( 327493 ) 2025/09/27 03:47:38 0 00 上野千鶴子氏(2025年4月撮影)
社会学者で元東大名誉教授の上野千鶴子氏(77)が26日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。国際協力機構(JICA)が同日、国内の4つの地方自治体を「JICAアフリカ・ホームタウン」と認定した事業を白紙撤回したことについて、持論を述べた。
同事業は地域活性化や人材交流を目的に、愛媛県今治市がモザンビーク共和国、千葉県木更津市がナイジェリア連邦共和国、新潟県三条市がガーナ共和国、山形県長井市がタンザニア連合共和国のホームタウンに認定された。ただナイジェリア政府や海外メディアなどが「日本が特別ビザを用意する」などと発信。事実上の移民政策ではないか、との懸念がSNSで広まり、JICAや各自治体、海外政府やメディアも釈明や訂正をする事態となっていた。
上野氏は「デマに屈したJICA.ホームタウン事業を撤回」と言及。「誤解だと突っぱねればよいのに」と撤回に反対する思いを明かした上で、「政治家も政党も軒並み外国人『対策』へ。こうやって社会の空気が急速に変わる」と懸念を示した。
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