( 326896 )  2025/09/24 06:12:49  
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佐賀県の山口知事は、西九州新幹線の開業から3年を迎えるにあたり、一定の効果が出ていると評価しました。

しかし、武雄温泉駅から九州新幹線までの未整備区間については課題があると認識しています。

山口知事は武雄温泉駅を地域の中心とし、街の発展に努める意向を示したほか、嬉野温泉駅の停車本数の改善にも取り組む意向を表明しました。

また、長崎県とJR九州との協議を進める考えも示し、フリーゲージトレインの断念について国に対する不満を述べました。

(要約)

( 326898 )  2025/09/24 06:12:49  
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山口知事 

 

 西九州新幹線(武雄温泉―長崎間)が開業して23日で3年になるのを前に、佐賀県の山口知事は22日、報道陣の取材に応じ、「一定の効果は出ていると思う」と所感を述べた。一方、武雄温泉駅から九州新幹線までの「未整備区間」を巡る議論については「結節点を導くのは難しい状況だ」との考えを示した。 

 

 山口知事は、武雄温泉駅を「西九州のハブ」と位置づけ、「さらに街全体が伸びるように努力したい」と述べた。嬉野温泉駅については、停車本数の少なさを指摘し、「できれば全部停車してもらえるよう努力をしていく」と述べた。 

 

 今後の協議については、「原点に立ち返って、(長崎県とJR九州との)地元の3者でさらに協議を進める」とした。一方、在来線を活用する「フリーゲージトレイン」(FGT)を断念した国に対しては、「我々は被害者」としたうえで、「国からの動きが今のところない」と述べた。 

 

 

 
 

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