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セブン銀行は9月26日に伊藤忠商事との資本業務提携を発表し、伊藤忠の子会社であるファミリーマートの店舗にセブン銀行のATMを設置することを決定しました。

伊藤忠はセブン銀行の株を取得し、保有比率は16.34%となり、第二位の大株主となります。

さらに、議決権ベースで20%を目指す意向を示しており、その場合、セブン銀行は伊藤忠の持ち分法適用関連会社となる見込みです。

これにより、両社はATM設置費用や現金充填に資金を使用し、クレジットカードや決済に関する業務提携も進めていく予定です。

ファミリーマートはこの提携によりキャッシュレス決済の利便性を向上させる方針です。

(要約)

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 9月26日、セブン銀行は伊藤忠商事との資本業務提携契約の締結を決議したと発表した。写真は伊藤忠商事のロゴ。2016年11月、都内で撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai) 

 

Kentaro Okasaka 

 

[東京 26日 ロイター] - セブン銀行は26日、伊藤忠商事との資本業務提携契約の締結を決議したと発表した。伊藤忠の子会社ファミリーマートの店舗にセブン銀のATMの設置を開始する。 

 

伊藤忠に対し第三者割当による自己株の処分を行い、伊藤忠による持ち株比率を16.34%とする。伊藤忠は保有比率で第2位の大株主となる。伊藤忠は市場買い付けなどにより議決権ベースでの保有比率を20%とする意向で、実現すればセブン銀は伊藤忠の持ち分法適用関連会社になる見込み。 

 

自己株処分による調達資金約513億円は、新たなATM設置費用や現金充てんに充てる。両社はクレジットカードや決済、その他の金融事業でも業務提携や資本提携を協議する。 

 

セブン銀は、自社が培ったATMやリテール金融サービスのノウハウを伊藤忠商事のビジネス基盤と連携させ、新たな金融サービスの創出・提供を目指すとしている。 

 

ファミリーマートも同日、セブン銀との提携を通じ、ATMでの各種キャッシュレス決済の現金チャージ機能が利用可能となるなど、利便性向上を図っていくと明らかにした。 

 

 

 
 

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