドシップ4WDの駆動方式を採用すると発表され、その特別感から期待が高まっている。 |
( 324558 ) 2025/09/15 06:22:49 0 00 2028年登場予定のトヨタ GRセリカは、駆動方式にミドシップ4WDを採用するという。ミドシップの希少性と特別感で、ますますセリカが楽しみになってくる。ここでは、2025年までに販売された日本のミドシップ車をご紹介する。
※本稿は2025年8月のものです 文:永田恵一/写真:ホンダ、トヨタ、マツダ、ベストカー編集部 ほか 初出:『ベストカー』2025年9月26日号
ここでご紹介する、販売された日本車ミドシップモデルの数だが、一部が抜けていたとしても30車には届かない。
これまで登場した歴代の日本車の数を考えれば、この少なさこそ「スペシャル」である証明。なかには市販を断念して1台だけ登録されたモデルもある!!
当時の軽トラTN360の基本コンポーネンツを使い、ドアはバーで代用するなど、いかにも楽しげなモデルながら、販売は超低調だった。
当時のカローラのパワートレーンを使った横置きミドシップ。Tバールーフの設定など軟派な面も持ち、後期型で1.6Lスーパーチャージャーも追加。
セリカのパワートレーンを使うなど、2代目は車格を向上。1型のターボ車は危うい面もあったが、5型までの改良で完成度を高めた。
エンジンは1列目下に75度傾け搭載し、短いノーズを持つ画期的なミニバンで、高コストなどの難点もあったが、素晴らしい操安を実現。
ポルシェ 911やフェラーリ 328をターゲットにしたエンジン横置きミドシップ。優れた基本設計と改良の賜物で15年生産された。
エンジン横置きミドシップ+オープンの軽スポーツ。3連スロットルながらNAのため速くはないが、バイク的楽しさが魅力だった。
エンジン横置きミドシップ+ガルウイングドアという軽スポーツで、物珍しさはあったが、走りはトリッキーだったのも事実だった。
アルミモノコック+FRP製ボディに日産SR20DEを横置きミドシップに搭載した、トミーカイラ初のオリジナルカー。
衝突安全性と広いキャビンの両立のため、エンジン縦置きミドシップ+4WDのパワートレーンを床下に搭載したユニークな軽だった。
Zのパワートレーンも使った軽1BOXカー。Zのパワートレーン「も」としたのは、驚くことにミッションによりエンジン縦置きと横置きがあるためだ。
MRシリーズの3代目は1.5L・NAエンジンのみで、リアの荷室なしとシンプルなモデル。実用性は低いが楽しいオープンだった。
トヨタテクノクラフトの手による、3型以降の2代目MR2のNA車をベースにしたオープンカー。ソフトトップは簡易なものだった。
エンジン横置きのバモスのパワートレーンを使った軽トラで、短いノーズ+タイヤが前にあるのはアクティ史上この3代目だけとなる。
MR-Sをベースに150台限定でリリースされたコンプリートカー。モディによるエクステリアデザインはMR-Sとは別物だった。
トミーカイラZZを開発した部門を買収したASLによる、日産SR20VEを横置きに搭載したスポーツカー。惜しくも市販を断念し、1台登録されたのみ。
「雰囲気を楽しむファッションスーパーカー」というコンセプトで開発され、パワートレーンはトヨタ製3.3L、V6(横置き)+5速AT。
もとは本田技術研究所の50周年記念「新商品企画提案」1位となった企画から生まれた。EVのショーカーを経て、ホンダらしい軽スポーツとして市販化。
2代目はエンジン縦置きミドシップの3.5L、V6ターボ+3モーター(前2・後1)のスーパーカーに移行。ブランド力の低さなどにより短命だった。
スポーツカーを中心に見ていくと、メリットはなんといっても重たいエンジンが車体中央付近にあることによる鋭い回頭性や、トラクションのよさをはじめとした運動性の高さだ。
デメリットもスポーツカーを中心に見ると、ノーズにエンジンがないだけに限界近くのコーナリングでは前後をスイートスポットに入れるのが難しい点、直進安定性も高めにくいことが浮かぶ。
また、スポーツカーでは4シーター化も難しく、スポーツカー以外も含めコストは高く、整備性がよくないことも多い。
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